OKI、大規模オフィス向けSIP-PBX「DISCOVERY neo(R)」を販売開始

高い信頼性と堅牢性、省エネを実現する次世代のオフィスコミュニケーションシステム

Tokyo, Sept 20, 2012 - ( JCN Newswire ) - OKIは、このたびアーキテクチャを一新した、大規模オフィス向けSIP-PBX※1「DISCOVERY neo(R)」を本日より販売開始します。本商品は、信頼性や堅牢性、豊富なPBX機能のほか、高い回線収容力を従来機種※2から継承し、スマートフォンなどのSIP端末収容機能を追加することにより、充実したユニファイドコミュニケーション※3(以下、UC)を実現するオフィスコミュニケーションシステムです。また、設置スペース・消費電力ともに従来機種と比較し、最大50%削減可能な省スペース・省エネを実現しました。なお、本商品の出荷開始は10月1日を予定しています。

OKIは日本初の電気通信機器メーカーとして誕生して以来、130年以上にわたり一貫して日本の交換機・PBX市場を支えてきました。長年の通信事業者向け交換機の開発ノウハウの活用により、信頼性の高いシステムを提供することで大規模オフィス向けに多くの導入実績をもつとともに、先進のIP機能を取り入れた新しいコミュニケーションスタイルを提案してきました。

昨年の東日本大震災以降、企業では事業継続性の意識が高まり、信頼性や環境への配慮、柔軟なワークスタイルの実現など、PBXに求めるニーズが変化しています。このような背景を踏まえ、今回提供する新商品では、従来機種の信頼性・堅牢性や豊富なPBX機能、高い回線収容力を継承しながら、省エネにも貢献できる環境にやさしいシステムとしました。また、スマートフォンの収容により、外出先やサテライトオフィス、お客様を効果的につなぐ、オフィスコミュニケーションの中核システムです。

OKIはこれまで、多様化するオフィススタイルに対応したUCを提供するため「C3コンセプト」※4を提唱し、商品開発を進めてきました。今後も、このコンセプトが企業の競争優位を確立するものとし、新商品「DISCOVERY neo」を含むPBXとコールセンター、ビデオ会議との連携をより強固にしていくことで、さまざまな場所・シーンに広がり続ける企業活動を支えていきます。

【「DISCOVERY neo」販売計画】
標準価格(日本国内、税抜き):1,000ユーザーモデルで2,500万円~
出荷時期:2012年10月1日
販売目標:2014年度末まで1,000セット

【主なリリース機能】

■環境に優しいシステム
電話機の収容効率を高めるとともに、回線ユニットの収容数を拡張しました。これにより設置スペース・消費電力ともに従来機種と比較して最大50%削減可能な省スペース・省エネを実現しました。また、制御部へのSSD※5の採用や、停電時用バッテリーに長寿命タイプ(オプション)を利用することで、定期的なメンテナンスに要する手間やコストを大幅に削減することができます。

■長年培ってきた従来機能と高い信頼性を継承
従来機種の約700種の豊富なPBX機能をすべて継承しながら、各種SIP端末を収容することで、さまざまなコミュニケーションに柔軟に対応できます。また、従来機種の約80種におよぶ回線パッケージをはじめ、各種電話機の継続利用が可能なため、リプレース時の導入コストを大幅に削減できます。さらに制御部や回線ユニットの各種パッケージの冗長構成により、安心してご利用いただける信頼性の高いシステムです。

■すべてのオフィスワーカーをつなげるコミュニケーションの実現
サテライトオフィス(支社・支店)の収容をはじめ、IPテレフォニーサーバー「SS9100」やIP-PBX「IPstage(R)シリーズ」とのSIP連携など、IPネットワークを介した内線ネットワークを構築できます。また、スマートフォンの内線収容やクラウドサービス「EXaaSTM Mobile Desk」※6との連携、ソフトフォンによるプレゼンス確認・TV会議など、UCを実現する多彩なコラボレーション機能をご利用いただけます。本格的なビデオ会議でBCP(事業継続計画)対策にも効力を発揮する「Visual Nexus(R)」や、柔軟かつ迅速なお客様対応が可能な国内シェアNo.1のコールセンターシステム「CTstage(R) 5i」ともつながります。

■あらゆるビジネスシーンに即した適切なコミュニケーション
携帯キャリア各社の「FMCサービス」や、通信キャリア各社の高音質で信頼性の高いIP電話サービスとの接続により、業務効率化と通信コスト削減が図れます。また、業界最長クラスの長時間通話を実現したデジタルコードレス電話機「UM7700」と、ホテルや病院(ナースコールシステム)向けのソリューション連携で、CS向上に貢献します。さらに、実績の高い「Com@WILL」のAPI公開により、お客様のニーズにきめ細かく対応する業務アプリケーションを容易に開発できます。

【用語解説】
※1:SIP-PBX
SIP(Session Initiation Protocol)はIPネットワーク上の双方向リアルタイム通信で使われるプロトコルで、IP電話やビデオ会議、チャットなどのさまざまなコミュニケーション端末で採用されています。OKIでは、従来型IP-PBXに比べ、より多くのSIP対応の端末を収容でき、UCも強化したPBXを「SIP-PBX」としてご提案しています。
※2:従来機種
当社製IP-PBX「DISCOVERYシリーズ」を指します。
※3:ユニファイドコミュニケーション(UC)
電話、メール、モバイル、ビデオ会議などのさまざまなコミュニケーション手段を、IPネットワークに統合することを指します。人と人をつなぐシームレスなコミュニケーション環境、時間と場所を選ばないオフィス環境、お客様との密接な関係を作るコンタクト環境が実現できます。
※4:C3コンセプト
競争優位確立のためのUCには、“安心・安全”なICTインフラをベースに、3つのC(Contact、Communication、Convergence)の実現が必要とOKIは考えています。OKIではこれを「C3コンセプト」と名付け、このコンセプトに基づいた商品開発を行っています。
「C3コンセプト」紹介サイト: リンク
※5:SSD(Solid State Drive)
フラッシュメモリを用いたドライブ装置です。ハードディスクタイプ(モーター内蔵)に比べて消費電力が少ない、耐久性が高いという利点があります。
※6:EXaaS Mobile Desk
社内のドキュメントやメール、業務システムをスマートフォンに情報を残すことなく、いつでもどこでも安心して利用できるOKIのクラウドサービスです。
「EXaaS Mobile Desk」紹介サイト: リンク

【リリース関連リンク】
SIP-PBX「DISCOVERY neo」紹介サイト: リンク

概要:沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 リンク

お問合せ先:
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 山本
電話:03-3501-3835
e-mail:press@oki.com

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKI 通信システム事業本部 企業ネットワークシステム事業部
マーケティング部 プロモーションチーム
お問い合わせ先サイト: リンク

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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