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ザイリンクス、OmniTek 社との協業による放送機器メーカー向けAll Programmable SoC時代のソリューション を IBC 2012 でお披露目



ハードウェアとソフトウェアのプログラマビリティを提供する Zynq-7000 All Programmable SoC ベースのプラットフォームで短期間での市場投入、革新的な製品の開発および差別化を実現


ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は2012 年 9 月 6 日 (米国時間)、ザイリンクス アライアンス プログラムの認定メンバーである OmniTek 社と共に、リアルタイム性に優れた画期的なビデオ プロセッシング プラットフォームをアムステルダムで開催される IBC 2012 (スタンド #10.B25、ホール 10) で発表する。このプラットフォームを使用することで、放送機器 OEM はプログラマブル システムの統合を通じてより高いレベルのパフォーマンスを維持しながら、デザインの生産性を加速することができる。ARM(R) プロセッサ ベースの Zynq(TM)-7000 All Programmable SoC を搭載した、放送機器アプリケーション向けのこの新しい開発環境は、高性能かつ再プログラム可能なビデオ プロセッシング プラットフォームであり、放送機器 OEM はこのような特性を生かして独自のハードウェアおよびソフトウェア IP を統合し、絶えず進化を続ける規格に容易に対応可能な、他社製品とは異なる独自の放送機器を開発できる。

ザイリンクスのブロードキャストおよびコンシューマー セグメント マーケティング担当ディレクターのベン ランヤン (Ben Runyan) は、「変化し続ける規格への対応を迫られている世界中の放送事業者に対して価値ある製品を絶え間なく提供していくことは、機器メーカーにとってますます困難な課題となっています。ザイリンクスと OmniTek 社はこういった問題に Zynq-7000 SoC ベースのプラットフォームで対応していきます。当社の Zynq-7000 SoC ファミリ デバイスはハードウェアとソフトウェアのプログラマビリティを提供するため、このプラットフォームを利用するカスタマーは次世代のビデオ ソリューションを開発する上でこれまでにないさまざまな機能が与えられます」と述べる。

ザイリンクスの Zynq-7000 ファミリは、シングル ダイ上で プログラマブルロジックと密に結合されたARM デュアルコア Cortex(TM)-A9 MPCore(TM) プロセッシング システムを搭載した業界初の FPGA ベースの SoC である。この組み合わせはパフォーマンスを劇的に向上することができるため、プロセッシング重視のリアルタイム ビデオ アプリケーションを実現する。Zynq-7000 デバイスのハードウェア、ソフトウェアそしてI/Oまですべてプログラマブルな All Programmable という特質によって、OEM は市場投入時間の短縮や革新的な製品の開発に加えて、常に進化を続ける規格や仕様を満たすように製品を再プログラムすることが可能である。

OmniTek 社の最高経営責任者であるロジャー フォーセット (Roger Fawcett) 氏は、「OEM は、放送機器アプリケーションで Zynq-7000 SoC ベース開発環境のその独特なアーキテクチャにより、次世代製品の市場投入時間を短縮するという目標を達成できるだけでなく、独自機能の統合やシステムの BOM コスト削減などをとおして市場で抜きんでた存在となりえます。さらに、Zynq-7000 SoC のパフォーマンスと再プログラム性によって、当社は放送事業者の要求に取り組み、絶え間なく変化し続ける業界の規格や仕様に適応できるように、プログラマビリティを通じて将来的に保証されなければならないパフォーマンス重視かつリアルタイム性が求められるアプリケーションをサポートします」と述べる。

放送機器 OEM は、プロセッシングの要件を満たすためにチップを複数使用するのではなく、Zynq-7000 デバイスを 1 つ使用することで、機器の BOM コストを削減することも可能である。さらに、Zynq-7000 SoC ベースの製品は、ARM プロセッシング システムと 28nm プログラマブル ロジックが緊密に統合されているおかげで、複数チップから構成される同等製品と比較して少ない消費電力ですむ。

■大幅に向上したRTVE バージョン 2.0
OmniTek Zynq-7000 SoC Broadcast Development Kitには、OmniTek 社との共同開発で新たにリリースされるリアルタイム ビデオ エンジン (RTVE) のバージョン 2.0 も含まれている。このプラットフォームには、OmniTek 社の高度なビデオ プロセッシング技術とザイリンクスの Video & Image Processing Pack (VIPP) が採用されている。この独自の組み合わせにより、OEM はハードウェア コンフィギュレーションやソフトウェア システムではなく革新的な技術や機能の実装に集中できるため、専門性および品質が高いモニ
ター、スタジオ カメラ、プロダクション スイッチャー、そして独自機能を備えたその他製品を短期間で開発できる。

RTVE 2.0 の主な機能は以下の通りである。

・最大 8 つのビデオ チャネルをサポートし、同じシリコン領域ではシステム パフォーマンスが向上 - バージョン 1.5 と比較して 4 倍向上
・Omnitek 社のデインターレーサー/スケーラー機能とマルチポート VDMA テクノロジを用いて、使用リソースおよびパフォーマンスを最適化
・ザイリンクスの 外部VCXO を不要にするテクニックを使用し、プログラマブル システム インテグレーションの強化、BOM や消費電力の削減を図る
・PCI Express(R) 経由での Omnitek 社のビデオ ストリーミングが可能

OmniTek Zynq-7000 SoC Broadcast Development Kit の提供するハードウェア、ファームウェア、そしてソフトウェアは、次のような放送機器製品の開発に最適である。

・プロ仕様のモニターおよびマルチビューア : デインターレースやスケーリングされた入力信号をリアルタイムに映像品質を損ねることなく最大4K の解像度または 3D のモニター  フォーマットをサポートすることができる機器
・スタジオ カメラおよびプロ仕様のビデオ カメラ : ビデオ/オーディオ プロセッシング ハードウェアと OS プロセッサ/マイクロコントローラーが統合されることで、低コスト、省スペース、低消費電力で構築可能な機器
・プロダクション スイッチャー : 可能な限り高画質で複数チャネルの ビデオ/オーディオプロセッシングをサポートし、かつ、入力間でのスムーズな切り替えが可能な機器

■供給体制
ザイリンクスの Zynq-7000 All Programmable SoC を使用した OmniTek 社のOZ745 Video Development Platform は、現時点で 2013 年第 1 四半期のリリースを予定している。この開発キットおよび RTVE バージョン 2.0 はいずれも OmniTek 社から提供される予定である。詳しい情報は、ザイリンクス ブロードキャストのページ または、OmniTeK のウェブサイトで公開している。

■OmniTekについて
OmniTekはプロフェッショナル放送機器とイメージプロセッシング分野のソフトウェア、ハードウェア、IP開発に特化したデザインコンサルティングのリーディングカンパニーである。また、TV放送局、R&D, そして、ポストプロダクションスタジオ向けの高度な計測機器の量産も行っている。詳しい情報は www.omnitek.tv で公開している。

■ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA および SoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。業界をリードするこれらデバイスを次世代設計環境および IP と共に提供することで、プログラマブル ロジックからプログラマブル システム インテグレーションまで、幅広いユーザー ニーズに応える。詳しい情報は、ウェブサイトjapan.xilinx.com で公開している。

※ ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。ARM は EU およびその他の国での ARM の登録商標および商標です。PCI、PCIe、PCI ExpressはPCI-SIGの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。



プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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