PTC(R)、CoCreate(R) 17.0のエクスプリシット モデリング テクノロジーを拡張

2次元の感覚で3次元のパワーを実現し、生産性を最大60%向上

【2010年3月3日】PLMソリューションのリーディング・プロバイダであるPTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq:PMTC、会長兼CEO:リチャード・ハリソン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、社長:桑原 宏昭)は、エクスプリシット・モデリングの3次元ソフトウェアCoCreateの最新版となるCoCreate 17.0をリリースしたとの米PTCの発表を明らかにしました。CoCreateは、世界初の最も堅牢なエクスプリシット・モデリング・ソリューションで、顧客の設計サイクルの短縮化や単発製品の設計のスピードアップを可能にすることで、市場における主導的地位を拡大し続けています。CoCreate 17.0は、2010年の第2四半期(暦年4月~6月)に提供開始予定です*。

今日多くの企業は、従来よりも少ないリソースで設計目標および生産目標を達成することを求められています。PTCはこの課題に対して、設計者に慣れ親しまれてきた2次元の概念や手法を活用し、3次元ソリューションをわかりやすく使いやすいものにすることで、CoCreate 17.0における生産性の飛躍的向上を実現します。


世界各国のユーザーによるパフォーマンスのベンチマークでは、CoCreate 16.0と比較してCoCreate 17.0の大幅な生産性向上が実証されています。
・最大2倍の設計生産性の向上
・2次元プロファイル作成時間の40%短縮
・モデル修正が最大 2倍早く
・新しいプッシュ&プル手法によるモデル修正が3倍早く
・高度な3次元パターンの作成および修正時間の60%短縮


また、CoCreate 17.0では、CoCreate製品群全体において、2次元プロファイルや3次元モデルに対する直観的な操作など、560もの機能拡張を取り入れています。
・リアルタイムでのエクスプリシット モデリングおよびレンダリング
・対象依存型のミニツールバー
・従来のUIの使用を最小限に抑えるための新しい操作概念およびツール
・複雑な修正に対するインテリジェントな3次元寸法駆動変更
・2次元ワークプレーン、自動投影およびキャッチの際の3次元形状の活用
・インポートモデルでも有効なインテリジェントなフィーチャー認識
・パーツ/アセンブリ間やインポートモデルとネイティブモデルの間でも区別なく修正可能


今回のリリースでPTCはCADの相互運用性の水準をもう一段引き上げました。これにより、CoCreate と Pro/ENGINEER(R)は双方のツールを単独またはサプライヤを通じて使用している顧客に対して、シームレスな製品開発コラボレーションを提供できます。


CoCreateとPro/ENGINEERの互換性により次のことが可能になりました。
・Pro/ENGINEERのパーツおよびアセンブリのCoCreate Modelingへの高品質なインポート
・CoCreate Modelingからのパーツおよびアセンブリの高品質なGRANITEベースのエクスポート
・Pro/ENGINEERおよびエクスポートされたジオメトリとの関連性の維持
・Pro/ENGINEERのATB(Associative Topology Bus)によるパーツおよびアセンブリのアソシエティビティの活用


設計エンジニアのステファン・コルブ(Stefan Kolb)氏は「CoCreate 17.0を使用しているときは、最大で90%の時間は対象によって変わる新しいミニツールバーを使ってモデルを直接操作しています。その結果、これまでよりも非常に少ないマウスクリックや移動で作業を素早く行うことができます。従来のメインのタスクバーやメニューはほとんど使用することがなくなりました」と述べています。


PTC製品開発部門上級副社長のブライアン・シェパード(Brian Shepherd)は「CoCreate Modeling 17.0は、設計作業を加速化するための新しい主要機能を提供することで、毎日の設計作業の生産性を高めることができます。新しい機能の多くは、業界をリードするエクプリシット3次元 CADシステムを使用して3次元製品設計を行っている世界の機械および電子ハイテク産業の顧客と協力して開発されました。CoCreate 17.0における概念の多くは、2次元 CADの概念に通じるものであり、これまで以上に導入しやすくなっています」と述べています。


* CoCreate 17.0の画像は、以下URLにてご参照いただけます。
■リアルタイム レンダリングにより、素感や影、鏡面等を定義可能
リンク
■その場で 3D 寸法を使って、リアルタイムで形状変更が可能
リンク
■形状変更を行うため、インテリジェントな 3D 寸法をネイティブモデルやインポートされたモデルに追加
リンク
■新しい対象依存型のミニツールバーにより、最適なコマンドがすぐに使用可能
リンク
■一度に複数のパーツを跨って、リアルタイムで形状変更が可能
リンク
■素材部品、半完成品、仕上品の関係を定義および管理可能 (CoCreate Model Manager) リンク


CoCreateに関する情報はリンクのCoCreate製品ページをご覧ください。


【CoCreate 17.0の提供時期について】
*製品(機能等含む)のリリース時期は変更されることがあります。


【PTCについて】
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品開発におけるグローバル化、市場投入時間の短縮、業務効率の追求など、製造業における企業の個々の課題に対応するソフトウェアとサービスを提供しています。PTCのPLMおよびCADソリューションを活用することにより、産業用機器、ハイテク、航空宇宙・防衛、自動車、リテール・コンシューマー製品、医療機器などの産業分野における関連企業は、事業目標の達成ならびに顧客ニーズと業界法令基準双方に適合する革新的な製品開発の実現を可能にしています。


【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシット・モデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内5事業拠点。
Webサイト:リンク



* PTCの社名、ロゴマークおよびCoCreate、Pro/ENGINEER、Windchill、Arbortext、Mathcad、ProductViewなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

関連情報
http://www.ptc.com/
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