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「SAS(R) High-Performance Analytics」、テキストマイニングを強化しビッグデータにおける非構造化データの超高速分析を実現


オランダ・アムステルダム、「The Premier Business Leadership Series」発
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下: SAS)は、超高速ビッグデータ分析アプライアンス「SAS(R) High-Performance Analytics」に、ハイパフォーマンス・テキストマイニング機能を追加し、2012年第3四半期より提供開始すると発表しました。SAS High-Performance Analyticsは、TeradataおよびEMC Greenplumのデータベース・アプライアンスに対応したインメモリ分析ソリューションで、ビッグデータを対象とした複雑な分析を超高速に実行できます。

SAS High-Performance Analyticsの機能強化は、本年8月に予定されています。テキストマイニング機能の追加により、電子メールやソーシャルメディア、コールセンター履歴、各種ドキュメントなどの情報に蓄積された非構造化データを分析し、洞察を引き出せるようになります。

現存するデータの80%以上を占めているといわれる非構造化データの分析は容易ではなく、従来型のコンピュータ・アーキテクチャでは対応できないことも多々あります。SAS High-Performance Analyticsは、今後の機能強化を通じてビッグデータ級の大量テキストの分析を実現し、非構造化データに隠されたさまざまな関係性を明らかにします。これにより、企業は新規ビジネスや未開拓の顧客セグメント、品質や顧客満足度に関する問題など、潜在的なビジネスチャンスや脅威を見出し、利益向上に役立てることが可能となります。

IT調査会社Ovum社のシニアアナリスト、Surya Mukherjee氏は、「近年、企業のデータ資産は爆発的に増大しています。こうした大量の構造化/非構造化データから意思決定に有益な情報を導き出すには、2つの要件が存在します。第一に、インフラの心配なしに超大量のデータセットを分析できるようにするために、ユーザーは必要なデータを抽出できる必要があります。次に、分析から得られた洞察を、ビジネスチャンスが失われたり危険な状況から大惨事に発展したりする前に、意思決定者に迅速に提供する必要があります。ハイパフォーマンス分析は、データから大きな価値を生み出す可能性を秘めており、解決策をほぼリアルタイムで導き出すことで、競争優位をもたらすことができます」と述べています。

SAS High-Performance Analyticsによって、分析に要する時間は、数日単位から数時間単位、数分単位から数秒単位にまで短縮されます。何十億行ものデータを取り扱う場合でも、サンプリングを行ったり、理想的とはいえない分析手法で妥協したりする必要はありません。このテクノロジーが今後、SASの広範な製品群に展開されることで、競争の激化や規制の強化に直面する企業は、より優れた解決策をより短期間で得られるようになります。

SASのCEO、ジム・グッドナイト(Jim Goodnight)は、「ハイパフォーマンス分析は、この10年間においてSASが成し遂げた最も重要な技術革新といえます。組織内には大量のデータが蓄積されており、これらのデータを分析すれば、これまで考えもしなかったような洞察から解決策を導き出せると考えていました。しかし、分析の処理には時間がかかり、コンピュータが解決策をはじき出す頃には、すでに一歩手遅れになってしまっていることもありました。ハイパフォーマンス分析では、情報がその鮮度を失ってしまう前に、タイムリーに解決策を導き出し、複数の可能性を検証することさえも可能となります」と述べています。

ハイパフォーマンス分析の無限の可能性
SASのアドバンスト・アナリティクス担当バイスプレジデントであるラディカ・クルカルニ(Radhika Kulkarni)は、「テキストデータを対象にハイパフォーマンス分析を行うことで、企業は意思決定の質を大幅に改善できます。例えば、数百万件の口座、数千種類の商品を有する大手金融機関は、SASの従来のソリューションを活用し、顧客のコールセンター記録や人口統計データ、金融データを組み合わせて分析することで、マーケティング・キャンペーンの反応率を向上させることができました。これにSAS High-Performance Analyticsの高速処理が加わることで、マーケティング担当者は、シナリオをインタラクティブに調整・微調整しながら分析でき、顧客への最善のアプローチ方法を特定することが可能になります」と述べています。

ハイパフォーマンス分析により、ビッグデータからビジネス価値を引き出している顧客企業の一例は以下のとおりです。
• ある米国の大手小売企業は、2億7,000万種類以上の品目を対象に、店舗別の価格設定を毎週行なっています。これまで、計算処理には30時間以上を要していましたが、SAS High-Performance Analyticsの導入により、処理時間は2時間にまで短縮されました。その結果、価格設定の最適化をより頻繁に行いつつ、市況にタイムリーに対応し、収益の最大化を図ることが可能となりました。

• アジアのある銀行では、SASのハイパフォーマンス分析技術を用いることで、10万件以上の金融商品で構成される複雑な資本市場ポートフォリオを、複数の時間軸、10万件以上のシナリオで分析し、評価しています。分析に要する時間は30分以内で、その日のポートフォリオ・リスクをオンデマンドで計算しています。

上記以外にも、製造業などさまざまなケースで、SAS High-Performance Analyticsは効果を発揮します。あるメーカーではSASのソリューションを導入することで、詳細なテキストの説明が記載された数百万種類の製品や部品のカタログから、予測モデルを構築することができました。この予測モデルを活用し、適切な情報をもとに新たな顧客サービスの要件と照らし合わせ、ほぼリアルタイムに発注の最適化を行うことができました。

SAS High-Performance Analytics製品群は、「SAS(R) High-Performance Risk」、「SAS(R) Visual Analytics」、特許出願中の「SAS(R) LASR(TM) Analytic Server」などのソリューションを有しています。こうしたソリューションにより、サンプリングなしにすべてのデータを検証し、数十億行ものデータをわずか数分・数秒単位で分析し、結果を視覚的に表示させることが可能です。ビジネスユーザーは、SAS Visual Analyticsの優れたグラフィック・インターフェイスにより、IT部門にサポートを求めることなくデータを探索することができます。

より優れた意思決定のために
SASの分析ソリューションは現在、世界各地の企業・組織で採用されており、金融不正対策、リスク管理、道路交通の安全性向上など、さまざまな分野において意思決定の改善に貢献しています。SAS High-Performance Analyticsを活用することで、今後は、極めて重要な意思決定をかつてないほど短期間で下せるようになります。

スペインの内務省交通局は、既存のインフストラクチャと効果的に連動する高度な分析基盤を必要としていました。同局の前局長である、Anna Ferrer Gimenez氏は、「SASは、こうした基準に適合し、私たちの必要とする分析能力を持っていました。今では、SASの最新の分析ソリューションを活用して、交通事故データの分析を行っています。その結果、交通事故率の低減と人命救助という大きな目標に向けて、より十分な情報に基づいた意思決定が可能になりました」述べています。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の55,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万2千名、日本法人約210名(リンク

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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