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髄膜炎組織連合(CoMO)、第2回世界髄膜炎デーを祝う

Perth, Australia, Apr 21, 2010 - (JCN Newswire) - 髄膜炎組織連合(CoMO)は、2010年4月24日(土)を第2回世界髄膜炎デーに指定しました。その目的は、広く蔓延し、時に悲惨な状況となっているこの疾病について、世界的な意識向上を図ることと、将来発生する可能性のある髄膜炎事例を予防すること、髄膜炎関連の後遺症に苦しんでいる患者への支援を改善することなどです。

Perth, Australia, Apr 21, 2010 - (JCN Newswire) - 髄膜炎組織連合(CoMO)は、2010年4月24日(土)を第2回世界髄膜炎デーに指定しました。その目的は、広く蔓延し、時に悲惨な状況となっているこの疾病について、世界的な意識向上を図ることと、将来発生する可能性のある髄膜炎事例を予防すること、髄膜炎関連の後遺症に苦しんでいる患者への支援を改善することなどです。


髄膜炎は、脳や脊髄を覆っている膜の炎症で、死に至る場合もあります。その原因はバクテリア、ウイルス、または真菌です(1a, 2a, 2b)。ウイルス性髄膜炎は一般的に穏やかな症状ですが、バクテリア性髄膜炎の場合、たとえ以前は健康だった患者でも命にかかわることがあります。また、血流に深刻な影響を与える感染症の敗血症も併発することがあります(1a, 3a, 3b, 4, 5a)。


髄膜炎と敗血症を経験した人には、脳障害・四肢欠損・失明・難聴など長期的な障害が残ることがあります。どんな年齢の人も髄膜炎になる可能性がありますが、幼児・児童・青少年のリスクが特に高くなっています(1b)。


「実績のあるワクチンが発売されてはいますが、髄膜炎と敗血症により全世界で何千もの人々が、無為に亡くなったり、障害を起こしたりしています。」と、CoMO会長のBruce Langoulantは述べました。「髄膜炎サバイバーと家族にとって、病気の影響は非常につらいものです。現在の世界において、そのような状況を放置しておいてよいはずがありません。すべての人が、利用可能なワクチンや、この病気の兆候や症状についての情報を入手できるようにすることや、髄膜炎患者にとっては、本人と家族が、質の高い治療とサポートを受けられるようにすることが重要です。」


髄膜炎に対する意識向上と予防への支援を表明し、この病気に悩まされている人と団結する意思を示すため、CoMOは世界の人々に、仮想的に「手を取り合う」ことを呼びかけています。「手を取り合う」には、 リンク をご覧ください。


「髄膜炎の最初の症状は特徴が少なく、インフルエンザに似ているにもかかわらず、髄膜炎のタイプによっては、発症から数時間以内に死に至ることもあるため、特に恐ろしい病気です。(7a, 8a)」と、CoMO運営評議会員でフィリピン・ワクチン財団事務局長のLulu Bravo博士(M.D.)は述べました。「一般の方々や医療コミュニティに、髄膜炎やその症状、最善の治療・予防法の教育を続けることで、私たちは数知れない命を救ってまいります。」


髄膜炎菌性、肺炎球菌性、B型インフルエンザ菌(Hib)により起きる髄膜炎の予防に役立つ、ライセンス取得済みのワクチンは、世界にたくさんあります。(7b, 9, 10)CoMOは、髄膜炎の罹患率と死亡率を下げるため、安全で効果の高いすべてのワクチンの使用を支援しています。


世界10か国13団体のCoMO加盟団体が、メディアやオンラインを通じて、また、イベントや寄金などにより各国のコミュニティで、世界髄膜炎デーについて認知度向上を図っています。お近くの活動について詳しくは、 リンク から各国のCoMO加盟団体についてお調べください。


CoMOについて
2004年9月に設立された髄膜炎組織連合(CoMO)は、髄膜炎と敗血症を世界から根絶することに尽力しています。CoMOの使命は、持続可能で影響度が高く出所のはっきりした情報源となり、その地域の髄膜炎患者へのサービスを支援することで、加盟団体を支援することと、CoMO組織を通じて、各加盟団体の活動をグローバルな活動に結集することです。CoMOは、各加盟団体間でのリソースと知識の共有の促進を図り、患者団体の存在していない国で、その設立を支援しています。CoMOは、現在20か国に29の加盟団体を擁しています。


髄膜炎と敗血症について
髄膜炎は脳と脊髄を覆う膜の炎症です(2a)。その症状は、高熱、ひどい頭痛、嘔吐、吐き気、混乱または集中力低下、けいれん、眠気または起床困難、首のこり、光過敏、飲食意欲の低下、発疹などインフルエンザに似ていることが多くなっています(8a, 8b)。髄膜炎の原因は、ウイルス、バクテリア、または真菌類です(2b)。髄膜炎は多くの場合、ウイルス感染によって起きますが、その場合は通常症状が穏やかです(3a)。反対に、バクテリアによって起きる髄膜炎は、多くの場合、肺炎連鎖球菌(肺炎球菌)、髄膜炎菌、またはB型インフルエンザ菌によるものですが、救急事態となり、死亡、または脳障害、学習障害、聴力喪失など恒久的な副作用に至る場合もあります(3b, 5b)。髄膜炎菌はまた、血流感染を起こし、敗血症と呼ばれる致死性の症状を起こす可能性があり、手足を失う場合もあります(5a, 5b)。


参考資料:
1. Schaffner他。米国の児童と青少年における髄膜炎菌性疾病の疫学の変化。米国感染症財団。2004年11月。資料入手先: リンク 。2010年4月17日にアクセス。
2. 世界保健機関。髄膜炎。資料入手先: リンク 。2010年4月7日にアクセス。
3. 疾病対策予防センター。髄膜炎:Q&A。2009年6月更新。資料入手先: リンク 。2010年4月7日にアクセス。
4. Pollard, A. J.およびMaiden, C.J. (Eds.)(2001). 髄膜炎菌性疾病:手法とプロトコル。Totowa, NJ:Humana Press, Inc.
5. 疾病対策予防センター。ワクチン予防可能疾病の疫学と予防(The Pink Book: コース・テキストブック)。第10訂第2版。2008年2月更新。資料入手先: リンク 。2010年4月7日にアクセス。
6. 世界保健機関。髄膜炎菌性疾患方針説明書。Weekly Epidemiological Record No. 44, 2002, 77, 329-340。資料入手先: リンク 。2010年4月7日にアクセス。
7. 世界保健機関。髄膜炎菌性髄膜炎ファクトシート。2010年2月更新。資料入手先: リンク 。2010年4月7日にアクセス。
8. メイヨー医療教育研究財団。髄膜炎。2008年8月。資料入手先: リンク 。2010年4月7日にアクセス。9. 世界保健機関。予防接種、ワクチン、および生物製剤。肺炎球菌ワクチン。資料入手先: リンク 。2010年4月7日にアクセス。
10. 世界保健機関。B型インフルエンザ菌(Hib)ファクトシート。2005年12月更新。資料入手先: リンク 。2010年4月7日にアクセス。


メディア問合せ先:
Kimberly Wilkie
髄膜炎組織連合最高経営責任者
Email: kwilkie@ichr.uwa.edu.au
Mobile: +61 407 513 245

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