ウイングアーク、SVFの新バージョン製品群 Ver9を出荷開始

日本の帳票のグローバル化をはかる機能強化と 安定・安心・安全な運用を実現する総合帳票基盤

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade」(以下、SVF)の新バージョン「SVF Ver9」の第一弾として開発系ツールの製品群を、8月4日より出荷開始することを、お知らせいたします。


 日本企業の海外への事業進出が活発になるなか、国内・海外を問わず、業務現場の運用ニーズに即応できる、柔軟な帳票運用への対応が求められます。業務の最終的なアウトプットとして業務現場でやりとりされる‘帳票’は、グローバル化が進むなか各現地の言語での運用や、滞りなく出力できる環境の整備が求められます。
 新バージョン「SVF Ver9」は、日本文化ならではの細かな機能が反映された表現力豊かな日本の帳票を、海外でも同じように展開するため、また、多角化する帳票運用環境に柔軟に対応するため、“グローバル対応”の強化を中心に、安定・安心・安全な運用を実現する総合帳票基盤の機能強化をはかりました。


■グローバル帳票運用
・新たにタイ語に対応し(これまでの中国語繁体字、中国語簡体字、韓国語、チェコ語、フランス語、英語、日本語とあわせ8ヶ国語に対応)、多言語チャート帳票の運用を実現します。
・印刷データにフォントを埋め込む‘フォント埋め込み出力(PostScript)’や、SVFサーバーからプリンターにフォントをダウンロードして印刷する‘フォントダウンロード(PCL5/ PostScript)’により、フォントを搭載していないプリンターから印刷することが可能になります。これにより、海外拠点などでプリンター環境に依存することなく必要な帳票を出力することができます。
・世界流通標準化機関が標準化した新規格バーコード「GS1 DataBar」(注)に対応し、物流をはじめ今後さまざまな分野で普及か見込まれるバーコードを帳票に展開することができます。
・サロゲートペア機能強化により、SVFの内部処理および出力によって、サロゲートペア領域の文字をそのままの文字コードで扱い出力できます。


■Web帳票運用の向上としてPDF帳票の機能強化
・SVFX-Designerで設計したレイヤーがそのままPDF生成時同じレイヤー構成されPDF化される‘レイヤー機能’を搭載し、レイヤーごとの情報を任意に選択して表示・印刷することができます。
・印刷データにあらかじめ印刷設定(部数・ページ指定・用紙選択・両面印刷など)ができる‘PDF印刷プリセット機能’によって、業務現場のオペレーターが作業を行うことなく設定した条件で印刷することができ、業務の効率化をはかることができます。
・印刷用途に最適化されたPDFの規格「PDF/X」に対応しました。


■帳票フォーム設計の生産性向上
・これまでのExcel・Word・PDF・紙に加えて、OpenOffice.orgにも対応し、OpenOffice.orgファイルの読み込み機能を追加しました。
・アイテムの属性式について:使用フォント・文字サイズ・文字色・文字装飾・線幅・線色などの属性式を動的に変更することができます。例えば、任意のアイテムに、[一定の数値よりマイナスの場合、文字色を赤]と条件を設定すると、条件に該当した場合には文字色が動的に赤で表示されます。(Ver8までは、上位アプリケーションのプログラムコーディングが必要でしたが、本バージョンではフォーム上で設定することが可能です。)


■帳票印刷機能の改善と強化
・EMF印刷の印刷速度向上のため、SVF EMF PLUSドライバーを新たに追加、EMF印刷の性能を向上しました。
・トナーセーブ機能を追加しました。(RPCS/LIPS4/ART4)
・用紙種類指定印刷機能を追加しました。(RPCS/LIPS4/PS)


 また、今年9月には、第二段として、運用系ツール製品群の出荷を予定しています。


 なお、「SVF Ver9」の製品機能については、下記URLをご参照ください。
 リンク


1995年にSVFが誕生して2010年で15周年を迎えました。今後も引き続き業務現場の開発工数削減、ビジネスの効率化に貢献できる製品・サービスを展開してまいります。


<SVF Ver9 製品群と製品価格>
・帳票設計ツール「SVFX-Designer」
 50万円~(税別)
・帳票出力 <PDF帳票出力モジュール>「SVF for PDF」
 80万円~(税別)
・帳票出力 <Java実行モジュール>「SVF for Java Print」
 Windows/Linux版60万円~(税別)、Unix版120万円~(税別)
・直接印刷を実行するためのサーバ用ソフトウエア「SVF for Web/Client」
 Windows/Linux版20万円~(税別)、Unix版40万円~(税別)
・TIFFファイルからPDFファイルに変換するコンバートツール「SVF for TIFF図面」
 230万円(税別)


注:GS1 DataBar
世界流通標準化機関が標準化したシンボルです。一般消費財をはじめ、全ての商品のマーキングに利用できる標準シンボルです。標準化以前は「RSS」と呼ばれていましたが標準化に合わせて「GS1 DataBar」として統一されました。標準化は 2010年1月1日 です。


[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サービス、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザーインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「StraForm」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化


[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2009年11月
(※2009年11月2日、ウイングアーク テクノロジーズ株式会社は、持株会社体制に移行しました)
資本金:1億円
売上高:77億円(2010年2月期)
(※持株会社化以前のウイングアーク テクノロジーズ株式会社の売上を含む)
従業員数:175名(2010年2月28日現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL:リンク


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<製品・サービス関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  
〒150-0044 東京都渋谷区円山町28-5 1st渋谷ビル
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301  
E-mail:tsales@wingarc.co.jp
Web:リンク


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