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「ストレージの導入状況」は運用コストよりも“安定性”を重視、“障害の起きにくさ”が信頼性の基準に。


株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営する、3,000点以上のIT製品情報を掲載する無料会員制サイト『キーマンズネット』(リンク)は、IT製品の導入状況や製品の選定ポイント、IT担当者の関心事がわかるコーナー「IT担当者300人に聞きました」を公開しています。

今回は企業のIT担当者593人を対象に「ストレージの導入状況」についてアンケートを実施しました。
「利用環境」や「選定時の重視ポイント」などからストレージの導入状況が明らかになりましたので、結果の一部をお知らせします。

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■全体で6割以上が導入済み、SANでの利用はiSCSIへの注目が高まる結果に
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最初にストレージの「導入状況」について尋ねた。

「既に導入済みである(追加リプレイスなし)」 51.8%
「既に導入済みである(追加リプレイスあり)」 9.8%
「新規で導入を検討している」 4.6%
「必要性を感じるが導入は検討しない」 15.2%
「必要性を感じない」18.7%

まとめると全体では61.6%が「導入済み」、追加リプレイスを含めると14.3%が「検討中」という結果となった。

続いて、ストレージを「導入済み」、「導入予定」と回答した方を対象に、ストレージの利用環境について尋ねたところ、「導入済み」と回答した方
1位「NASのみ」 44.8%
2位「サーバ内蔵型ディスク」44.5%
3位「SANとNAS」 14.0%
さらに、4位「FC SANとiSCSI SAN」、5位「FC SANのみ」と続いた。

「導入予定」と回答した方
1位「NASのみ」 41.7%
2位「サーバ内蔵型ディスク」 38.1%
3位「FC SANとiSCSI SAN」 15.5%
さらに、4位「SANとNAS」、5位「iSCSI SANのみ」と続いた。

「SAN」に注目すると「FC SANのみ」では、「導入済み」が9.5%だったのに対して、「導入予定」で4.8%と減っている。一方、「iSCSI SANのみ」では、「導入済み」が6.2%だったのに対して「導入予定」では14.3%に、割合が上がっている。
増え続けるデータの管理を容易にするSAN環境を低コストで実現できることから昨今iSCSI SANに注目が集まっており、これが今回の結果に反映されていると思われる。

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■「データ増大」が導入のきっかけ、中小企業はコンシューマ系製品で課題解決
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次に、ストレージを「導入済み」、「導入予定」と回答した方を対象に、なぜストレージを導入しようと考えたのかその背景にある課題を探るべく、ストレージ導入の「きっかけ」を尋ねた。

「導入済み」と回答した方
1位「データ増大」 58.8%
2位「ストレージ集約」36.5%
3位「新システムの導入にともなって」 25.1%

「導入予定」と回答した方
1位「データ増大」 61.9%
2位「ストレージ集約」35.7%
3位「新システムの導入にともなって」27.4%

多くの企業は「データ増大」の解決策としてストレージの導入を考えているようだ。
参考までに、ストレージを「導入済み」と回答した方がどの程度の規模のストレージを導入しているか、「ストレージ環境の規模」を尋ねたところ、
1位「ローエンド製品中心(30~300万円未満)」 31.5%
2位「ミッドレンジ製品中心(300~3000万円未満)」 30.1%
3位「コンシューマ系製品中心(30万円未満)」 27.9%

従業員規模で見ると100名以下の中小企業では「コンシューマ系製品中心(30万円未満)」が52.7%で1位、1,001名以上の大企業では「ミットレンジ製品中心(300~3000万円未満)」が42.6%で1位と、従業員規模に応じて選ぶ製品の規模も変わってくることが分かった。

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■運用コストよりも“安定性”を重視、“障害の起きにくさ”が信頼性の基準に
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次に、ストレージを「導入済み」、「導入予定」と回答した方を対象に、ストレージ製品選定で「最も重視しているポイント」を尋ねた(1~3位で順位付けをする単一回答)。

「導入済み」と回答した方
1位「導入コスト」 50.0%
2位「安定性・可用性」17.8%
3位「処理性能」 9.0%

「導入予定」と回答した方
1位「導入コスト」 42.4%
2位「安定性・可用性」 16.5%
3位「管理・運用のしやすさ」・「処理性能」 9.4%

ほかのIT製品と同様に「導入コスト」を強く意識しているが、一方でほかのIT製品とは違い「運用コスト」よりも「安定性・可用性」や「処理性能」が重視されていることが分かった。

企業の重要情報を保管するものとしてストレージは信頼性が重要である。選定者がその信頼性をどのような基準で判断するのかを確認するために、「信頼性の基準としてストレージ選定時に最も重視するポイント」についてすべての方に尋ねた(1~3位で順位付けをする単一回答)。

1位「パーツや構造上の故障・障害の起きにくさ」 39.9%
2位「故障・障害発生時の継続稼働」 24.0%
3位「信頼できるメーカーの製品」 11.6%

となり、4位「稼働状況や障害発生など監視・保守の容易さ」、5位「故障・障害発生時のメーカー対応の迅速さ」、6位「過去の自部門での安定稼働実績」、7位「高い市場シェア・導入実績」8位「過去の他社や他部門での安定稼働実績」と続いた。

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<アンケート概要>
○調査期間:2012年2月8日~2012年2月15日
○有効回答数:593
○調査対象:キーマンズネット会員

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