「Facebookページ運用状況アンケート調査」の結果を発表

~5割の企業が効果を実感するも「ファン数」や「予算」「社内の理解」など課題は様々、2013年も「現状維持」で“具体的な効果”を目指す~

ソーシャルメディアマーケティング事業を手がけるアライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中村壮秀、以下アライドアーキテクツ)は、運営するブログメディア「ソーシャルメディアマーケティングラボ」(以下SMMラボ)で、企業におけるFacebookページ運用担当者を対象に「Facebookページ運用状況」に関するアンケート調査を実施いたしました。

◆SMMラボ:【アンケート調査結果大公開!】Facebookページ運用担当者必見!~Facebookページ運用状況アンケート調査~
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近年、国内におけるFacebookユーザーの急激な増加に伴い、Facebookを活用した企業のマーケティング施策への関心が高まっています。SMMラボでもこれまで、Facebookページの運用担当者に向けたコンテンツを多数提供してまいりましたが、Facebookをマーケティングに活用する目的や、運用にかかる人数・時間・予算、運用に伴う課題や悩みなど、より具体的な運用状況を調査すべく企業Facebookページの運用を行う担当者を対象にアンケート調査を実施しました。回答者数は82名と少人数ながらも、実際の運用担当者ならではのリアルな「本音と実態」が浮き彫りになりました。

■所管部署は「マーケティング部」がトップ、担当者の人数は「1人」が最多

企業でFacebookページの運用を所管する部署は「マーケティング部」が34%で最多となり、次いで「事業部・営業部」(28%)、「広報部」(23%)、「広告・宣伝部」(22%)の順となりました(複数の部署にまたがる場合あり)。

運用にかかる人数は「1人」という回答が全体の約半数にのぼったほか、1日当たりで担当者が運用に割く割合は「10%未満」(68%)が最多となり、大多数の企業において、少人数の担当者が他業務と兼務しながら運用を行っていることが分かります。

また、運用の目的は「広報」(65%)、「認知拡大」(56%)、「ブランディング」(49%)が上位を占める結果となりました。昨今、商品開発や顧客満足度の向上、ユーザーサポート等、Facebookページをあらゆる面で活用する企業に注目が集まっていますが、まずは「広く知ってもらう」ことに重点を置く企業が多いと考えられます。

■運用にかかる年間予算は「50万円未満」が大半、ただしファン数によって差も
運用にかかる予算規模については、「年間50万円未満」(77%)がトップとなり他の回答を大きく引き離しています。その一方で、ファンが1万人を超える企業では「年間300万円以上」という回答が40%にも達しており、ファン数によって予算には大きな差があることが分かります。ただ、自社のマーケティング/広告費全体におけるFacebookページ運用予算の割合については「0~3%未満」(71%)が圧倒的に多く、年間で用意されている広告費用に対して、Facebookマーケティングの予算はまだほんの一部であることが窺えます。

■半数が効果を実感、内容は「認知度の向上」がトップ
運用による効果について、47%の人が「大変効果が出ている」「まぁ効果が出ていると思う」と回答しており、効果測定が難しいとされるFacebookマーケティングにおいても半数の企業が一定の効果を実感していることが分かりました。
効果の具体的な内容は「ブランドの認知度が上がった」が30%で最多となり、次いで「自社サイトへのトラフィックが増えた」(28%)、「顧客と直接コミュニケーションを取れるようになった」(20%)、「新規顧客が増えた」(17%)と続き、認知拡大のみならず様々な効果が挙げられています。


■悩みは「いいね!がなかなか増えない」が最多。O2Oなど新たな施策にも関心

一方で、運用を通じて担当者が感じている悩みは、「いいね!がなかなか増えない」(51%)が最多。次いで、「投稿への反応(いいね!、コメント、シェア等)が少ない」(37%)、「自社のターゲットに合ったファン層が増えない」(22%)、「運営の時間が取れない」(21%)と続いており、総じて「ファンの人数やアクションの増加」を課題と捉えていることが分かります。
さらに、ファンの増加を目指して取り組んでいる施策については、54%が「ウォール投稿の精査」と回答。次いで「Facebook広告の出稿」(34%)、「Facebook上での懸賞キャンペーン等」(29%)と続き、自身の投稿内容の改善や広告出稿、キャンペーン等、無料から有料に至るまであらゆる施策を講じてファンの獲得に努めています。
また、今後やってみたいこととして「店頭ポップにて告知」や「イベントとの連携」といったO2O(Online to Offline)施策も挙がっており、新たな取り組みへの関心の高さも窺えました。

