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多機能電力計 エコパワーメータ(KW9Mシリーズ)を製品化

パナソニック 2012年11月27日 15時42分
From PR TIMES



パナソニック デバイスSUNX株式会社(本社:愛知県春日井市、社長:荒谷 悦司)は、業界初(※1)トータル電力と各相[1]個別の電力一括計測・表示で、「電力の見える化」と「電力監視」を1台で両立できる新コンセプトの「多機能電力計 エコパワーメータ(KW9Mシリーズ)」を製品化しました。

(※1)2012年11月27日現在 省エネを目的とした簡易電力計として(検定対応電力計・電子式マルチ指示計器類を除く)(当社調べ)


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▼KW9Mシリーズ カタログ
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社会のあらゆる分野で省エネの取組みが加速する中、工場、オフィス、店舗などでは、電力使用量を細分化(工場ごと、フロアごと、設備ごと)して計測、把握したいという要望が高まってきております。また再生可能エネルギーによる発電電力の固定価格全量買取制度の開始に伴い、売買電力[3]の質を監視したいという要望も出始めています。当社では、これらニーズにお応えする「電力の見える化」と「電力監視」を1台で両立できる新しいコンセプトの「多機能電力計 エコパワーメータ(KW9Mシリーズ)」を製品化、量産を開始します。

■多機能電力計 エコパワーメータ(KW9Mシリーズ)の特長
1.業界初(※1)トータル電力と各相個別の電力一括計測・表示
2.業界最高(※1) 1mAの分解能[4]で微小電流変動を計測
(当社従来品(※2) 10mA)
3.業界最高(※1) 計測精度1%を実現
(当社従来品(※2) 2%)
4.回生電力[5]も計測可能
5.同一電源の単相2線式[6]で3回路まで同時計測
6.無償ソフトで容易にエネルギーを見える化

(※2)当社従来品:エコパワーメータ(KW8Mシリーズ)

■販売計画
・シリーズ名:KW9Mシリーズ
・品番:AKW91110
・量産開始時期:2012年12月1日

■用途
省エネを目的とした電力使用量の見える化、および電力監視[工場、オフィス、店舗、インフラ(高速道路、鉄道)、テーマパーク、電力設備、その他公共施設など]

■特長の詳細説明
1.業界初、トータル電力と各相個別の電力一括計測・表示省エネ意識の高まりから、工場、オフィス、店舗などでは、電力使用量を細分化(工場ごと、フロアごと、設備ごと) して計測・表示したい、精度良く検出したい、各相のバランスも確認したいという多様な要望があります。従来、簡易電力計としては、検定対応電力計[7]、電子式マルチ指示計器[8]などがありますが高価でした。一方、安価な簡易電力計では、トータルの電力使用量のみの計測で、相別の計測には対応していませんでした。本製品は、省エネを目的とした簡易電力計としては(検定対応電力計・電子式マルチ指示計器類を除く)、業界で初めて、トータル電力と各相個別の電力一括計測・表示を実現しています。4行表示のLCDバックライト大画面を採用しており、トータル電力と各相個別の電力を一括で表示でき、一目で相バランスの把握、電力の品質チェック、力率[9]改善、三相モータ[10]の劣化判断などに貢献できます。

2.業界最高、1mAの分解能で微小電流変動を計測 (当社従来品 10mA)
本製品は、当社独自の電力計測技術を用い、高速演算処理・高容量処理を行うことで、1mA(CT2次側定格の0.1%から)の分解能で微小電流の計測を実現 (当社従来品 10mA)しました。また、積算電力では1Wh単位から計測を実現しました(当社従来品10Wh単位)。これにより、待機中設備の電力ロスも見える化が可能となり、より正確な計測ができ、エネルギー使用量の見える化の精度向上に貢献できます。

3.業界最高、計測精度1%を実現 (当社従来品 2%)
省エネ活動の中で、数パーセントの電力量削減を目標としているお客様も多く、電力計の僅かな誤差を限りなくゼロにしたいという、精度に対する要求が高まっております。本製品は、当社独自の電力計測技術を用い、高速演算処理・高容量処理を行うことで、IEC規格に準拠した瞬時有効電力[11] 1%(IEC62053-21:Class1準拠)の高精度計測を実現しました。本製品を採用いただくことで、より正確な電力計測が可能となり省エネ活動推進に貢献できます。

4.回生電力も計測可能
太陽光発電などの創エネおよび蓄エネデバイスの普及により、売買電力の影響による電力品質事情の悪化が懸念される中で、送電電力[12] の品質維持ために、個別配電分析[13] が今後必要になると考えられます。本製品は、1台で双方向の積算有効電力を回路毎に計測できます。また正・逆積算電力データの個別メモリ保存を実現しており、創エネ、蓄エネデバイスからのエネルギーの見える化、ならびに送電電力の品質維持に貢献できます。

5.同一電源の単相2線式で3回路まで同時計測
本製品は、市販の汎用大容量CT(2次側1A/5Aタイプ)[14]をダイレクトに3台接続できます。このため、単相2線式、単相3線式、三相3線式、三相4線式の電源に対し電力計測が可能です。同一電源であれば、単相2線を3回路まで本製品1台で同時計測が可能です。

6.無償ソフトで容易にエネルギーを見える化
本製品を、ロギングユニット“Data Logger Light” [15]に接続(KW9Mシリーズを最大99台まで接続)して、無償の見える化ソフト “KW Watcher” [16]をお使いいただくことで、エネルギーの見える化、管理(設備ごと積上げ式グラフ、円グラフ/時間別、設備別 比較グラフ/数値表示機能/自動グラフ更新機能など)が容易にでき、省エネへの取組みを強力にサポートします。ロギングユニット”Data Logger Light”へはRS485通信[17]にて接続し、LANを介し遠隔管理も可能です。また、絶縁ポートを採用しており安心してお使い頂けます。


