logo

2012年国内クラウド市場規模調査報告

ノークリサーチは2012年の国内クラウド市場規模に関する調査を実施し、その分析結果を発表した。

■2016年の国内クラウド関連市場規模は1931.2億円に達し、2012~2016年のCAGRは23.8%
(ただし、年商5~50億円の中小企業のCAGRは2.7%、年商50~500億円の中堅企業のCAGRは27.4%)
■2012~2013年はSaaSにおける価格下落の影響が見られるが、中堅下位企業層は高止まり
■2014~2015年はクラウド適用場面の増加により、2011年時点の算出結果を上回る見通し
■2016年は年商100億円未満の一巡感に対して、年商100億円以上ではクラウド移行が拡大

PRESS RELEASE(報道関係者各位) 2012年9月19日

2012年国内クラウド市場規模調査報告

調査設計/分析/執筆: 岩上由高


ノークリサーチ(本社〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705:代表:伊嶋謙ニTEL:03-5244-6691URL:http//www.norkresearch.co.jp)は2012年の国内クラウド市場規模に関する調査を実施し、その分析結果を発表した。本リリースは「2012年版SaaS/クラウド市場の実態と中期予測レポート」のダイジェストである。


■2016年の国内クラウド関連市場規模は1931.2億円に達し、2012~2016年のCAGRは23.8%(ただし、年商5~50億円の中小企業のCAGRは2.7%、年商50~500億円の中堅企業のCAGRは27.4%)
■2012~2013年はSaaSにおける価格下落の影響が見られるが、中堅下位企業層は高止まり
■2014~2015年はクラウド適用場面の増加により、2011年時点の算出結果を上回る見通し
■2016年は年商100億円未満の一巡感に対して、年商100億円以上ではクラウド移行が拡大


以下のグラフは2012年~2017年までの国内クラウド市場規模の推移を年商別にプロットしたものである。
算出対象企業規模:
年商5億円以上~30億円未満、30~50億円未満、50~100億円未満、100~300億円未満、300~500億円未満、500億円以上~1000億円未満、1000億円以上
算出対象業種:
日本国内の民間企業:組立製造業、加工製造業、建設業、流通業(運輸業)、卸売業、小売業、IT関連サービス業、一般サービス業、その他(農林漁業、鉱業、官公庁/自治体は除く)

算出対象項目:
以下のクラウドサービス利用費用および、それらに関連するインテグレーションやコンサルティングの対価としてユーザ企業が社外に支払う費用の合計
SaaS: アプリケーションをサービスの形態でユーザ企業に提供するもの
PaaS: ミドルウェアやアプリケーション開発基盤をサービスとして提供し、ユーザ企業または販社/SIerが独自のアプリケーションを作成/利用できるもの
IaaS: サーバ、ストレージ、OSといった基盤ITインフラ環境をサービスとして提供し、ユーザ企業または販社/SIerがミドルウェアおよびソフトウェアを自身の選択で構成/運用できるもの
※販社/SIerがIaaSやPaaSを基盤とし、ユーザ企業に対してSaaSとして提供している場合、またはIaaSを基盤として独自のPaaSを提供している場合は、それぞれSaaS、PaaSのカテゴリに含まれる。
算出方法:
算出対象となる年商/業種の企業に対し、IT関連投資額やクラウド活用実態に対するアンケート調査を行い、その結果を元に企業がクラウド活用において拠出する費用を積算することによって算出。
以下のグラフは前頁の結果をIaaS,PaaS,SaaSの形態別に集計したものである。
本リリースの元になる2012年版SaaS/クラウド市場の実態と中期予測レポートを含めた各種の調査結果に基づく今後の市場規模推移とその要因は下記の通りである。
2012年~2013年は2011年時点での全体市場規模の算出結果(2012年836.5億円、2013年で1145.7億円)に対し、2012年で821.0億円、2013年で1123.4億円と若干だが低くなっている。これは既存パッケージを擁するソフトウェアベンダが自らクラウド基盤を構築する、あるいはIaaSやPaaSを活用するなどの手段によってSaaSへの取り組みを開始/加速させた結果、SaaSにおける価格面での競争原理が働くと同時にユーザ企業側も品質と価格の双方での要求レベルをより厳しくする兆候が見られることが最も大きな要因である。
ただし、年商50億円以上~100億円未満の中堅下位企業層については2011年の算出結果と比較してクラウド関連の投資金額がやや高くなると予想される。同年商帯では年商100億円以上の企業ほど企業規模による価格面でのスケールメリットが得づらい一方、IT活用を担う社内人材の不足などによって中長期にわたるプランを策定した上でクラウド活用を実践することが難しいため、結果的に投資額が高止まりしてしまいやすいと考えられる。
2014年~2015年もこうしたSaaSを中心とする価格下落は進むものの、クラウドを適用する業務場面が広がることで2011年時点での算出結果(2014年1402.0億円、2015年1823.0億円)よりも市場規模は若干大きくなり、2014年で1450.5億円、2015年で1886.7億円になると予想される。
2016年においては年商100億円未満の企業においてSaaSを適用可能な業務システムの選定/導入が一巡することによって市場規模が一時的に若干縮小する可能性がある一方、年商100億円以上においてはIaaS活用などによる既存システムのクラウド移行範囲が拡大することにより、全体では1931.2億円の規模に達すると予想される。


本リリースの元となっている「2012年版SaaS/クラウド市場の実態と中期予測レポート」の詳細は下記URL
を参照リンク
本データの無断引用・転載を禁じます。引用・転載をご希望の場合は下記をご参照の上、担当窓口にお問い合わせください。
引用・転載のポリシー: リンク


当調査データに関するお問い合わせ
株式会社ノークリサーチ担当:岩上由高
東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705
TEL 03-5244-6691 FAX 03-5244-6692
inform@norkresearch.co.jp
www.norkresearch.co.jp

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。