オートデスク、最上位のクリエイティブ フィニッシング 複合ツールセット Autodesk Flame Premium 2011を発表

3次元ビジュアルエフェクト、エディトリアル フィニッシング、カラーグレーディング ソリューションをひとつのパッケージで提供。導入コストの削減と、クリエイティブサービスのさらなる拡張、多様化を実現

オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、社長:鬼澤盛夫)は、3 次元ビジュアルエフェクト、エディトリアル フィニッシング、リアルタイム カラーグレーディング用クリエイティブ フィニッシング ソリューションのパッケージ製品「Autodesk(R) Flame(R) Premium 2011」(オートデスク フレーム プレミアム 2011、以下Flame Premium)を発表しました。Flame Premium は最新の2011 バージョン Extension 1の「Autodesk(R) Flame(R)」(オートデスク フレーム)、「Autodesk(R) Smoke(R)」(オートデスク スモーク)、「Autodesk(R) Lustre(R)」(オートデスク ラスター)をひとつのパッケージにまとめた製品で、ポストプロダクションによるクリエイティブサービスの拡張と多様化を、高い費用対効果のもとに実現します。また、オートデスク クリエイティブ フィニッシング 製品ユーザは、クロスグレードを行うことにより、さらに低コストで全てのツールを手に入れることが可能になります。
米国オートデスク社 メディア & エンターテインメント担当 シニア バイス プレジデントのマーク・プティ(Marc Petit)は次のように述べています。「Flame Premium はクリエイティブサービスの拡大と、より洗練されたビジュアルイメージを常に求めるメディア業界における競合優位性獲得の機会をユーザに提供します。業界はHD、ステレオスコピック3D(立体視)、デジタル配信によって急速に変化しています。このような環境下、企業にはより少ない投資で、より多くの成果を上げるための柔軟性が求められています。Flame Premium によって、より高品質なビジュアルエフェクト、エディトリアル フィニッシング、リアルタイム カラーグレーディングのすべてをひとつのワークステーション上で完遂でき、より幅広く、充実したサービスの提供が可能になります」

Autodesk Flame は過去20年に渡り、大手ポストプロダクションでの主要ツールとして使用されてきました。Autodesk Flame、Autodesk Smoke、Autodesk Lustre などのクリエイティブ フィニッシング ツールは「Lost」、「BONES」、「Dr.HOUSE」といったTVプログラムや、「アイアンマン2」、「タイタンの戦い」、「シャッター アイランド」などの映画作品、さらに「Super Bowl campaign」や「The Beatles Rock Band」のビデオゲーム、スニッカーズの「Game」など、受賞歴を持つ数々のCM 作品の制作に使用されました。Autodesk Flame とAutodesk Lustre はそれぞれアカデミー賞(R)の科学工学賞を受賞しています。

マーク・プティはさらに、次のように述べています。「オートデスクのクリエイティブ フィニッシング ソリューション ユーザの多くは、世界中のポストプロダクション業界の著名人です。従来の時間料金請求型モデルからプロジェクト中心モデルへと業界のビジネスモデルの移行が進む中、顧客の指示を受けながら業務を進めていくポストプロダクションはその重要性が変わることなく、拡大傾向にあります。ポストプロダクションは今日、あらゆる分野にわたって、さらに統合が進んだ効率の良い制作サービスを実現する必要に迫られています。その結果、顧客の作品に対する要求や制作スケジュールに対応可能な、よりインタラクティブで質の高いクリエイティブ ソリューションが必要とされています。Flame Premium は、制作現場での実績と信頼を誇るツールを統合することで業務効率化を実現可能な、これまで以上のスピード、費用対効果、品質を提供するクリエイティブ ソリューションです」
Flame Premiumでは、通常オートデスク サブスクリプション ユーザに限定して提供されているパッケージ各製品の2011 バージョン Extension 1を提供します。Flame Premium はHP Z800、HP xw8600各ワークステーション上で動作します。

クリエイティブ フィニッシング 各製品 2011 バージョン Extension 1 の主な機能は以下の通りです。

◆プロシージャルなサブスタンス テクスチャ ツールの強化
・テクスチャ プリセットが新しく 100 以上追加され、白紙の状態からコンポジットを作成可能

◆新規クリエイティブ ツール
・3D ブラー、マット エッジ、ブラー、グローの各種エフェクトを使用する際のパフォーマンス向上、より細かな調整が可能
・再設計されたグラデーション ツールは、色の範囲やアルファの設定をアニメートおよび定義することが可能

◆サポートされるフォーマット
・ARRIRAW および RED SDK 3.1 をサポート
・PNG 画像のサポートによりデザイン アプリケーションとのコラボレーションが可能
・多用途に使われている Adobe(R) Photoshop(R) ファイルのサポート強化

◆ステレオスコピック3D(立体視)
・デュアル イメージのサイド・バイ・サイド ブロードキャスト用ステレオスコピック3D (立体視)形式でのリアルタイムタイムデリバラブルをサポート
・ステレオスコピック3D(立体視) のタイムライン ソフト エフェクトの使用時に、タイムラインで左目および右目用のトラックを同時にレンダリング可能

