GXSがブラジルの銀行上位10行中9行を法人顧客と接続

2012年6月25日ブラジル、リオデジャネイロ発－世界最大手のB2B（企業間電子商取引）統合サービスプロバイダーであるGXSは本日、ブラジルの銀行上位10行中9行がGXSの企業・銀行間接続ソリューションを利用して法人顧客に接続していることを発表しました。中南米地域の金融サービスへの積極的な取り組みの一環として、GXSは2012年6月25～26日にブラジルのリオデジャネイロで開催された2012年SWIFT中南米地域会議（Latin American Regional Conference）に参加しています。

GXSは、ブラジルの金融サービス企業特有のニーズを認識し、この地域独自のソリューションを提供しています。GXSの金融ポータルは、法人顧客の売掛金、支払回収、およびファイル検証を一元的に可視化し、アウトソーシングサービスによって銀行、保険会社、および加盟店管理会社が複雑な顧客接続要件の負担を軽減します。さらに、GXSのサービスを利用すると、CORBANプラットフォームを通じて支払回収を収集、処理、承認、および管理できます。

GXSの金融アプリケーション担当プロダクトマネージャであるエドゥアルド・メンドンサ（Eduardo Mendonca）は次のように述べています。「SWIFTが第1回の中南米地域会議をリオデジャネイロで開催するということで、ブラジルの金融サービスは注目を浴びています。国内に150行以上のユニバーサルバンクと商業銀行を擁するブラジルの金融システムは、中南米で最も大規模かつ高度であり、世界経済においてますます重要な存在になっています。」

GXSの金融サービス業界マーケティング担当ディレクターであるパトリシア・ハインズ（Patricia Hines）は次のように述べています。「米国、ヨーロッパ、日本よりもGDPの急成長が予想されるブラジルの銀行業は、ヨーロッパの経済的混乱に端を発した困難を乗り切るには良い状況にあります。国際的な金融機関は中南米地域への展開を進めており、ブラジル国内の銀行も法人顧客向けにソリューションや営業地域を拡大しています。」

GXSの統合サービスのスイートは、金融機関と法人顧客との間の電子決済、有価証券取引、および国際貿易に関するデータの交換を簡素化します。クラウド型アプローチを使用するGXSの接続ソリューションは、商業銀行、企業の財務部門、決済処理事業者、保険会社、グローバルカストディアンの柔軟性と俊敏性を高めます。世界中で250社以上の金融機関がGXSのB2B統合ソリューションを利用し、数万社もの法人顧客へのサービスデリバリ機能を強化しています。

■GXSについて
GXSは、世界最大の統合クラウド「GXS Trading Grid」を運用するB2B(企業間電子商取引)統合サービスのリーディングプロバイダーです。GXSのソフトウェアおよびサービスは、米フォーチュン誌「フォーチュ500」社の72パーセントに当たる企業や、上位25サプライチェーンの23社を含む400,000社を越える企業で利用され、パートナーネットワークの拡張、受信プロセスの自動化、電子決済の管理およびサプライチェーン可視化の向上に役立っています。グローバルB2B統合サービス「GXS Managed Services」は、GXS独自のアプローチでB2B統合業務を改善し、GXS Trading Grid®をプロセス編成サービス、そしてグローバルチームと連携して、多企業間のB2Bプロセスを管理します。
GXSはメリーランド州ゲーザーズバーグに本社を置き、従業員数は2,400人以上、世界20カ国の拠点を軸にグローバルB2B統合サービスを提供しています。GXS株式会社は、米GXS Inc.の100%出資による日本法人です。

■将来予想に関する記述
このプレスリリースには「将来予想に関する記述」が含まれています。本プレスリリースにおける記述のうち、過去の事実に関するもの以外の、当社が将来に発生すると予想する活動、事象、開発に関するすべての記述は、かかる将来予想に関する記述に該当します。これらの将来予想に関する記述は、リスク、不確実性、仮定（米国証券委員会に提出された当社の年次報告書、四半期報告書等に規定）による影響を受けるおそれがあります。したがって、将来予想に関する記述に明示的または黙示的に示される当社の業績または成果に関して、実際の結果が大幅に異なる場合があります。これらの記述に全面的に依拠しないでください。当社は発生した事象または状況を反映して将来予想に関する記述を更新または改訂する義務を負いません。

本文中のすべての製品およびサービスは各社の商標です。