アルカテル・ルーセント、NTTドコモが展開する国内LTEネットワークの速度と容量を向上、モバイル・ブロードバンド・サービスへの爆発的な需要増加に対応

アルカテル・ルーセントのインターネット・ルータが、動画のストリーミング配信、ビデオ会議、ゲームに対する全国規模の需要に対応

【2012年5月28日、パリ/東京発】 アルカテル・ルーセント(CEO: ベン・ヴェヴァイエン(Ben Verwaayen))は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 山田隆持、以下 NTTドコモ)のLTEサービス「Xi」(クロッシィ)のインターネット・プロトコル(IP)ネットワークにおいて、アルカテル・ルーセントのIPポートフォリオの主要素である7750サービス・ルータ(SR)が採用されたことを発表いたしました。これによりNTTドコモは、IPネットワークの速度と容量を大幅に向上させ、日本国内でのモバイル・ブロードバンド・サービスに対する需要の爆発的増加に対応することができます。

モバイル通信と消費者の技術志向という点で、日本は世界でも有数の先進的な市場です。アルカテル・ルーセントのIP技術によって、NTTドコモは、動画や音楽のストリーミング配信やマルチプレイヤー・ゲームなど、高速モバイル・ブロードバンド・インターネット・サービスに対する急増中の需要に対応できるようになります。

スマートフォンやタブレットなど、ネットワーク対応端末の普及拡大に伴い、NTTドコモをはじめとする移動体通信事業者は、広帯域幅のコンテンツやアプリケーションに対する需要の高まりに対応しつつ、こうしたネットワークの運用に付随するコストを可能な限り抑える方法を模索しています。

アルカテル・ルーセントの7750 SRは、 NTTドコモのこうしたニーズに対応します。アルカテル・ルーセントのIPポートフォリオは、ハイレバレッジ・ネットワーク(HLN:High Leverage Network™)リンクアーキテクチャをベースとしており、NTTドコモのLTEネットワークを通じ、より高度で、広帯域幅のモバイルサービスを求める加入者の需要に対応するという点で、最適な製品です。

アルカテル・ルーセントのIPルータには、NTTドコモがLTEデータをセキュアに伝送するのに欠かせない要件である、IPSec(IP セキュリティ)技術によるLTEセキュリティ・ゲートウェイ機能が統合されており、顧客の需要拡大に応じ、容易に拡張することが可能です。また、重要な点として、これらは効率性にも優れており、設置スペースと消費電力を抑えつつ、ネットワーク・パフォーマンスを向上できます。日本市場においては、省電力性と省スペース性は必須の要件となっているため、こうした特性は、とりわけ重要な要素となっています。

日本アルカテル・ルーセントの代表取締役社長、マーティン・ジョーディ(Martin Jordy)は次のように述べています。
「日本のモバイル・ブロードバンド・サービスに対する需要は爆発的に増加しており、通信事業者にとっては、深刻な課題となっています。当社のサービス・ルーティング技術は、NTTドコモ様にとって他の追随を許さないソリューションであり、ネットワークの容量とパフォーマンスの両方を拡大しつつ、設置スペースと消費電力を最小限に抑え、需要の変化に対応するのに必要となるネットワークのアップレードについても、容易なオプションが幅広く用意されています。アルカテル・ルーセントは、継続可能なソリューションをお客様にお届けすることに力を注いでいます。今回のNTTドコモ様のRANルータ・プロジェクトは、当社のこうした戦略を裏付ける絶好の事例となります」

アルカテル・ルーセントは、NTTドコモのネットワーク分野において、富士通株式会社と協業して提案に取り組んできました。NTTドコモと長期的な関係を持つ富士通は、NTTドコモの要件に応える最適なプラットフォームとして、アルカテル・ルーセントの7750 SRを提案しました。この協業を通じ、両社は業界をリードするIP/MPLSソリューションと7750 SRをベースとするセキュリティ・ゲートウェイ機能を展開していきます。

<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)は、ネットワーキングおよび通信の技術、製品、サービスの分野をリードするイノベーターであり、世界の通信事業者、各種法人、および政府機関より、長年にわたりパートナーとして信頼をいただいています。アルカテル・ルーセントが擁するベル研究所は、技術革新でネットワーキングと通信業界の形成を担う世界最先端の研究開発機関の一つです。アルカテル・ルーセントは、lightRadio™(無線ネットワーク上で消費電力と運用コストを抑えつつ、超高速インターネット・アクセスを実現するソリューション)などの革新技術が認められ、MITテクノロジー・レビューによる世界で最も革新的な企業50社 の2012年度ランキングに選出されました。アルカテル・ルーセントは、「コネクテッド・ワールド(つながった世界)のポテンシャルを形にする」という企業ミッションのとおり、コミュニケーションをよりサステナブルに、より利用しやすく、そしてよりつながりやすいものにしてまいります。
業界トップクラスの豊富なグローバルサービスの経験を有するアルカテル・ルーセントは、世界各地のローカル・パートナーとして、130ヶ国以上で事業展開を行っています。
Euronext ParisおよびNYSE:ALU/フランス法人(本社:パリ)/2011年度売上高:153億ユーロ/
URL:リンク/ブログ:リンク
ツイッター:リンク

<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006  東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:マーティン・ジョーディ(Martin Jordy)/資本金:4億円/URL(日本サイト):リンク

……………………………………………………………………………
本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 山﨑 由紀子
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7022
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
……………………………………………………………………………

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]