オペレータは、4G展開の第1段階において、早くて簡単でコストもそれほどでなく、即座にカバレッジを拡大できるため、既存の3GロケーションにLTEとWiMAX基地局をインストールしていると、米国調査会社インスタット社は報告している。フェムトセル、ピコセル、マイクロセルなどの小型基地局は、このような戦略において幅広い役割を担うだろう。
「新しいタイプの小型の基地局は、ピコ基地局やマイクロ基地局を小型化することができ、しかも従来よりも安くて電力効率がいい。屋内ピコセルやマイクロセルなどの小型のデバイスは数年前からあったが、新たな役割を見出しつつある。企業向けのフェムトセルや屋外の都市型ピコセルは、Freescale、クアルコム、Percello、Design Art Networks、Picochipなどの半導体企業の開発で、やっと去年実現した新しいタイプの基地局である」と、インスタット社のアナリストAllen Nogee氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
●フェムトセルの年間出荷数は、2014年に3180万に達するだろう
●フェムトセルの世界の年間収益は、2009-2014年にCAGR83.6%で成長するだろう
●世界の都市型のピコセル(キャリアによる)の出荷数は、2009-2014年にCAGR378%と予測している
●マイクロセル基地局も増加するだろうが、同じ5年間の予測ではCAGR14.2%とやや遅れるだろう
●2014年までに世界のオペレータの都市型ピコセルは数百万出荷されるだろう
インスタット社の調査レポート「世界の小型基地局市場調査:フェムトセル、企業向けフェムトセル、屋内&屋外ピコセル、マイクロセル ー Small Cells Will Play a Very Large Part in 4G: Worldwide Femto, Pico, and Microcell Market Analysis」は、フェムトセル、ピコセル、マイクロセルの世界市場を調査している。フェムトセル、企業のフェムトセル、屋内ピコセル、屋外都市型ピコセルとマイクロセルの分析と、市場促進要因と阻害要因、世界のフェムトセル、ピコセル、マイクロセルの2008-2013年の年間出荷数と年間収益の予測、2Wire、ADC、Airvana、AirWalk Communications、Alcatel-Lucent、エリクソン、ip.access、Mindspeed、モトローラ、ノキア・シーメンスネットワークス、OnAir、picoChip、サムスン(三星)、スプリント、Wilson Electronics、Ubiquisysなどのベンダの詳細も記載している。
【調査レポート】
世界の小型基地局市場調査:フェムトセル、企業向けフェムトセル、屋内&屋外ピコセル、マイクロセル
Small Cells Will Play a Very Large Part in 4G: Worldwide Femto, Pico, and Microcell Market Analysis
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