アウンサンスーチーさんが独占ロングインタビューに登場!/VOGUE JAPANウェブサイトにてメッセージ動画も公開中

コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン 2011年04月25日 15時20分
From PR TIMES



『VOGUE JAPAN(ヴォーグ ジャパン)』 2011年6月号の
テーマは「The Age of Beauty」。
年齢を重ね、試練を超えてさらに輝く女性たちの秘密に迫る
大特集に、ビルマ民主化運動の旗手でありノーベル平和賞受賞の
アウンサンスーチーさんが登場します。

今回ヴォーグ ジャパンが焦点をあてたのは、人々を牽引する
指導者としての強い姿だけでなく、ひとりの女性としての
「素顔」。
彼女の長年の親友を介して、これまでメディアには
ほとんど公開されたことのない自宅での取材が実現。
リラックスした環境の中で、家族との絆、日本に住んでいた頃の
思い出、そして自身の活動についてなどが語られました。

また今回の未曾有の大震災について、幾度となく苦難を乗り越えてきた
彼女からのメッセージも。
「人にはどうしても選べない運命というものがあります。(中略)
でもそれにどう向き合うか、それはあなたが選ぶもの、だと思うのです。
(中略)
日本の人たちは今回の震災に対して、不平を言うのではなく
前向きに行動しようとした。その向き合い方を選んだことは、
とても素晴らしいと思います」

インタビューの中には、幼い頃に観た日本映画『ゴジラ』に
大きな感銘を受けた話など意外なエピソードも。VOGUE JAPAN ウェブサイト
リンク)では
彼女からのメッセージ動画も公開中。家族を持つひとりの美しい女性としての、
アウンサンスーチーさんの素顔が浮かび上がります。


■アウンサンスーチー

1945年生まれ。インド、ロンドン、ニューヨーク、ブータン、日本在住を経て、
88年に母の介護のためにビルマに帰国。翌89年、国内の民主化運動を受けて
仲間とともにNLD(国民民主連盟)を結党。国民から絶大な支持を集めるが
国家防御法により自宅軟禁に処され、不自由を余儀なくされる。
91年にノーベル平和賞を受賞。昨年11月に3度目の自宅軟禁が解かれ、
再びビルマ民主化に向けた活動を始めた。


■大震災後の日本へのメッセージ

「勇気ある日本の皆さま――津波は多くのものを奪いました。
しかしながら日本の皆さまには、他者を思いやる気持ちと親切さがあります。
この親切心こそが、日本人の最大の強さでもあると思うのです。
私たちNLDのスタッフは今、震災に遭われた方々のために書かれた詩を集めた本を作り、
日本語に翻訳し、皆さんに届ける準備をしています。残念ながらビルマは経済的、
物質的な支援をオファーできる状況下にはありません。でも私たちが皆さんに思いを寄せ、
私たちの心はそばにいるということを、詩集を通してお伝えしたいと思っています」


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