▼商品情報
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・見える化ソフト “KW Watcher”
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・パナソニック デバイスSUNX株式会社の省エネ支援機器
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・パナソニック株式会社デバイス社 制御機器トップページ
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・パナソニックの電子デバイス
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▼本件に関するお問合せ先
●報道関係お問合せ先
 デバイス社 経営企画グループ 広報・調査チーム
 TEL:06-6904-4732 
●商品に関するお問合せ先
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●パナソニック株式会社 デバイス社 ホームページ
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●パナソニック デバイスSUNX株式会社 ホームページ
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所在地:愛知県春日井市牛山町2431-1
設立:2012年10月(1969年10月 三友技術研究所として操業開始)
事業内容:FA(ファクトリーオートメーション)用センサ、PLC(プ ログラマブルロジックコントローラ)、プログラマブル表示器、レーザマーカ、紫外線硬化装置、画像処理機、エコパワーメータ、FAコン ポーネントなどの開発、製造および販売

■用語説明
[1]各相
交流は、単相交流[100V(2線式)、200V(3線式)]と三相交流[3線式、4線式]に分別される。各電線を「相」といい、三相交流の場合はR相、S相、T相などと相ごとに呼び、一般的な電力計測ではR相、S相、T相で使用されるトータルの電力を計測する。「各相」とは、トータルではなく、R相、S相、T相個別のものを指す。
[2]エコパワーメータ
電力使用量を測定、表示する機器。電力の見える化が可能で省エネに貢献できる。「エコパワーメータ」はパナソニックの登録商標。
[3]売買電力
東京電力、関西電力のような一般電気事業者より買う電力と、太陽光発電などの余剰電力を一般電気事業者へ売る電力の双方を指す。
[4]分解能
測定器、装置が測定または識別できる最小の読み取り可能な差のこと。
[5]回生電力
モータを強制的に回すと発電機になるという原理を応用し、減速時にモータに発電させた電力のこと。
[6]単相2線式
単相交流電力を電圧線と接地された無電圧の線の計2本で給電する配電方式のこと。ちなみに、「単相3線式」とは、単相交流電力を電圧線2本と接地された無電圧の中性線の計3本で給電する配電方式のこと。電圧線2本間の電圧は上記単相2線式の2倍の電圧になり1/2の電流で同一の電力となる。「三相3線式」とは、配線にΔ結線とY結線の2種類があり、接地された無電圧の中性線と電圧のかかった線2本の計3本で給電する方式のこと。負荷に2本接続して単相、3本接続して三相の電力を供給することができる。「三相4線式」とは、接地された中性線と電圧のかかった線3本の計4本で給電する方式のこと。
[7]検定対応電力計
通称検定メータ。計量法で定められた基準適合検査・検定に合格し、電力の取引に使用することができる電力計。
[8]電子式マルチ指示計器
一つの計器で電流・電圧・電力などの電力量計に合わせて指示計器・トランスデューサ(変換器)などの計器を1台で対応する多機能計器のこと。マルチメータとも呼ばれる。
[9]力率
力率とは交流回路における負荷で消費される電力と電源から送り込まれる電力との比で表される。電源から送り込まれる電力が高くなると効率が悪くなり力率が1以下になる。
[10]三相モータ
用語説明[1]にあるとおり、各電線を「相」といい、3本の電線(3相)の場合、「三相交流」という。三相交流の各位相のズレを利用して回転するモータのことを「三相モータ」という。工場設備の大型モータを稼働する用途などに多く利用されている。
[11]瞬時有効電力
「有効電力」とは、交流回路における負荷で消費される電力のことで、特定の瞬時の値を「瞬時有効電力」という。
[12]送電電力
「送電」とは、発電所で発電した電力を一般家庭や工場などに電気を送ることであり、これを「送電電力」という。
[13]個別配電分析
「配電」とは用語説明[12]の送電された電力を使用するために各機器や装置に配送する電力をいい、この電力の状態をどのように使用されているかを機器ごとに分析することを「個別配電分析」という。
[14]汎用大容量CT(2次側1A/5Aタイプ)
「CT」とはカレントトランスの略で、負荷に流れる電流を電力計などで計測するために変換して使用するトランスのことをいう。1次側は負荷に対応した電流を使用して2次側を1Aまたは5Aに変換するCTが一般的であり、このようなCTを汎用タイプという。
[15]ロギングユニット“Data Logger Light”
「ロギング」とは、ユーザの操作やシステムの稼働状況、ネットワークのアクセス状況などを時系列で記録に残すことを指す。本ロギングユニットは電力などの省エネに関するデータ(ログ)を記録する装置。“Data Logger Light”は、パナソニックの製品名で登録商標。
[16]見える化ソフト “KW Watcher”
省エネのために測定した電力や温度・流量などのデータを、棒グラフ・円グラフ・比較グラフなどにして使用状態を見えるようにした電力計測動作確認用の無償ソフト。パナソニック株式会社デバイス社 制御機器サイトからダウンロードが可能。著作権はパナソニック デバイスSUNX株式会社に帰属する。 
 ▼“KW Watcher”ダウンロードは以下URL
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[17]RS485通信
RS485通信とは工業分野における通信方式で、2本の信号線上にマルチドロップで通信できる通信方式のことをいう。

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