マイクレル社、イーサネット接続のパワー要件を1/2に低減

Yokohama, Aug 9, 2010 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社は、本日、超低電力小型パッケージのシングルポート10/100 PHYトランシーバのKSZ8051/8031ファミリーを発表した。

Yokohama, Aug 9, 2010 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、本日、超低電力小型パッケージのシングルポート10/100 PHYトランシーバのKSZ8051/8031ファミリーを発表した。このICでは、標準CAT-5 UTP (unshielded twisted pair)ケーブルまたは光ファイバーを介したデータの送受信用の、MIIまたはRMIIインターフェースを提供している。ソリューションは、マイクレル社の拡張ミクスドシグナル設計をベースにしており、前世代と比べて消費電力が1/2になっている。デバイスの特徴は、集積度の高さ(4つの終端抵抗、レギュレーター内蔵)、より安いシステムコスト、システム設計簡素化などである。このICではまた改良されたパフォーマンスと、非常にコンパクトなパッケージオプションに拡張機能セットがすべて搭載されている。ICは現在サンプル提供中で、量産品の発注の開始は2010年第3四半期の予定。価格については、お近くのマイクレル社営業所にお問い合わせください。


「デジタルホームにおいて、エネルギー効率、およびENERGY STARなどの主要な環境標準へのコンプライアンスの重要性はますます大きくなり、マイクレル社の新型デバイスが、デジタルTV、セットトップボックスおよびメディアプレイヤーなどのデバイスのIP接続の普及実現のカギとなっている。」と、マイクレル社イーサネット製品部長のWiren Perera氏は述べた。「急成長中の工業オートメーションおよび自動車市場においては、排ガス量の低さや、マイクレル社の強みである信頼性の高さと高品質も、これらのデバイスが接続機器に最適な理由となっている。」


IEEE 802.3/802.3u規格に完全準拠しているため、デバイスは、他の規格に対応している展開済みデバイスと共にシームレスに動作する。超低電力設計は、今日の消費者向け、工業用および自動車用イーサネット機器のグリーン要件に対応している。オンチップ終端は、コンポーネント数を減らすだけでなく、PCB設計を簡素化し、システムBOMを節減するだけでなく、信号品位とEMI放射全般を改善する。レギュレーターを内蔵する単一外部電源(3.3V)により、コア部分は1.2Vで動作し、I/Oは1.8V/2.5V/3.3Vに対応可能となっている。KSZ8051MLL/FLLは、48ピンLQFPパッケージで提供され、銅線ケーブルまたは光ファイバーへのインターフェースのオプション付のMII MACインターフェースが搭載されている。KSZ8051MNL/RNLは32ピンQFNに納められたカッパートランシーバーで、MIIまたはRMII MACインターフェースに対応している。KSZ8031RNLは、RMII MACインターフェース付の、最小の24ピンQFNパッケージで提供されている。Auto-MDI/MDIXクロスオーバーサポートにより、クロスオーバーケーブルの必要がなくなり、導入コストが削減される。使いやすいLinkMD(R) TDRベースのケーブル診断機能により、IEEE規格で対応していない問題を含む一般的なケーブルの問題の識別が可能。これにより、ネットワーク展開が簡素化し、ネットワークダウンタイムが短縮化される。


注:LinkMDはマイクレル社の登録商標である。


新製品の画像データはこちらから入手可能。
リンク


製品詳細、データシートはこちらから入手可能(英文)。
リンク


概要: マイクレル・セミコンダクタ
マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。本社と最先端のウエハ-製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。詳しい情報は リンク から入手可能。


お問合せ先:
マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
〒220-6014 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA 14F
TEL: 045-224-6616
FAX: 045-224-6716
E-mail: info14@micrel.co.jp
ホームページ: リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]