ワンセグ放送視聴測定技術を中南米最大の視聴率調査会社がトライアル採用 ブラジルでのモバイル向け放送ビジネス支援を目的に



株式会社ビデオリサーチ(本社:東京、社長:秋山 創一)は国内でのモバイル向けワンセグ放送の視聴測定に関して、2007年度より「モバイル端末内のログを収集し視聴測定する技術」や「アプリケーションの稼動監視を行い視聴測定する技術」などの研究に取り組んでおり、モバイルデバイスの変化に対応するために様々なアプローチで技術開発を行って参りました。

この度、当社が独自で開発を行ってきたワンセグ視聴測定用アプリケーションが、中南米最大のテレビ視聴率調査会社であるIBOPE media社(本社:ブラジル サンパウロ)にAndroid端末でのモバイル向けデジタル放送の視聴測定技術としてトライアル導入されることになりました。
ブラジルは、2006年に日本の地上波デジタル放送方式であるISDB-Tを採用し、翌年の2007年12月より放送を開始しています。また、日本放送方式の地上波デジタル放送の特徴であるモバイル向けデジタル放送も同時にスタートし、IBOPE media社も同放送の視聴測定について研究しており、モバイルのデバイスメーカーなどを意識せずにモバイル向けデジタル放送の視聴測定ができる当社のアプリケーションを高く評価しトライアル導入に至りました。
IBOPE media社は2012年11月よりブラジルサンパウロ市において2000人を対象に当社の同アプリケーションを用いて視聴測定試験を行う予定です。

なお、ブラジル国内ではデジタル放送が見られるモバイルデバイスが2014年までに約5千万台に達すると予測しています。また、2014年にワールドカップサッカー、2016年にはオリンピックの開催を控えており、これらのビックイベントによりモバイル向けデジタル放送の視聴機会が拡がると見込んでいます。
このような環境に対応するため、今後も両社にて最適なモバイル向けデジタル放送の視聴測定技術の研究に取り組んで参ります。


プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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