SAS Institute Japan、銀行向けデータ統合ソリューションを提供開始

SAS Institute Japan、銀行向けデータ統合ソリューションを提供開始
~リスク管理、AML、マーケティングなど銀行のデータ活用ニーズを満たす、包括的データ統合基盤~


ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下:SAS)は本日、銀行を対象としたデータ統合ソリューション基盤である「SAS(R) Banking Analytical Architecture (バンキング・アナリティカル・アーキテクチャ、以下BAA)」の提供と、同ライセンスの導入・運用に関するコンサルティングサービスの提供を開始すると発表しました。

国内銀行の多くは、銀行間の統合や部門・部署毎に多様なシステムを導入してきたことにより、多数のデータベースが散在し、その管理コストの増大やデータの不整合といった課題を抱えています。また、全社的なデータウェアハウスが整備されていないために、環境の変化に応じたリスク管理や、顧客動向の分析、データガバナンスの維持などに迅速に対応することができないケースも少なくありません。

SASは、これらの課題の解決を、BAAによるデータの統合により実現します。企業内に散在するデータを、国内外の数多くの銀行システム導入で培ったノウハウを盛り込んだデータモデルであるSAS Banking Detail Data Store (DDS)に統合することにより、データの管理コストを大幅に削減することができます。また、DDSは市場リスク、信用リスク、オペリスクなど多くのリスク管理システムのほか、マネーロンダリング対策に代表されるコンプライアンスシステムや、イベント・ベースド・マーケティング(EBM)に代表されるマーケティングシステムにも対応しています。金融機関はDDSを導入することで、情報システムの一元化や高度化を実現することが可能となります。

SAS Banking Analytical Architectureの特徴
・DDSでは、データモデルとして論理データモデルと物理データモデルの両方を提供します。多くのデータウェアハウスでは論理データモデルしか提供されていないため、導入時に、プロジェクト単位で論理データモデルから物理データモデルを設計、生成した上で構築する必要があります。DDSでは物理データモデルがあらかじめ提供されているため、データウェアハウス構築の期間短縮と導入コストの削減が可能となります。

・DDSの他に、ETLツール「SAS Data Integration Studio」や包括的なBI機能を提供します。ETLツールはDDSにデータをロードするためのデータ処理フローをGUIベースで開発でき、円滑なデータウェアハウスの構築を支援します。またBI機能を使用することにより、組織全体にわたってリスクを正確に予測・モニタリング・レポーティングすることが可能です。これにより、銀行における堅牢かつ柔軟なデータプラットフォームを実現することで、経営状況を可視化し迅速な意思決定を支援します。

提供開始時期
2011年3月1日

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においては最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の50,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万1千名、日本法人 約210名(リンク

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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