PTCのWindchill(R)を、医療機器分野のリーディングカンパニーがグローバル製品開発戦略の推進に向けて導入

GEヘルスケアの製品ライフサイクル管理(PLM)をPTC Windchillが強化

【2010年2月17日】PLMソリューションのリーディング・プロバイダであるPTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、会長兼CEO:リチャード・ハリソン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、社長:桑原 宏昭)は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケア(本社:英チャルフォント セントジャイルズ、プレジデント兼CEO:ジョン・ディニーン)が、既存のデータ管理および機械系CADソフトウェアからPTCのPLMソフトウェアWindchillおよびPro/ENGINEER(R)に移行したとの米PTCの発表を明らかにしました。PTCのソリューションの導入は、GEヘルスケアの製品開発戦略のサポートを目的としています。

医療機器メーカーは、常に革新性、厳格な法規制への対応、納期の短縮、激化する競争等の困難な課題に直面しています。PTCの製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアは、コンテンツおよびプロセス管理に対応する重要な機能を提供し、電子記録・署名、ドキュメント管理、変更管理、監査等の厳格な法規制への対応をサポートします。


GEヘルスケアは、製品ライフサイクル管理に対応するWindchill、機械系CAD/CAM/CAE領域でPro/ENGINEER、製品情報提供ソリューション(PID)にはArbortext(R)を導入して、新たな開発システム環境を構築し、重要な製品情報の管理、設計情報の再利用、グローバル・コラボレーション、全製品の設計プロセスの統一化を実現していきます。


GEヘルスケアのリーン・グローバル開発担当ゼネラル・マネージャーのレアズ・ラスール(Reaz Rasul)氏は、次のように述べています。「GEではヘルスケアそのものの提供方法を変革しようとしており、その実現のためにはヘルスケア製品の開発手法の刷新が不可欠です。PTCのソフトウェアソリューションが、医療コストの削減と操作性向上を実現する革新的な製品の開発支援につながることを期待しています。PTCは、業界を代表するソフトウェアソリューションや技術的な専門性を有しているほか、製品開発に関する数々の取り組みを遂行しようとする能力と確固たる意思を兼ね揃えており、当社とは密な協力関係にあります」。


PTC社長兼最高執行責任者(COO)のジェームス・ヘプルマン(James E. Heppelmann)は「PTCの医療機器分野での成功は、GEヘルスケアをはじめとする顧客をサポートしながら、この分野特有の要件を把握することに注力してきた結果です。PTCのPLMソフトウェアは、機器メーカーの開発プロセスの最適化と、高品質で革新的な製品をさらに短期間で市場に提供することを実現します」と述べています。


現在、世界の医療機器メーカー上位10社のうち8社がPTCのソリューションを利用して製品を開発しています。これらの企業は、PTCの優れたPLMソフトウェアを活用し、高品質で低コストな製品の開発、納期の短縮、市場への製品投入プロセスの効率化を実現しています。



【GEヘルスケアについて】
米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門として売上高170億ドルを誇るGEヘルスケアは、次世代の患者ケアをデザインする最先端の医療技術ならびに医療サービスを提供しています。画像診断やヘルスケアITをはじめ、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)や生体情報モニターから、創薬、バイオ医薬品、ならびに医療機関の経営支援に至るまで、幅広い分野にわたる専門性を生かし、全世界で一人でも多くの人に、より低コストで質の高い医療を提供することを支援しています。また、ヘルスケア分野のリーダーと協力のもと、世界レベルの規制変更を活用し、持続可能なヘルスケアシステムにスムーズに移行することを目指しています。


GEヘルスケアでは現在、「ヘルシーマジネーション(healthymagination)」のビジョンを掲げ、医療コストの削減、医療アクセスの拡大、ならびに医療の質と効率の向上を実現する革新的な製品やサービスの開発を継続しています。英国に本社を置くGEヘルスケアは現在、全世界で4万6,000名を超える社員を擁し、100カ国以上の医療従事者や患者に向けてサービスを提供しています。ホームページアドレスはwww.gehealthcare.com。


【PTCについて】
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品開発におけるグローバル化、市場投入時間の短縮、業務効率の追求など、製造業における企業の個々の課題に対応するソフトウェアとサービスを提供しています。PTCのPLMおよびCADソリューションを活用することにより、産業用機器、ハイテク、航空宇宙・防衛、自動車、リテール・コンシューマー製品、医療機器などの産業分野における関連企業は、事業目標の達成ならびに顧客ニーズと業界法令基準双方に適合する革新的な製品開発の実現を可能にしています。


【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシット・モデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内5事業拠点。Webサイト:リンク


* PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Pro/ENGINEER、Arbortext、CoCreate、Mathcad、ProductViewなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

関連情報
http://www.ptc.com/
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