◆クリエイティブ フィニッシング ワークフローの強化
・Autodesk Lustre プロジェクト データを Autodesk Flame および Autodesk Smoke のプロジェクトとアーカイブし、アセットとメディアを一緒に保管可能
・Autodesk(R) Flare(R) でファイルベースでのアーカイブの作成およびリストア可能

また、今回より、Autodesk Smoke 2011 For Mac OS(R) X には、サブスクリプション アドバンテージパックとして以下の機能がユーザに提供されます。

・ブラー、グローの各種エフェクトを使用する際のパフォーマンスが向上し、より細かい調整が可能
・Euphonix MC Panelをサポート
・ARRIRAW および RED SDK 3.1、PNG画像をサポート


【各製品の出荷開始予定日】

製品名:Autodesk Flame Premium 2011
出荷開始予定日:2010年9月中旬出荷予定

製品名:Autodesk Flame、Autodesk Flare、Autodesk Smoke、Autodesk Lustre の各2011 バージョン Extension 1
出荷開始予定日:2010年9月中旬出荷予定

製品名:Autodesk Smoke 2011 For Mac OS X サブスクリプション アドバンテージパック
出荷開始予定日:2010年9月下旬出荷予定

オートデスクは、オランダのアムステルダムで 2010年9 月10日から14日まで開催のInternational Broadcasting Convention(IBC)のHall 7、D25スタンドに公式ブースを出展しています。参加者へのプレゼンテーションと製品デモンストレーションの様子は、オートデスクのデジタル エンターテインメント コミュニティであるThe AREA内に設置されたVirtual IBC (リンク )からご覧いただけます。


◆「Autodesk Premium Seminar 2010」を開催
オートデスクでは、IBC 2010 で発表された各製品(Autodesk Flame、Autodesk Flare、Autodesk Smoke、Autodesk Lustre)2011 バージョン Extension1 と新製品のFlame Premium の詳細を紹介する 「Autodesk Premium Seminar 2010」 を、以下の要領で開催します。会場ホワイエには、Autodesk Smoke 2011 For Mac OS Xが展示される予定です。

【開催概要】

日時:第一回 2010年10月 7日(木) 13:00 - 15:30 (受付開始 12:00)
第二回 2010年10月 7日(木) 16:30 - 19:00 (受付開始 15:30)
会場:秋葉原 UDX THEATER
〒101-0021 東京都千代田区外神田 4-14-1
TEL:03-3254-8421 FAX: 03-3254-8422
周辺地図:リンク 
定員:各セミナー 174 名 (先着順)

「Autodesk Premium Seminar 2010」への申込は以下URLで受け付けています。
リンク 
Flame Premium に関する詳細は、以下 URL をご覧ください(英文のみ、日本語ページは近日公開予定)
www.autodesk.com/flamepremium 

以上


◆オートデスク株式会社概要
本 社:東京都中央区晴海1-8-10  晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 24F
大阪営業所:大阪市淀川区宮原3-5-36 新大阪トラストタワー 3F
代表取締役社長:鬼澤盛夫
設 立:1985年4月1日
資 本 金:1億円
ホームページ:リンク 

◆Autodesk,Inc.会社概要
Autodesk, Inc. (NASDAQ: ADSK) は、製造、建築、土木、メディア & エンターテインメント市場で利用される2次元/3次元デザイン ソフトウェアを提供する世界的な企業です。
1982年のAutoCAD(R)の発表以来、業界先進のデザイン ソフトウェアの開発に取り組み、ユーザのアイデアをデジタルで具現化、実感できるようにし、コンテンツ制作や実際のモノづくりを支援しています。オートデスクのソフトウェアは、アカデミー賞(R) 視覚効果賞の直近 15 年間の受賞作品や Fortune 100 企業で、時間とコストを抑制しながらアイデアの設計や視覚化、シミュレーションを行えるソリューションとして、また競争優位性を築く高い品質や革新性を創出するツールとして広く利用されています。
詳細は、リンク をご覧ください。


当プレスリリースに関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

◆ 報道関係者問い合わせ窓口
オートデスク プレスデスク 担当:野村/木下
Email: autodesk@golinharris.com 
phone: 03-5427-7361

◆ お客様問い合わせ窓口
オートデスク インフォメーションセンター
TEL: 0570-064-787


Autodesk、AutoCAD、Flame、Smoke、LustreならびにFlareは、米国および/またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、その子会社、関連会社の登録商標または商標です。アカデミー賞(Academy Award)は、米映画芸術科学アカデミー(the Academy of Motion Picture Arts and Sciences)の登録商標です。その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。オートデスクは、通知を行うことなくいつでも該当製品およびサービスの提供、機能および価格を変更する権利を留保し、本書中の誤植または図表の誤りについて責任を負いません。
(C)2010 Autodesk, Inc. All rights reserved.

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