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イクシア、2012年のネットワーク業界の上位トレンドを予測

イクシアコミュニケーションズ株式会社 2011年12月19日 15時59分
From PR TIMES

2011年12月19日

イクシアコミュニケーションズ株式会社

イクシア、2012年のネットワーク業界の上位トレンドを予測

~ネットワークテストのリーダー企業が成長を見込む分野は、データセンター、ワイヤレス、セキュリティ、IPv6、キャリアイーサネット~

米国時間2011年12月14日発表- 統合ネットワークテストソリューションのグローバルプロバイダであるイクシア(本社:米カリフォルニア州カラバサス、NASDAQ: XXIA)は、本日、ネットワーク機器メーカー(NEM)、サービスプロバイダ、および企業で採用されている最先端技術が、今日の厳格なネットワーク標準に適合する高品質で高性能のソリューションを必ず実現するものと確信しています。イクシアは、世界中の顧客、業界フォーラム、およびテスト施設との協力によって培った知識と経験を活用し、2012年におけるネットワーク業界の上位トレンドを予測しました。

●次世代データセンター

・40および100ギガビットイーサネット(GbE): 仮想化サーバーは、10Gbps
(ギガビット/秒)接続で処理可能な量を超えるトラフィックを生成します。
現在、40および100Gbpsポートをサポートするデータセンタースイッチのベンダーは数社に過ぎません。2012年には、ほとんどの主要ネットワーク機器メーカーはトップオブラック(Top of Rack)およびエンドオブロー(End of Row)スイッチで速度を向上させ、主要サーバーメーカーは高性能サーバーに40GbEインタフェースを搭載するものと見られます。低コストのQSFP+インタフェースが入手できるようになることで、開発が大幅に促進されます。新しいハードウェアがスケーラビリティとサービス品質(QoS)の要件を満たすことを保証するために、トラフィックとアプリケーションの配信を40Gbpsの速度で(さまざまな距離で)テストする必要があります。

・統合されたファイバーチャネルとイーサネットネットワーク:低コストの10Gbps Ethernetネットワークの普及と、新しいデータセンターブリッジング(DCB)およびFibre Channel over Ethernet(FCoE)技術の組み合わせにより、LAN/SANのコンバージェンス(融合)とその経済メリットがついに現実のものとなります。現時点でデータセンタースイッチにおけるFCoEサポートを発表しているのは、Brocade、Cisco、HP、およびMellanoxのみです。2012年には、さらに多数のスイッチベンダーがこのトレンドに乗り、自社でFCoE対応製品を提供するものと予測されます。全体的なスケーラビリティ、トラフィック優先順位付け、低遅延、およびストレージI/Oパフォーマンスに基づいてスイッチ機器を差別化する際、適合性およびパフォーマンスのベンチマークテストが重要な役割を果たします。

●インターネットセキュリティ

・ネットワークの防御: ゾンビ(ロボット攻撃システムとして振る舞うウイルスに感染したコンピュータ)は、インターネット全体において時限爆弾です。例えば、最近発生したスウェーデンのWikiLeaksサーバーに対する攻撃はネットワークの脆弱性を示しています。最新の統合脅威管理(UTM)装置は、複数のセキュリティ・メカニズムを備えており、これらにはファイアウォール、侵入検知および防止システム(IDS/IPS)、アンチウイルスソフトウェア、アンチスパムおよびURLフィルタ、VPNゲートウェイなどが含まれます。分散型サービス拒否(DDoS)攻撃の拡大により、ネットワーク機器メーカー、サービスプロバイダ、および企業は、自社のネットワークセキュリティが完璧かつ最新であり、ネットワークパフォーマンスに影響が及ばないよう検証を行うようになるとイクシアは予測しています。

●クラウドコンピューティング

2012年は、クラウドプロバイダが価格、 信頼性、セキュリティ、および応答性だけでなく、それ以外の面でも競合し始めることが予測されます。そのため、クラウドプロバイダは自社の全体的なコンピュータ、ストレージ、およびネットワークのスケーラビリティをテストする必要があります。クラウドプロバイダは、多様化するサービスに対してさまざまなQoSレベルが要求される顧客向けに、自社のインフラが高可用性を提供できることを保証しなければなりません。また、企業顧客にとっては、クラウドプロバイダがサービスレベル契約(SLA)を満たすことや、クラウド内へのアプリケーション導入スケジュールを短縮することが課題となります。クラウドデータセンターのすべての側面をテストすることによってのみ、ボトルネックを特定し、クラウド基盤を最適化することができます。パフォーマンスの劣化原因を特定するポイントは、以下の通りです。

