Bombardier CSeries航空機プログラム、新たなマイルストーンに到達―サプライヤ、CSeries航空機胴体製造施設の建設開始

Toronto, Ontario, Mar 26, 2010 - (JCN Newswire) - Bombardier CSeriesの主流商用ジェット旅客機の胴体製造施設の建設が、開始されました。

Toronto, Ontario, Mar 26, 2010 - (JCN Newswire) - Bombardier CSeriesの主流商用ジェット旅客機の胴体製造施設の建設が、開始されました。建設開始に当たって、中国瀋陽の施設敷地で本日定礎式が行われました。この式典は、CSeries航空機の2013年就航に向けたBombardier社プログラムの、進捗を示すもうひとつのマイルストーンとなります。

21,000m2(226,042平方フィート)の施設は、中国国営航空事業体の中国航空工業公司(AVIC)の子会社、瀋陽飛機公司(SAC)によって操業される予定です。SACは、Bombardier CSeries航空機プログラムの主要サプライヤです。

Bombardier社社長兼最高経営責任者のPierre Beaudoinが、瀋陽市東陵区にある瀋陽国家航空高技術産業基地の式典に出席しました。

「この式典は、瀋陽市・AVIC社・中国政府・Bombardier社の間の戦略的協業における新たなマイルストーンを印すものです。」と、Beaudoinは述べました。「Bombardier社は、中国の航空業界に信頼を置いており、瀋陽国家航空高技術産業基地が設計および製造の中核的拠点として、ますます発展していくことをたいへん嬉しく感じています。」

SACは、CSeries航空機プログラムの最初の試験対象である胴体テストバレルを、2009年8月19日にカナダのケベック州サンローランにあるBombardier社施設に納入しました。テストバレルは、年内にCSeries機最終設計フェーズが開始される前に、製造・工学面での構造コンセプトを実証するために使用されています。テストバレルに対して、すでに40,000回のフライト・シミュレーション・テストが行われています。

瀋陽の施設の他にも、2か所のCSeries航空機関連新施設がすでに建設を開始しています。2009年9月にカナダのケベック州で、Bombardier社は最初のCSeries航空機製造施設の起工式を行いました。モントリオールから45分のミラベルにある完全統合航空機システムテストエリア(CIASTA)では、試作機の初飛行の一年前に、航空機システムの信頼性と機能性のテストを行う予定です。2009年11月に、北アイルランドのベルファストで、Bombardier社の最先端翼の新しい製造・組立施設の建設が、始まりました。

2008年7月にファーンバラ航空ショーでCSeriesファミリーを発表して以来、Bombardier社は、合計90機のCSeries航空機の正式発注を受けています。この中には、Republic AirwaysからのCS300航空機40機の発注や、ルフトハンザドイツ航空からのCS100航空機30機の発注、Lease Corporation International GroupのCS300機17機とCS100機3機の発注などがあります。プログラムにはまた、追加90機のCSeries航空機オプション登録も含まれています。

さらに長距離向けの単一通路100~149座席航空機市場に最適化されたCSeries航空機は、クラス最小の運航コスト、優れた運用柔軟性、ワイドボディによる快適性、比類ない環境スコアカードなどを提供しています。

お問合せ先:

Bombardier Aerospace社
John Arnone
416-375-3030
www.bombardier.com

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