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インターネットの「アキレスの腱」を狙うネット犯罪者たち~G Data

5月度のマルウェア活動状況は、脆弱性狙いのウイルスが活発化

G Data Software株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Jag 山本)は、ウイルスラボにおけるデータ解析の結果、2010年5月にジーデータ製品によって検出されたウイルスの上位に、PDFやJREなどの脆弱性狙いのものが多くエントリーされたことを報告します。

G Dataセキュリティラボで収集しているマルウェアのデータ(5月分)を分析した結果、総報告数は936,420件で、4月よりも11.3%増加しました(*1台のマシンで同じマルウェアが発生しても1とカウントします)。4月に引き続きPDFの脆弱性を利用したウイルスが最も活発でしたが、他にも音楽ファイルや動画ファイルと偽るウイルス、USBメモリから感染するウイルスなどが上位となりました。また、今月新たに上位10に登場したのは、多目的ボットを誘導する「Win32:MalOb-BD」や、JRE(Java Runtime Environment)の脆弱性を狙った「Java:Djewers-N[Trj]」、キージェネレーターである「Application:Keygen.BG」の3点でした。さらに特筆すべきは、上位の大部分がトロイの木馬型ウイルスである点でした。また、これらを含めて脆弱性を狙ったウイルスが多いのも特徴でした。

5月に多発したウイルス上位10(G Dataセキュリティラボ調べ)
順位/名称/種別/特徴/比率/動向*
1 JS:Pdfka-OE [Expl] エクスプロイト PDF脆弱性 3.63% 同位
2 WMA:Wimad [Drp]ト ロイの木馬型 偽音声・動画ファイル 3.18% 上昇
3 Worm.Autorun.VHG ワーム型 USBメモリ感染 2.10% 下降
4 Trojan.PWS.Kates.Z トロイの木馬型 パスワード窃盗 0.86% 急上昇
5 Win32:MalOb-BD[Cryp] トロイの木馬型 多目的ボット化 0.77% new
6 Win32:Rodecap[Trj] トロイの木馬型 ドロッパ・キーロガー 0.66% 下降
7 HTML:Iframe-inf トロイの木馬型 ガンブラー系 0.65% 急下降
8 Java:Djewers-N[Trj] トロイの木馬型 JRE脆弱性 0.57% new
9 Application:Keygen.BG トロイの木馬型 ファイル共有感染 0.53% new
10 Saturday 14th-669 狭義のウイルス型 メモリ常駐 0.42% 上昇

*「動向」は、前月との順位の違い、「急上昇」は2以上の上昇、「上昇」は1~2の上昇、「同位」は同位、「下降」は1~2の下降、「急下降」は2以上の下降を表す。

アキレスの腱」を敵に見せてはならない
「4月に引き続き5月もまた、トロイの木馬型ウイルスが多発しました。しかもその数は先月よりも増加し、かつ、上位のウイルスにおける比率も高まりました。しかしこの事実は、特に予想外のものではありません。むしろ重要なのは、この種のウイルスがなぜ増えているのか、という理由の方です。実は、この理由は、パソコン・ユーザーの側にあります。パソコンをウイルスから守る努力、とりわけ、ソフトウェアの脆弱性解消のためのアップデートを怠るケースがあまりにも多く目につくのです。それを見越してネット犯罪者たちはトラップを仕掛けており、改良に勤しんでいます。したがって、脆弱性をそのまま放置するのは、まさしく「アキレスの腱」をネット犯罪者に見せているようなものです。すみやかに対処されることを願っています。」
(エディ・ウィレムス、セキュリティ・エバンジェリスト、ジーデータ・ベネルクス)

*本ニュースのPDF、表とエディの画像については、下記にあります。どうぞご利用ください。
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25周年を迎えるジーデータソフトウェア
G Data Softwareは、1985年に創業し、1987年に世界最初の個人向けウイルス対策ソフトを発売した、ドイツのセキュリティソフトウェア会社です。EUを中心に、個人向け・法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立しました。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率です。また、新種や未知ウイルスへの防御、フィッシング対策、迷惑メールへの外国語フィルターなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。

*本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。

【本リリースに関する問合せ先】 
G Data Software株式会社 
101-0042 東京都千代田区神田東松下町48 ヤマダビル6F
窓口: 瀧本往人 
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com 
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このプレスリリースの付帯情報

G Dataエバンジェリスト、エディ・ウィレムス

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