ヒューマンフローとシステムフローを統合するBPM新製品「DataSpider BPM」を発表─ アプレッソとクエステトラBPM-EAI連携可能なBPMシステムを共同開発 ─

株式会社アプレッソと、株式会社クエステトラ(本社:京都市)は両社の共同開発による新製品「DataSpider BPM」と「DataSpider BPM suite」を発表いたします。

DataSpider BPMは、クエステトラの開発したBPM(Business Process Management)製品である「Questetra BPM Suite」をベースに、企業利用向けの拡張、および アプレッソのデータ連携ソフトウェアDataSpiderとの連携を可能にし、アプレッソが製品化と販売をします。

【DataSpider BPM 概要】
DataSpider BPM は、業務全体の流れをモデル化し、管理・改善を実践するためのBPMソフトウェア製品です。業務ワークフローの作成、実行、監視、管理を行う機能を含み、BPMの標準記法であるBPMN(Business Process Modeling Notation)のサブセットを使用するモデリングと、GUIベースのドラック&ドロップの容易な操作が特長です。 

DataSpider BPM は、アプレッソのコンセプトである「つくる」から「つなぐ」のコンセプトを業務システムフローの分野で適用するための新たなソリューションです。アプレッソのデータ連携ソフトウェアDataSpiderとの連携によるDataSpider BPM suiteは、BPMとEAI(Enterprise Application Integration)の連携(統合化されたBPM-EAI連携)は、BPMの業務フローから、データ連携を行うDataSpiderスクリプトを呼び出すことにより、既存のシステムやデータの連携処理をBPMワークフローに含めることができます。 BPM製品のDataSpider BPMと、BPM-EAI連携のDataSpider Servistaの双方の特長を活かし、各企業情報システムと連携する統合化された業務ワークフローの開発・実行が可能になります。



【クエステトラ社との共同開発】
DataSpider BPM は、クエステトラが開発・販売しているQuestetra BPM Suiteのヒューマンセントリック指向のBPMエンジンをベースに、アプレッソのデータ連携ソフトDataSpiderとの組み合わせも可能にした新しいソリューションで、中小~中規模クラスの企業や大企業の組織の業務プロセス最適化を意図して開発されました。エンタープライズでの利用の強化として、リポジトリDBにはPostgreSQLを採用、プロセスフローからDataSpiderのスクリプトを呼び出して実行するEAI連携の拡張も含んでいます。両社は今後も協力して、同製品の強化やソリューションの推進を行っていきます。



【DataSpider BPMのコンセプト】 
現在、企業を取り巻く環境要因は、日々変化しており、企業およびそのビジネスには、環境および外部、内部変化や規制により柔軟に対応できるシステムが必要になっています。 そのため業務システムを見直し、データの見える化を促進するなど、企業システムでは変化に対応可能なシステムの構築が必要であるとともに、ビジネスの正確性や効率化、継続した改善が要求されています。



■BPMNによるユーザ部門/システム部門の業務フローの「見える化」を促進
従来、業務フローのシステム化はIT専門家のシステム部門が実現することも多くあり、システム部門には開発バックログや、プロトタイピングによる構築、ユーザの業務分析や構築済みのシステムへの変更、新たなオペレーションの教育と徹底も必要という問題が多く発生しがちでした。  DataSpider BPMではエンドユーザとの共通仕様として期待されるBPMN記法を採用していますので、ユーザ部門とシステム部門が共通にBPMNを活用することによって、ユーザ部門との協働による業務システム開発や改善も可能になります。



■ヒューマンフローとシステムフローの融合による新しいユーザ価値を提供
DataSpider BPM は、ビジネスプロセスの構成要素である組織単位、組織間の業務の流れと人手による処理(ヒューマンフロー)のシステム化を基本とし、さらに種々のシステムやデータを利用する業務アプリケーションフロー(システムフロー)を統合して、一連の業務処理を人手の介在や他システム実行待ちなど、処理の流れを分断させることなく一連の処理として作成することができます。



■BPM-EAI連携 を実現するDataSpider BPM suite
BPMとデータ連携ソフトウェアのDataSpiderと組み合わせることで、DataSpiderのクラウド連携、多くのシステム、データ連携を含めることができます。エンドユーザは、DataSpider BPM のタスクの実行により、DataSpiderのスクリプトの実行と連携しているシステム資源へのアクセスが容易に行えます。 変更や改善への対応として、業務プロセス変更の場合にはBPM側のみの変更、またシステムやデータの変更はDataSpider側のスクリプトの変更だけでそれぞれ行えるため、作成されたシステムの管理・運用も行いやすくなり、より効率的なシステム環境の実現が可能になります。
(DataSpider BPM suite)




【DataSpider BPMの主な機能】
DataSpider BPMは以下の機能を提供します。


■モデリング機能
標準BPMN(Business Process Modeling Notation)のサブセットを ドラック&ドロップで作図できるモデラー。ブラウザから利用し、 作図したモデルはそのまま業務システムとして実行可能。GUIベースのモデラーで業務プロセスフローを作成。
(モデリングの例)


