実践学園中学校 入試説明会(H22.9.7)参加レポート

代々木進学会 教務課長 成澤公彦

 実践学園を訪ねるといつも感心することがある。
 それは「挨拶」である。校門をくぐると中学生も高校生も等しく「こんにちは」と声を掛けてくれる。どちらかといえば高校生のほうがしっかり挨拶が出来ている。入学から6ヵ年の学園の教育の「証し」のように私は感じている。

 国際化が加速する今日、経済界からはコミュニケーション能力の高い人材を求める声が高まっている。文科省の新学習指導要領にもコミュニケーション能力の伸長について盛り込まれたことは周知のことと思う。
 無論、英語教育も大切であるし、また、プレゼンテーション能力を高めることも極めて有用である。塾説で伺う各学校も等しくこうした時代の要請に沿ったプログラムが必然用意されそのご紹介を受ける。しかし、語学力、提案力が高ければすなわち将来国際社会で活躍できる人材たるかといえば、それは違うのではないかと思う。
 学校を訪ねてきた人は、いわば自分の家に訪ねてきた「お客様」であり、また、通学路にお住まいの方々は「ご近所さん」という大変身近で自らの生活に根ざした考え方。こうした拠りどころ、人としての土台作りこそが極めて大切だと私には思えるのである。
 その意味で、実践学園の取り組みはコミュニケーション能力を築く「はじめの一歩」を丁寧に踏み出しているように感じる。

 2011年春には「自由学習館」が建つ。図書館でもなく、セミナー施設でもない。休館日を除いて出校日以外の日でも生徒はいつでも利用できる学習スペースだそうである。
 「自学自習」「自調自考」の力を養う。学園の掲げ目標の達成に向けとても良い環境になるに違いない。

 是非、学園に一度足をお運びいただきたい。そして、生徒さん達、先生方の「生活の現場」に触れていただければと思う。屋上の「実践の森・農園」に吹く風のように生命感溢れる発見と創造の教育現場を体感できるはずである。


 閉会後は、個別相談および校舎見学があった。
 参加者は、約100名であった。


■会社概要
商号:   株式会社 進学教育社
代表者:  代表取締役 西内 識晃
所在地:  〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-60-11 東興本社ビル8F
事業内容: 塾講師キャリア リンク
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