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集合型ホーム・デジタル・ネットワークとスマート・グリッドの可能性を拡大

STマイクロエレクトロニクス 2011年07月07日 09時35分
From PR TIMES

電力線通信分野におけるSTの地位を強化するため、
Arkados社の知的財産および人材を取得
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エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
電力線通信分野(PLC:Power Line Communication)における競争力を高めるため、
Arkados社の半導体関連資産ならびに知的財産を取得したことを発表しました。

Arkados社は、業界の新たなイニシアティブであるHomePlugの中心的存在として、
集合型デジタル・ホーム・ネットワークの発展と普及に取り組んでおり、
2008年後半以来、STはクラス最高レベルのHomePlugブロードバンド
PLCソリューションを開発するため、Arkados社と緊密に協力してきました。
ブロードバンドPLC技術によるホーム・ネットワーキングは、既存のコンセント
および電力線を使用した高速ホーム・ネットワークの構築を実現し、新たな通信
回線を必要としないアプローチの大きな優位性を利用者に提供します。

STは、従来は不可能であった消費者による電力使用量のモニタ・管理を可能にす
るスマート・メータおよびスマート・グリッド電力線通信分野のリーダー企業
です。STのナローバンドPLCプラットフォームは、世界中の主要な
スマート・メータ設置プロジェクトにおいて、幅広く採用されています。
今回新たに取得したブロードバンドPLCに関するIPは、STの電力線通信分野向け
ソリューションを補完するとともに、ホーム・マルチメディア・
ネットワーキング、スマート・エネルギー・アプリケーション、電気自動車と
スマート・グリッド間の通信技術など、集合型ホーム・デジタル・ネットワーク
やスマート・グリッドといった将来のブロードバンドPLC市場におけるSTの地位
をさらに強化します。

STのシニア・エグゼクティブ・バイスプレジデント 兼 インダストリアル&
マルチセグメント部門ジェネラル・マネージャであるCarmelo Papaは、次の様に
コメントしています。「STは、電力管理と省エネルギーに関する主導的地位を
引き続き強化していくため、消費電力を最小限に抑えながら、人々がいつでも
どこでも情報やエンターテインメントにアクセスするためのアプリケーションを
実現すべく、最も革新的なテクノロジーの開発に取り組んでいます。Arkados社
のHomePlug技術は、業界におけるほかの技術と比較した場合、サイズ、
シンプルさ、柔軟性、将来の拡張性といった数多くの点で優位性があると
考えています。STの技術とArkados社のブロードバンドPLCに関する専門性が
組み合わさることにより、ホーム・ネットワークおよびスマート・グリッドの
基礎となるPLCの広範な普及が加速することでしょう。」

HomePlugおよび電力線通信技術について
HomePlug( リンク )は、STをはじめとする多くの主要企業
が協賛する業界規模のアライアンスです。このアライアンスは、コスト効率に
優れ相互運用可能で且つ規格に準拠した家庭用電力線ネットワークおよび
最終製品の迅速な導入、採用および安定供給の実現と推進を目的としています。

HomePlug技術は、電力線ブロードバンド(BPL)ネットワークのための
IEEE1901(1)規格に準拠しており、ギガビット・クラスの通信サービスへの
移行経路を保証する相互運用可能な技術の完全なエコシステムを提供します。
HomePlug規格には、大きく分けて、スマート・グリッドおよびスマート・
エネルギー・アプリケーション向けのHomePlug GP(グリーンPHY)と、
ホーム・ネットワークを始めとするコンスーマ機器向けのHomePlug AV
(オーディオ・ビデオ)の2種類があります。HomePlug GPとHomePlug AVは
相互運用可能です。

電力線によるホーム・ネットワークは、既存のコンセントと電力線を利用した
高速ホーム・ネットワークの構築が可能という点で、新たな通信回線を
必要としないアプローチの大きな優位性を利用者に提供します。

スマート・グリッドは、インテリジェントなデジタル電力ネットワークを意味し、
その用語は次世代送電網の総称として使用されています。利用者は、ホーム・
ネットワークを使用し、スマート・メータ経由でスマート・グリッドと
通信することが可能になるため、電力会社と同様によりスマートな電力管理が
可能になります。

また、電気自動車とスマート・グリッド間の通信は、電力会社および利用者が
プラグイン型電気自動車の充電作業を管理することを可能にし、電力消費が
ピークとなる時間帯の充電の制御を実現します。最近、HomePlug アライアンス
は、ドイツの自動車メーカー5社を代表するCarmeq GmbH社のCoordination
Office Charging Interfaceより、同自動車メーカー各社が
プラグイン型電気自動車と充電ステーション間の通信技術として、
PLC IEEE1901 プロファイル・グリーン PHY(HomePlug GP(2))を選定した旨の
連絡を受けました。この国際規格の主な目的は、物理層・データリンク層に
おける共通の通信技術の採用を推進することです。

全ての商標は各所有者の財産です。

(1) IEEE1901は、電力線ブロードバンド(BPL)ネットワークに関するIEEE規格
(メディア・アクセス制御および物理層仕様)です。2010年9月に承認され、
2011年2月に規格書が発行されました。
(2) HomePlug GP(グリーン PHY)は、HomePlug アライアンスがスマート・
グリッドおよび スマート・エネルギー・アプリケーション向けに策定した
新しい仕様です。詳細については、
リンク をご覧ください。

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。
STは、高度な技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)
ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使すること
により、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションに
おいて他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。
2010年の売上は103.5億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: リンク
STグループ(英語): リンク

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL:03-5783-8250 FAX:03-5783-8216

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