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EMCジャパン、データセンター間の分散ストレージ連携を実現し、仮想ストレージ時代を拓く新製品「VPLEX」を販売開始

距離の壁を越えたITリソース全体にわたる真のプライベート・クラウドの実現へ

2010年5月19日
EMCジャパン株式会社


EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諸星 俊男、URL: リンク)は、新しい分散ストレージ連携技術(フェデレーション)によって、異機種混在ストレージ環境のデータセンター間で距離の壁を越えて連携するまったく新しいデータセンターのモデルを実現する新製品「EMC VPLEX (ヴイプレックス)(以下VPLEX)リンク」を本日より販売開始することを発表しました。


◆業界初の新技術「分散ストレージ連携技術(フェデレーション)」

EMCは、業界初の分散ストレージ連携技術(フェデレーション)によって、物理ストレージの境界を越えて遠距離間での情報リソースを透過的に共通プール化し、ITインフラの場所に依存してきた従来のデータセンターの戦略を大きく変革します。今回の新製品、「VPLEX Local(ローカル)リンク」および「VPLEX Metro(メトロ)リンク」には、このフェデレーションが組み込まれており、異機種混在ストレージ環境のデータセンター内およびデータセンター間において情報への同時アクセス、共有、負荷分散、冗長化を実現するとともに、必要なときに、迅速に最適な場所に無停止でアプリケーションと情報を再配置することができます。さらに、EMCのFAST(ストレージ自動階層化機能)とVPLEXによるデータセンター間の連携を組み合わせることで、ストレージ内および遠距離のストレージ間にわたる保存の最適化を実現する新しいコンピューティング・モデル「仮想ストレージ」が可能となります。さらに将来にわたって進化し続けることで、あらゆる制約から情報を開放し、真のプライベート・クラウドを実現していきます。


◆ EMC VPLEXの詳細

VPLEXは、複数のストレージ・システムのリソースを、ローカルおよび遠距離間で透過的に共通プール化するため、以下のことが実現可能となります。


・アプリケーションと連動させながら、無停止で大量のデータをデータセンター内の異機種混在のストレージ間およびデータセンター間でオンデマンドに再配置でき、企業が利用可能な分散インフラ全体にわたるリソースの最適化や災害対策への新しいアプローチ「災害退避」(地震の余震やハリケーンの接近に応じて、オンデマンドでアプリケーションとデータを遠距離のデータセンターへ退避)を実現。
・データセンター間に分散したストレージ・ボリュームを単一ローカル・ボリュームとして構成することで、複数のデータセンターのサーバから一貫性のあるデータへの同時アクセス、共有およびワークロードの動的負荷分散を実現。
・分散ミラー機能により、データセンター異機種ストレージ間およびデータセンター間での冗長化を確保する新たな可能性向上オプションを実現。


◆キャッシュ技術の革新

これまで、遠距離間でリアルタイムに大量の情報にアクセスしたり再配置する際に生じる、遅延、帯域幅、整合性といった技術的な壁により、上記のような機能は実現できていませんでした。しかし、EMCは、20年以上にわたって業界をリードしてきたキャッシュ技術を革新させ、分散キャッシュ連携技術として、VPLEXに組み込むことで、いつどこからでも常に一貫性のある最新のデータへ距離の壁を越えて高速にアクセス・共有することを業界で初めて可能としました。「VPLEX Local」および「VPLEX Metro」は、この新しいテクノロジーを使用した最初の2製品です。


◆ストレージと自動階層化技術(FAST)

さらに、EMCストレージ・アレイで実現してきたFAST(自動階層化)と組み合わせることで、ストレージ内および遠距離のストレージ間にわたる保存の最適化を実現する新しいコンピューティング・モデル「仮想ストレージ」を実現します。これは、プライベート・クラウドを実現するための重要な要素の1つであり、「仮想ストレージ」は、物理インフラ、時間、距離の制約からITインフラを完全に開放し、将来的に、数千個もの仮想マシンやペタバイト単位の情報を数千キロの距離を越えて無停止で移動したり、電力コストが低い場所で毎日のバッチ処理を実行するようにスケジュールを設定したり、地域的な災害から離れた場所へとIT運用を容易に移したり、営業時間の時差に合わせてワークロード・バランシングを動的に調整したりといったことが可能になります。これらの機能は近い将来に提供されるVPLEXの新モデルで実現される予定です。


◆VPLEX製品の特徴

■「VPLEX Local」の特徴
・データセンター内異機種混在ストレージ間での無停止かつ透過的なデータ移動。
・最大4個のVPLEXエンジン(ダイレクタ8台)で構成されるクラスタを1つ構成でき、最大8,000個の仮想ストレージ・ボリュームをサポート。

■「VPLEX Metro」の特徴
・異機種混在ストレージ環境のデータセンター間(最大100Km)において、無停止かつ透過的なデータ移動および同時アクセス・共有・負荷分散。
・VMware VMotion, Microsoft Hyper-V, Oracle VM2.2などの環境におけるアクティブな仮想マシンやワークロードの透過的な移動をサポート。
・それぞれ最大4個のVPLEXエンジンで構成されるクラスタを2つ構成でき、最大1万6,000個の仮想データ・ボリュームをサポート。


◆価格と提供について

価格:
■10TBの仮想ボリューム管理用永続ライセンスを含むVPLEX Localの価格:929万円(税込)~
■10TBの仮想ボリューム管理用永続ライセンスを含むVPLEX Metro(2サイト分)の価格:1,726万円(税込)~


提供:「VPLEX Local」システムおよび「VPLEX Metro」システムは、EMCまたはEMCの販売パートナーであるVelocityパートナーから提供され、標準的な容量ベース・ライセンスとして、またはVPLEX向けに特別に設計された利用期間に基づく年間(サブスクリプション)ライセンス方式で購入できます。

「VPLEX」製品写真:
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◆EMCジャパン株式会社について
EMCジャパンは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーであるEMCコーポレーションの日本法人です。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。
リンク


◆本件に関するお問い合わせ先
EMCジャパン株式会社  マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション部広報マネージャ 武村綾、Tel: 03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8867(直通)
E-mail: japanpr@emc.com

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