2015年には2250万世帯が3Dテレビを視聴

英国の調査会社、インフォーマT&M社は出版レポート「世界の3Dテレビ市場調査:市場動向、世帯数データ、市場予測 ー Global 3DTV Forecasts」のプレスリリースにおいて、3Dテレビは2015年には世界の全世帯の1.6%に普及するだろうとの予測結果を発表しました。

英国調査会社インフォーマT&M社の調査レポート「世界の3Dテレビ市場調査:市場動向、世帯数データ、市場予測 ー Global 3DTV Forecasts」は、今後5年間で、世界の3Dテレビを視聴する世帯数は2000万以上になるだろうと報告している。テレビメーカーやコンテンツ所有者、放送事業者、プラットフォーム、衛星事業者などの主要な企業が市場を推進し、3Dテレビは、2015年には世界の全世帯の1.6%に普及するだろう。3Dテレビの最も先進的な市場は北米で920万世帯、次が西ヨーロッパで680万世帯、3番目がアジア太平洋地域が460万世帯であるだろう。


「今後5年間、3Dテレビは多くの促進要因によって人気が上昇するだろう。最も重要なのは、3Dテレビを成長分野とみなして、採用を促進したがっているコンテンツ所有者、放送事業者、有料テレビプラットフォームなどの後押しである。表の予測はとても低く見えるが、2015年までは市場は未成熟であり、市場の大きな成長はその後のことになるだろう」と、インフォーマT&M社の主席アナリストでこの調査レポートの著者のSimon Murray氏は語る。


「今年の夏のワールドカップは、3D番組に理想的なプラットフォームといえるだろう。例えば、ソニーとFIFAは、3Dで25試合を放映すると既に発表している。オリンピックも期待できるが、ワールドカップは、映画「アバター(Avatar)」が3D映画に果たしたと同様に、3Dテレビという新しい放送技術の最も重要な機会であるだろう。ハリウッドの影響、ゲーム機メーカー、ゲーム製作者などもこぞって需要を促進するだろう」とMurray氏は語る。


市場が立ち上がるという予測にもかかわらず、眼鏡不要の視聴システムがまだないことが、成長を妨げるだろう。


「インフォーマT&M社は、3Dテレビ市場が立ち上がるだろうと予測しているが、眼鏡無しでも視聴できる技術がない限り、市場成長は限定的であり、そのような技術の実現は2015年以降になるだろうと考えている。このほかの家庭向け3Dテレビ市場の阻害要因は、コンテンツ不足、高額な制作費、チャンネル不足、帯域幅の制限、テレビ受信機の価格が高いことなどである」とMurray氏は語る。

【調査レポート】
世界の3Dテレビ市場調査:市場動向、世帯数データ、市場予測
Global 3DTV Forecasts
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