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協友アグリ、日本インフォアのERPとBIを短期間で導入し、情報の一元化と経営のスリム化を図る

「Infor ERP LX」と「Infor PM」を8ヶ月でビッグバン導入し、リアルタイムでのコスト・在庫情報の把握と、内部統制の向上を実現

2010年11月4日― 日本インフォア・グローバル・ソリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:村上 智、以下、日本インフォア)は、農薬の製造・販売で70年の歴史を持つ協友アグリ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:小高根 利明、以下、協友アグリ)が、日本インフォアのERPソリューション「Infor ERP LX(旧製品名:BPCS)」と業績管理(BI)ソリューション「Infor PM アナリシス(以下、Infor PM)」を、導入したことを発表します。8ヶ月という短期間でビッグバン導入し、情報の一元化と、経営のスリム化を図っています。

<導入の背景>
水稲分野や園芸分野などで様々な農業用薬品を取り扱う協友アグリが、製造・販売する薬品の数は400種類にも及びます。これまでは、約20年前から個別に導入されてきた会計・販売・生産・原価管理システムが連動していなかったため、一部で表計算ソフトを活用しながらも、情報管理が担当者によって個別に行われてきました。特に販売管理と生産管理の情報が連動していなかったことで、受注状況をリアルタイムに生産現場に反映するのが難しく、在庫を余分に持つことで対応せざるを得ませんでした。また、決算において実際原価の計算に時間がかかり、決算期間短縮の障害となっていました。

情報活用という面では、簡易なデータベースソフトで作られたデータウェアハウスはあったものの、担当者が個別に管理しており、具体的な予測シミュレーションや計画立案に活用できるレベルではありませんでした。こうした課題に対して、情報の一元化により、各種情報をリアルタイムに把握できるようにすることが求められていました。

<今回導入されたシステムと短期間でのビッグバン導入について> 
そこで、2009年9月に、Infor ERP LXによる販売・生産・会計が一体となったシステムを導入することを計画し、Infor ERP LXで収集した情報を用いて実際原価へ配賦する機能の構築を開始しました。2010年3月からはBIツールであるInfor PMの導入作業も開始し、8ヶ月後の2010年5月のゴールデンウィーク明けに、同時にシステムの稼働を開始しました。

今回導入されたシステムでは、Infor ERP LXにより、販売・生産・会計システムを統合し、情報の本社組織への集約と一元化を実現しました。さらにInfor PMによってデータを可視化することで、各種の情報をリアルタイムに把握できるようになり、コスト・在庫の削減や今まで以上に精度の高い計画の立案が可能になりました。

<Infor製品の選択理由>
当初、スクラッチ開発でのシステム刷新も検討されましたが、プロセス系製造業で豊富な実績を持つInfor ERP LXで、会計・販売・生産・原価管理など業務システムを一元管理するという日本インフォアの提案が採用されました。

採用に至った理由を、協友アグリのシステム導入責任者である、執行役員 経営管理部 部長 白鳥吉久氏は「必要となる製造業務要件が既存の機能で網羅されており、フィット率が高かったことに加え、在庫管理や各製造工程の進捗やコストを管理できるなど管理機能が豊富でした」とコメントしています。

また、分断していたシステムを統合するため、品番コードの統一/マスターデータの統合と標準化を進めるなかで、当初段階的に導入を予定していたInfor PMも同時稼動させることができると判断し、同時稼動を目指すことになりました。

<短期導入が実現した理由>
社内システムを大幅に刷新する際には、プロトタイプの作成時に要件が拡大し、予算・期間が増加してしまうケースも多いなか、協友アグリではシステム導入責任者の強力なリーダーシップのもと、社内の業務プロセスの変革や社員の意識の持ち方の変革を徹底して推進しました。結果として、ERPパッケージに大きな変更を加えることなく導入できたため、短期間でのカットオーバーが実現し、データ整備に時間がかかるBIの活用もスムーズにスタートできました。

また、今回の短期導入では、ERPとBIの両方が同じ日本インフォア製品だったことも大きなメリットになっています。また、Infor ERP LXはIBM iプラットフォームで稼働するため、オープン型プラットフォームと比較して、システム設定、管理、維持工数が少なくて済んだこともあげられます。さらに、Infor PMがBIツールとしては分かりやすい製品で、サポートにあたるパートナー企業も、数日のトレーニングで使いこなせるようになりました。

<現在までの導入効果と今後の展望>
今回のシステム刷新による効果について白鳥氏は、「ERPのデータをBIツールを通じて即時に経営トップが見られるようになったことで、経営判断の迅速化に大きく貢献することができました。経営者は、インターネットを通じて、エリア別・品目別の販売状況や各品目の在庫状況をリアルタイムに把握できます」と語り、「また、Infor ERP LXによって大幅な月次決算の短縮ができました。これまでは業績報告資料の作成に2週間近く要していましたが、Infor ERP LXとInfor PMの組み合わせで、第3営業日には事業部門別の損益計算書ができあがるようになりました。年次決算についても、これまで1週間かけていた実績原価計算が瞬時に終了するようになったため、決算期間を3週間から10日ほどに短縮できる見込みです。」と今回のシステム刷新を高く評価しています。

将来の展望については、「今後は生産系の情報をInfor PMに取込み、生産分野においても迅速な経営判断ができるようにしたいと考えています。また、生産計画・購買手配についてInfor ERP LXの機能を最大限活用し、とくに生産間接部門の大幅なコストダウンを目指したいと考えています。さらに、販売情報についても現場のニーズにあわせてBIの活用範囲を広げ、市場の変化に迅速に対応できる企業経営を目指します」(白鳥氏)と、今回構築したシステムと、今後蓄積される情報のさらなる有効活用への決意を述べています。

用語解説

○ Infor ERP LXについて  
Infor ERP LX(旧製品名:BPCS) は、先進の組立製造型、プロセス製造型および混在型製造形態に対応し、生産、販売、会計、流通等幅広い機能を有するIBMi特化型ERPです。企業の業務効率化に必要とされる情報提供や可視化の実現、ワークフローの統合、相互運用性やコンプライアンス対応を強化・支援する柔軟なソリューションです。この製品は、高機能性で厚い信頼を集めるIBM i (AS400) をプラットフォームとして採用しているので、お客様のTCO削減にも効果を発揮します。日本インフォアでは、2010年6月にIBMi特化型ERPの専門事業部を発足し、IBMi ERPおよびその周辺システムの提供に一段と力を入れています。IBMi専門事業部では、IBMi共通のSOAプラットフォームおよびIBMi ERP共通アプリケーションの提供をしています。また、他のインフォア製品と同様、多彩な機能を搭載していながらも短期導入が可能なソリューションとして貴社におけるビジネス価値の実現もスピード化し、早期の投資回収を可能にしていきます。
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○ Infor PM について
Infor PM10は、企業業績管理に必要な戦略策定・予算計画・予算編成・連結管理・事業予測のプロセスを支援する「アプリケーション」と柔軟な多次元分析/レポーティング機能を提供する「アナリシス」により構成され、企業全体のPDCAサイクルの構築に貢献します。これらは、どちらかを選択的に導入することも、両方を統合して導入することも可能であり、拡張性・統合性の高い業績管理システム構築が可能になります。本製品は目標・計画策定および業績管理サイクルの早期化を支援し、企業の競争力向上に貢献するソリューションです。 リンク

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