1) 統合LAN/SAN環境におけるデータセンターストレージI/Oのテスト
2) 10/40GbEにおけるアクセスおよびアグリゲーションスイッチング階層
3) 100GbEにおけるコアスイッチング階層(データセンターの相互接続)
4) アプリケーションの作業負荷を伴う仮想化レイヤ
5) セキュリティの効果と正確性

クラウドサービスを利用するコンシューマも、 十分なユーザー体感品質(QoE)を提供する上で、どこにどれだけのコンピュータリソースが必要かを把握できるテストソリューションが必要になります。

●IPv6

・IPv4/IPv6の共存: 2011年2月1日に、Internet Assigned Numbers Authority (IANA)は分配可能な最後のIPv4アドレスブロックの割り当てを完了しました。今後IPv6アドレスへの移行が推進されます。今日、サービスプロバイダと企業は、IPv6トラフィック向けに、自社ネットワークの準備に追われています。IPv6実装は、公的機関におけるIPv6対応ハードウェアおよびソフトウェアの展開を必須とする多数の政府主導ポリシー構想(米国、オーストラリア、チェコ共和国、ドイツ、他多数)と、IPv6を推進する組織に対して出資する経済協力開発機構(OECD)加盟国(オランダなど)の2つの大きな力によって推進されています。IPv4とIPv6の両方をサポートできるようアクセスネットワークをアップグレードするサービスプロバイダの投資は、2012年も続きます。2012年の下半期には、多くの大企業が、自社ネットワークをIPv6に移行することも予測されます。IPv6への移行を推進するために、ネットワーク機器がIPv6に対応可能であることを示す、官民両方のテストが必要になります。

●LTE(Long Term Evolution)、モバイルバックホール、およびEPC(Evolved Packet Core)

・LTE(Long Term Evolution):2011年末までに世界中で30以上の商用LTEの展開と多数のトライアル展開が継続して実施されます。2012年には商用LTEネットワークが倍増し、北米とアジアが早期の展開を牽引します。スマートフォンの普及率が高まり、メディアリッチアプリケーションの利用が拡大するにつれて、モバイル事業者は引き続き処理能力の課題に直面します。2012年になると、モバイル事業者は処理能力の問題を解決するために、以下の複数の方法を利用することになります。

1) より周波数利用効率に優れた技術の導入
2) Wi-Fiとスモールセルを使用するデータオフロードの増加
3) ネットワークトラフィック管理の向上
4) 新しいビジネスモデルと課金プラン

このような方法により、通信事業者は処理能力そのものを増強するだけでなく、ビットあたりの配信コスト低下を見込んでいます。通信事業者は、自社のネットワーク効率を向上させるために多額の資金を投入していることもあり、今後、ネットワークを徹底的に検証することが予測されます。メディアリッチアプリケーションを使用する数百万台のクライアントを現実的にシミュレーションすることは、パフォーマンスと処理能力を保証するための重要な要素になります。VoLTEを使用したLTEネットワーク上の音声通信の最初の実装は2012年に始まりますが、2013年以降にならないと広範囲の展開は見込めません。2012年にはモバイルデータネットワークがセキュリティ攻撃の標的になる可能性が高まるため、ワイヤレスセキュリティテストも強化する必要があります。

・EPC(Evolved Packet Core):EPCは、LTEや3G技術のさまざまな変異型を含む、複数のワイヤレスアクセスタイプから送信される、すべてのトラフィックを集約します。2012年は新しいEPCにとって「スケーラビリティ」がスローガンになるでしょう。このようなコアネットワークは、統合された大量の音声、動画、およびデータトラフィックを単一のIPベースネットワークで処理しなければなりません。ネットワークとそのコンポーネントデバイスは複数の側面で処理能力のスケーラビリティを実証する必要があります。2012年はネットワーク機器メーカーと通信事業者にとって、特にコントロールプレーンのスケーラビリティが大きな課題になります。不十分なパフォーマンスと不完全な展開計画では、厳しい結果を招く恐れがあります。ネットワーク遅延やサービス停止に伴うサービス加入者の不満が脅威となることは、これまでの事例からも明らかです。パフォーマンスとネットワークトラフィックの正確な管理方法は非常に複雑なため、推測で実施できるものではありません。2012年以降、ネットワーク機器メーカーや事業者はこうした重要課題に対して適正な評価を行い、この領域における専門家であるテスト会社に検証を求める必要があります。

