抗ストレス素材~酵素処理アスパラガス抽出物「ETAS(TM)」に新しい機能性

株式会社アミノアップ化学 2012年12月07日 17時13分
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株式会社アミノアップ化学は、抗ストレス素材「酵素処理アスパラガス抽出物“ETAS”」の新たな機能性として“睡眠改善効果の可能性”と“HSP70発現誘導効果、神経細胞保護効果”の示唆についてをそれぞれ学会にて発表することが決定いたしました。

■「栄養補助食品・機能性食品国際学会(ISNFF)2012」ランチョンセミナー
~ETASに睡眠改善効果の可能性示唆~

【日時】 2012年12月2日(日)~6日(木)
【場所】 アメリカ(ハワイ)
【演題】 A novel function of enzyme-treated asparagus extract: Its effectiveness for stress reduction, and potential use for prevention of sleep disorders
(酵素処理アスパラガス抽出物の新たな機能:ストレス軽減、睡眠障害予防)
【演者】 西平 順 教授(北海道情報大学)
【URL】 リンク

12月2日(日)~6日(木)アメリカ・ハワイ州にて、食品や天然物に由来する素材の機能性に関する学術集会「ISNFF(The International Society for Nutraceuticals and Functional Foods) 2012 Conference and Exhibition」が開催されました。

本会ランチョンセミナーにおいて、北海道情報大学の西平順教授より、ETASの抗ストレス効果に関する講演が行われました。これまでに、ETASには自律神経バランスを整える作用や細胞修復機能を有するHSP(ヒートショックプロテイン)の発現を誘導する作用が認められていますが、今回の講演ではヒト介入試験における新たなエビデンス、睡眠改善効果についての研究が発表されました。

現代のストレス社会において、様々なストレス対策や予防策が模索されている昨今、医薬品ではなく気軽に摂取できる食品によって睡眠に対する不満を改善させることができれば、日常的な心身の健康維持のために大変利用価値が高いと期待されています。

<ISNFFとは>
「健康増進および疾病リスクの軽減における食品の役割」に関する理解を深め、食品利用の有用性に関して科学的な裏付けとなる情報を発信することを目的としている国際的な学会です。世界各国の大学、企業および国立機関に所属する研究者による口頭発表、ポスターセッションと共に、企業・団体展示用ブースが併設され、製品の紹介や活動報告、そして各分野の情報交換が行われます。


■「第16回日本統合医療学会(大阪大会)」
~ETASにHSP70発現誘導効果、神経細胞保護効果示唆~

【日時】 12月8日(土)~9日(日)
【場所】 大阪大学コンベンションセンター
【URL】 リンク

来る12月8日、大阪大学にて「第16回日本統合医療学会(大阪大会)」が開催されます。
本会ランチョンセミナー「HSP(Heat Shock Protein)と健康」において、札幌医科大学の鳥越俊彦准教授がHSPに関する総論について、杏林大学の櫻井拓也講師がETASのHSP70発現誘導効果および神経細胞保護効果について講演されます。また、一般演題では株式会社アミノアップ化学研究部より、同じくETASの抗ストレス効果に関する研究発表が行われます。

<ランチョンセミナー「HSP(Heat Shock Protein)と健康」>
【演題1】 熱ショックタンパク質と健康
【演者1】 鳥越 俊彦 (札幌医科大学 医学部 病理学第一講座 准教授)
 
【演題2】 酵素処理アスパラガス抽出物ETASによる抗ストレス作用
【演者2】 櫻井 拓也 (杏林大学 医学部 衛生学公衆衛生学教室 講師)
 
<ポスター発表>
【演題1】 酵素処理アスパラガス抽出物(ETAS)の抗ストレス作用
【演者1】 高成 準 (株式会社アミノアップ化学 研究部 学術開発室 研究員)

本研究の成果は、統合医療の一助として貢献する可能性があり、今後アミノアップ化学社では、ETASにおけるHSP70発現誘導効果とこれまでに明らかとなっている自律神経調節作用や睡眠改善効果をはじめとする抗ストレス効果との関係について、引き続き検証する予定です。

<日本統合医療学会とは>
伝統医学や相補・代替医療の有効性や安全性を解明し、近代西洋医学との統合医療の体系化を学問的に作り上げていくことを目的として、毎年、民間療法やサプリメント等に関する学会およびシンポジウムを開催しています。


■HSP(ヒートショックプロテイン)について
ヒートショックプロテインは、熱ショックタンパク質=ストレスタンパク質(HSP)と略されます。細胞や個体が平常温度より5~10℃程度高い温度変化を急激に受けたときに、合成が誘導されるたんぱく質群の総称のことをいいます。

HSPはその分子量によってそれぞれ名前が付けられていますが、今回アミノアップ化学社が発表した物質はHSP70と呼ばれる分子量70kDaのタンパク質です。

このHSP70の発現は、熱ストレス、細菌感染や炎症、アルコール、紫外線などによって誘導されますが、特に最近では温泉浴などによってHSP70が誘導されることが話題となっています。
[参考:生化学辞典第2版]


■ 酵素処理アスパラガス抽出物(ETAS)について

アミノアップ化学社では、HSP70誘導物質としてすでに特許を出願しているETASについて、工業レベルでの生産体制を確立し、ストレス社会に対応できる新しい健康食品素材として2012年度に上市しました。

国内外の大学および研究施設との共同研究が実施または計画され、抗ストレス効果に関する新しいエビデンスが、今後続々と明らかになると予想されます。

さらに、このアスパラガスは北海道産を用いるために、今後の北海道農業、食品産業分野の発展に寄与できるものとして期待が寄せられています。

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