マクニカネットワークス、キヤノンITソリューションズへ仮想アプライアンス 「Citrix(R) NetScaler(R) VPX(TM)」を提供

「ホスティングサービスVirtual」で採用

ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がける マクニカネットワークス株式会社(以下 マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1-5-5、代表取締役社長:宮袋正啓)は、この度、キヤノンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITソリューションズ、本社:東京都港区三田3-11-28、代表取締役社長:浅田和則)が提供するホスティングサービスVirtualにアプリケーションデリバリーコントローラ Citrix(R) NetScaler(R) の仮想アプライアンス版「Citrix(R) NetScaler(R) VPX(TM)(以下、NetScaler VPX)」が採用されたことを発表いたします。

キヤノンITソリューションズでは、「ホスティングサービスVirtual」の提供を2010年6月30日から開始いたしました。ホスティングサービス Virtualは設計構築から運用保守まで一括で提供するホスティングサービスです。仮想化技術を用いることで、お客様の要望に合わせた柔軟なシステム設計を可能にしています。


キヤノンITソリューションズでは、Virtualの提供を開始するに当たり、マルチテナント型サービスを行いたいという要望がありました。 NetScaler VPXはこの要望に対し、仮想アプライアンスでロードバランサ機能を提供することによって、迅速かつセキュアなマルチテナント型サービスの構築を可能にしました。


NetScaler VPXは仮想アプライアンスで提供されるため、アプライアンス機器を個別導入する場合と比べ、機器の台数も減り、初期コストや管理費などTCOを削減することが可能です。

また、短納期でシステム導入・拡張を行うことができるため、キャンペーンサイトなどで急なシステム拡張が必要になった場合においても迅速に対応することができます。
さらに、サーバ負荷分散のほか、HTTP圧縮や広域負荷分散、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)など、多彩な機能を容易に追加できるため、お客様の環境や要望に応じたサービス提供が可能になります。
採用においては、製品選定時に無償ライセンス「NetScaler VPX Express Edition」を利用してポリシー設定や操作感を確認でき、十分な評価ができたこともポイントとなりました。


キヤノンITソリューションズでは、さらなるサービスの拡張案として、セキュリティ強化のためのWAF機能の提供や一時的なパフォーマンス増強を可能にするBurst Packライセンス※の利用についても検討しています。
また、本サービスにおける仮想システムの構築経験を元に、NetScaler VPXをお客様へもご提案していく予定です。


<Burst Packライセンスとは>

利用分だけ支払う、シトリックスのユニークな「Pay-as-You-Grow」課金モデルを応用し、ライセンスの有効化から90日の間、「Citrix NetScaler」の一時的なパフォーマンス増強を可能にします。これにより、大型イベントなど、ネットのトラフィックの増大による、一過性あるいは突発的なアクセスにより、パフォーマンス不足に対し、容易かつ迅速に対応できるライセンスです。マクニカネットワークスでは2010年秋よりBurst Packライセンスの販売を予定しております。


■「Citrix NetScaler VPX」とは

Citrix NetScaler VPXは、仮想環境上で、Citrix NetScaler MPX(ハードウェアアプライアンス)と同等の機能を有する仮想アプライアンスです。Citrix(R) XenServer(TM)、VMware ESX Serverなどのハイパーバイザー上で動作し、柔軟で拡張性をもったトータルの仮想化サービスを実現します。通常のサーバに導入することで、キャッシュや圧縮によるWebアプリケーション高速配信、Webアプリケーションファイアウォールを含むWebアプリケーションセキュリティ、柔軟性とコスト効率の良いL4-L7ロードバランスなどを提供し、Webアプリケーション環境を最適化します。

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