・モバイルバックホール:帯域幅の消費量が多いマルチメディアとモバイルデータ向けに、モバイル事業者はレガシーTDMバックホールネットワークをコスト効率の良いIP-over-Ethernetの枠組みに積極的に移行しています。クロック同期は、もはやIP/Ethernetバックホールの「障壁」ではありません。IEEE 1588v2 Precision Time Protocolの機能性とベンダー間の相互運用性は、過去2年間で複数の公開業界テストにおいて実証され、サービスプロバイダの58%は2013年までに同プロトコルの展開を計画しています。(出典: Infonetics)サービスプロバイダにとっての最後の障壁は、規模の観点から実環境のトラフィック配信状況において、境界および透過クロック実装のパフォーマンスをベンチマークすることです。ネットワーク機器メーカーは、具体的で、再現可能なテスト結果により、バックホールスイッチのパフォーマンスを証明する責任があります。また、サービスプロバイダは、ネットワークの進化とSLAに対応するために、ネットワーク構成を最適化する方法を決定する商用前テストを実施することになります。

●次世代ネットワーク

・MPLS-TP: 2012年に、業界はスケーラビリティや自動保護切替(APS)などの重要な対策事項を検証するために、MPLS-TPパフォーマンステストに取り組むことになります。公開テストでも、サービスプロバイダにより高度なネットワーク管理をもたらすMPLS-TP機能に注目するでしょう。イクシアは、2012年に自社ネットワークにMPLS-TPを展開するサービスプロバイダはほとんどないと予測しており、広範囲の展開は少なくとも18ヵ月後以降と見込んでいます。その理由は、公開の相互運用イベントに参加したベンダーが少数であるため、多くのベンダーでは実装が時期尚早であると見られるからです。さらに、MPLS-TPを実行可能な技術として実証することは、将来の展開に向けた最初の第一歩にしかすぎません。引き続き、MPLS-TPが、保証されたQoSと非常に高い信頼性を擁し大規模にサービス提供できるかどうかを、検証する必要があります。

・リッチメディア:最悪の事態がネットワーク事業者に迫りつつあります。スマートフォンユーザーは、現状のまま24時間、情報とエンターテインメントが利用できることを期待しています。ワイヤレスデータの使用量は、予想された急成長カーブを描いて増え続け、今後は大量の安価な帯域幅を使用できません。企業は引き続きクラウドに移行し、重要なアプリケーションは保証されたネットワークアクセスとパフォーマンスに依存することになります。


イクシアは、ネットワーク事業者が競争し、自社の信頼性への責務を全うする必要があると予測しています。ネットワーク事業者は、あらゆる種類の顧客サービスレベルが顧客の期待と契約上の要求を満たすことを確認することで、顧客満足を維持する必要があります。商用前にネットワークのアップグレードと予備テストを実施することは、顧客の使用法を予測し、準備をするために重要です。この種類のテストには、通常時と異常時のシナリオにおける、大量のモバイル、ホーム、および企業アプリケーションの使用量(ウェブ、電子メール、ストリーミングビデオ、VoIP)をシミュレートする、実環境サブスクライバモデリングがあります。

イクシアの社長兼CEO、アトゥール・バトナガー(Atul Bhatnagar)は次のように語っています。「変化し、増加し続けるエンドユーザーの要求を満たすため、ネットワーク機器メーカー、サービスプロバイダ、および企業に課せられた競争圧力によって、新しいネットワークの技術と展開が促進されます。当社は、イノベーションリーダーとしての独自の立場を活かし、将来の業界変動を十分に認識した上で、ネットワーク要件における必要な変化に適切な準備ができるよう、お客様を支援いたします」

●lxiaについて
イクシアは、ワイヤレスエッジからインターネットコアまで網羅する、業界で最も包括的な統合IPサービステストソリューションを提供します。ネットワーク機器メーカー、サービスプロバイダ、民間企業、および政府機関は、イクシアの業界最高水準のテストおよびシミュレーションプラットフォームを使用して、さまざまな有線、無線、および3G/4Gネットワーク機器ならびにネットワークの設計と検証を行っています。イクシアのソリューションは、あらゆる高拡張性ネットワークプロトコルをエミュレートし、メディアリッチなアプリケーショントラフィックを生成することにより、実環境の状態を作り出し、クラウド、コア、データセンター、無線、およびマルチプレイネットワークのパフォーマンス、適合性、およびセキュリティを検証します。イクシアの詳細情報は、 www.ixiacom.com (日本語サイト: リンク )をご覧ください。

*Ixiaおよびイクシアの4枚の花びら(four-petal)のロゴマークは、イクシアの登録商標または商標です。その他の商標は、各所有企業に帰属します。

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