■モニタリング機能
業務改善に欠かせないプロセスの実行状況や停滞、ユーザーのパフォーマンスをビジュアライズにモニタでき、プロセスのボトルネックを顕著化することによって、業務改善を支援。
(モニタリングの例)


■オペレーティング機能
タスク一覧、未読/既読、スターマークなど、使い勝手の良い インタフェース。
割り当てられたタスクや承認の移譲や強制割当、返上といった実務に即したタスク割り当ても可能。


■管理機能
ユーザと権限の管理を行うことができます。ログ監査、バックアップ、アップデートなどのメンテナンス機能も可能。


■HTMLによるフォーム作成
標準機能でHTML記述によるフォーム作成が可能。


■DataSpider呼び出し (DataSpider Servistaが必要)
DataSpider Servistaと合わせて使用することにより DataSpiderのスクリプトをプロセスフローから呼び出して実行可能。


【システム要件】 
[サーバー]
・CPU  Intel Pentium4 2GHz以上(推奨)
・メモリ  1GB以上(推奨)
・OS Microsoft Windows Server 2003 SP2 (32bit版)
Microsoft Windows Server 2008 SP1(32bit版)
Microsoft Windows Server 2008 SP1 (64bit版)
・JavaJava Runtime Edition (JRE) 6
・DB PostgreSQL 8.4 以降


[クライアント]
・ブラウザInternet Explorer 7以降、 Mozilla Firefox 3  以降
Google Chrome、 Safari
・Flash Adobe Flash Player バージョン10


【製品名】DataSpider BPM  (BPM製品)
      DataSpider BPM suite (BPM製品とEAI機能のセット販売製品)


【出荷開始日】2010年5月21日


【稼働要件】DataSpider Servista 2.4.4 以降


【価 格】最小構成 250万円より  (一括払ライセンス/税別)   
※年間サポートサービス料は、ライセンス定価の20%


【販売目標】発売後3年間で 5億円  


【セミナー/イベント】
[イベント出展] 
5月12-14日開催の 第19回 ソフトウェア環境展(SODEC)にDataSpider BPMを出展します。
詳しくはこちら: リンク


[セミナー]
以下のセミナーで新製品DataSpider BPMをご紹介します。

4月22日 大阪・梅田にて「アプレッソ大阪特別セミナー」を開催します。
詳しくはこちら: リンク


5月21日 東京・丸の内JAFCOホールにて 新製品発売記念の「DataSpider BPMご紹介セミナー」を開催します。
詳しくはこちら: リンク


【DataSpider Servistaについて】
DataSpider Servistaは、システムの接続方法やフォーマットの違いを意識することなく、素早く簡単に「つなぐ」ことができるデータ連携ソフトウェアです。プログラミングの高い知識を必要としないGUI開発環境を提供し、SAPやLotus Notes、データベースといった様々なデータソースを手軽に接続出来るアダプタ機能を介してデータ連携の自動化と業務の効率化を支援します。

DataSpider Servista 製品Web: リンク
DataSpider BPM 製品Web:   リンク


【株式会社アプレッソについて】  リンク
株式会社アプレッソ  〒112-0014 東京都文京区関口1-20-10 住友不動産江戸川橋駅前ビル2F
代表取締役社長  長谷川 礼司    設立: 2003年12月   資本金: 2億6700万円


「つくる」から「つなぐ」をコンセプトに、データ連携ソフトウェア「DataSpider」、スケジュール連携「PIMSYNC」の開発・販売・サポートを行っています。主力製品のデータ連携ソリューション「DataSpider」の導入実績は国内1100社(2010年2月末現在)を超えています。多くの販売パートナーとのサポートやコンサルティング・サービスでの協業により、広範な企業ユーザの開発効率、生産性、コスト削減に貢献するソリューションを提供しています。



【株式会社クエステトラについて】  リンク
株式会社クエステトラ  〒604-0835 京都市中京区御池通間之町東入高宮町 206 御池ビル4階
代表執行役 今村 元一  設立:2008年    資本金:1.4億円
コーポレートステートメント:Brush up your Process!! 事業概要:「Questetra BPM Suite」の製造


製品 「Questetra BPM Suite」 は、「オンラインの業務処理環境」を簡単に構築する事できるソフトウェアです。企業内あるいは企業間のビジネスプロセスを管理し、例えば、今、誰が、何件、どの様な“見積対応業務”を行っているのかを可視化します。Questetraは世界中のヒューマンタスク最適化に貢献します。



【ニュースリリースに関するお問い合わせ】
株式会社アプレッソ
企画部 担当: 伊藤、桑田     E-Mail:  info@appresso.com
TEL: 03-4321-1111  FAX: 03-4321-1112
Web: リンク




株式会社クエステトラ
マーケティング部 矢作(やはぎ) E-Mail:  pr@questetra.com
TEL:075-205-5007     FAX:075-205-5097
Web: リンク      リンク



【商標関連】
・APPRESSO、DataSpider、アプレッソ、データスパイダーは株式会社アプレッソの商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

このプレスリリースの付帯情報

DataSpider BPM suiteの概要

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]