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静音・小型・高精度のオートメーション機器を実現する業界初のデジタル・モータ制御用ICを発表

STマイクロエレクトロニクス 2012年11月28日 09時30分
From PR TIMES



多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、産業機器向け
スタンダードICのトップ・サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:
STM、以下ST)は、ファクトリ・オートメーションや医薬品製造といった分野で
使用される高精度な駆動装置や位置制御装置の静音化・小型化・軽量化・簡素化・
効率化に貢献する最先端のデジタル・モータ制御用ICを発表しました。

STは、ロボット・システム、産業オートメーション機器、舞台照明、監視カメラ、
カメラ用フォーカス・システム、ミシン、位置・回転制御機器といった精密機器
を開発する主要顧客と協力し、新しいモータ制御用ICであるcSPINの導入に向け
た活動をすでに行っています。いずれの場合においても、小型かつ軽量のcSPIN
は、複数のICを必要とする従来のソリューションより、低コストかつ高速応答す
る機器を実現します。また、電流検出のためのシャント抵抗が不要になり、抵抗
による電力損失を低減できるため、システム全体の効率向上に貢献します。

cSPINは、回転速度の精密な制御を可能にします。こうした機能は、医療用試料等の
液体調合を正確かつ反復して行う際に特に重要となります。また、スムーズで
静かな動作は、研究所や病院施設といった静かな環境での使用に最適です。

2相ステッピング・モータ向けのマイクロ・ステッピング制御用ICとしては世界
初の製品であるcSPINには、既存製品を上回る技術的優位性が複数あります。
まず、メイン・コントローラとの通信には、標準シリアル・ペリフェラル・
インタフェース(SPI)を介した高度なコマンドが使用されます。次に、モータ・
パワーステージ用の内蔵ゲート・ドライバ回路は、動作電圧範囲が8Vから85Vで
あるため、各種機器の電力範囲を最大300Wまで拡張することができます。さらに、
STのデジタル・モータ制御用ICは、共振防止などの既知の課題を解決できるよう
に最適化されているため、非常に滑らかで静かなモータ動作を実現します。

cSPINファミリは、演算・制御・インタフェースの機能のすべてを1チップで実行
するため、モータ制御用ソフトウェアを別途必要としない簡素化されたシステム
設計を可能にします。競合ソリューションは、ソフトウェアや複数のICを要する
ディスクリート構成であるため、アプリケーション開発を行う前にまずこれらを
設計に組み込むことから始める必要があります。一方cSPINの場合、制御用ICを
実装済みのSTの評価ボードを使用して速やかにステッピング・モータを駆動でき
るため、試作品を迅速に用意することが可能です。

cSPINの特徴
・デジタル・モーション・エンジン、ゲート・ドライバ、SPIインタフェースを
 1チップに集積
・速度制御と位置決めをプログラム可
・過熱、低バス電圧、過電流、モータ・ストール検出などの保護機能
・SPIインタフェース(5Mbit / 秒)
・ゲート・ドライバの設定をプログラム可
・逆起電力補正機能による革新的な電圧モード制御(L6480)
・自動適応型減衰モードによる高度な予測型電流モード制御(L6482)
・待機時低電流

今回発表されたcSPINファミリには、最大1/128のステップ分解能でのマイクロ・
ステッピング動作をサポートするL6480と、予測的制御アルゴリズムおよび自動
適応型減衰モードを備えたL6482が含まれます。

両製品とも量産可能で、単価は1000個購入時に約3ドルです。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様
なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。
エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアから
スマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や
遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍していま
す。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の
実現に取り組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい情報
はSTのウェブサイト( リンク )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・パワー製品グループ
TEL:03-5783-8250 FAX:03-5783-8216

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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