特許庁の請負事業「日本語特許出願書類の中国語への機械翻訳に関する調査」を実施



株式会社クロスランゲージ(東京都千代田区、代表取締役:古賀勝夫)は、平成22年度特許庁請負事業「日本語特許出願書類の中国語への機械翻訳に関する調査」を受注、調査を実施しました。
 経済成長の著しい中国では、公開される特許出願書類も膨大になってきていますが、これを検索したり発明を理解したりすることは言語的な障壁から我が国審査官にとっても出願人にとっても容易ではありません。
 このような状況の中、知的財産推進計画2010 に記載されるように特許出願書類への機械翻訳の活用が期待されています。

本調査は、検索の際に日本語の検索キーワードを中国に機械翻訳し検索する方式(キーワード翻訳方式)等による有効性を検討するため、日中機械翻訳について分析を行うものです。また、日中機械翻訳についての調査は我が国出願人の中国出願時の特許出願書類作成に対する機械翻訳の活用に資するものでもあることから、日本語特許出願データを中国語に機械翻訳し、その翻訳精度や翻訳不備の原因等を分析し、特性の有無の調査や定型化が可能な表現の検証を行うとともに、問題点の把握、対応策や改善方法の提案を行いました。

クロスランゲージでは、これまでも機械翻訳利用時の精度向上のための様々な実証実験や調査・検証に参加しており、昨年も特許庁から「中国公開特許公報の機械翻訳による日本語での提供に関する調査」「韓国公開特許公報の機械翻訳による日本語での提供に関する調査」を受託し、機械翻訳精度向上のためのノウハウを高く評価していただきました。

近年、国際的な特許文献を検索・調査する上で、機械翻訳が、世界の主要知的財産権庁が今後取り組むプロジェクトの一つとして重要視されています。クロスランゲージは、本調査の調査・分析に得られた知見をもとに、さらなる機械翻訳の精度向上に取り組み、我が国の知的財産推進を強力にサポートします。

【報道関係のお問い合わせ先】
株式会社クロスランゲージ 広報担当:中川
TEL: 03-5215-7633   メールアドレス: solution@crosslanguage.co.jp

【株式会社クロスランゲージの概要】
(1)社名: 株式会社クロスランゲージ
(2)設立年月:1988年5月
(3)資本金:1億円
(4)事業: 翻訳システムの開発・販売、翻訳サーバー、翻訳機能の組込み、翻訳に関する各種調査・コンサルタント、
翻訳者による翻訳、辞書の構築など翻訳にかかわる様々な課題を解決する事業を行っています。

知的財産戦略本部が作成しているもので、今後の我が国の産業の国際競争力強化のための中枢に位置づけ、政府全体の新成長戦略と連動して推進している。
リンク
                                                            2011年3月1日 株式会社クロスランゲージ

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