■社内の理解度は企業によって様々
ソーシャルメディアマーケティングはまだ新しい手法であり、効率化には社内における理解の促進が重要であると考えられていますが、社内の理解度をどのように感じているかという質問に対しては「非常に理解されている」「まぁ理解されている」と回答した人が54%にのぼり、予算や時間、人員は必ずしも潤沢ではないものの、社内における理解が広がりつつあると考えられます。一方で、34%の人はまだ「あまり理解されていない」「全く理解されていない」と回答しており、企業によってFacebookマーケティングへの理解度には落差が生じていることが分かります。

■2013年は現状を維持、またはリソースの増加で “さらなる効果向上”に期待
2013年以降、ページの運用にかける予算については「現状維持」が65%、次いで「増やす意向」が29%にのぼりました。また、人員についても「現状維持」が80%、次いで「増やす意向」が15%と回答。いずれも多くの企業がFacebookページの運用にかける予算・人員について「現状維持またはリソースの増加」を行う意向があると回答しました。


また、「今後Facebookページでやってみたいこと」については、「写真コンテストなどのユーザー参加型キャンペーン」と「モニター・アンケート調査」が39%で最多、次いで「プレゼント等の懸賞キャンペーン」(38%)、「ファンと一緒に商品開発や改善」(29%)が上位となり、ページ運用を通じて集まったファンに参加してもらえるような取り組みに多く関心が集まっています。

2012年にはまだFacebookマーケティングの“具体的な効果”を感じられなかった企業であっても、限られた予算や人員を最大限に活用し、より具体的な効果を目指して2013年も引き続きFacebookページ運用に取り組んでいくという意向が感じられる結果となりました。

アライドアーキテクツでは今後も、SMMラボにおいてソーシャルメディアマーケティングに関する最新の情報およびデータの収集・発信を行い、国内におけるソーシャルメディアマーケティング市場の発展に貢献してまいります。


<「Facebookページ利用企業 運用担当者アンケート調査」実施概要>
・調査期間 :2012年10月~11月
・調査対象 :企業においてFacebookページの運用に携わっている方
・対象者条件:アンケートの回答にはFacebookアプリ「モニプラ」のインストールが必要
・有効回答数:82名
・調査主体 :アライドアーキテクツ株式会社

※調査結果の詳細はSMMラボ(リンク)で公開しています。

<関連サイト>
・Facebookキャンペーンアプリ「モニプラ for Facebook」(法人向けサービス)
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・Facebookアプリ「モニプラ」(Facebookユーザー向けサービス)
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<著作権表記>
Copyright (c) 2012 Allied Architects, Inc. All rights reserved.

【アライドアーキテクツについて】リンク
アライドアーキテクツは、“ソーシャルテクノロジーで、世界中の人と企業をつなぐ”というコンセプトの下に展開するソーシャルメディアマーケティング&ソリューションカンパニーです。2008年にソーシャルメディアマーケティング(SMM)事業を開始以来、これまでに2,000社を超える企業のSMMを支援しており、特にソーシャル上におけるキャンペーン支援の分野では有数の実績を有しています。2011年にはFacebookに特化したキャンペーンアプリサービス「モニプラ for Facebook」の提供を開始し、大手企業を中心に1年半で350社超のFacebookキャンペーン構築・運用を支援。同種サービスとしては国内最大規模に成長しています。

【ソーシャルメディアマーケティングラボとは】リンク
ソーシャルメディアマーケティングラボ(SMMラボ)では、Facebookを中心に、ソーシャルメディアマーケティングに関する国内外のニュースや、弊社が実際に手がけた事例の具体的なデータ・運用のヒント、業界のオピニオンリーダーや企業マーケターへのインタビューなどをご紹介しています。

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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