【レポート販売】「端末メーカ各社の海外動向-2009年度上期-」

~成功の兆しがみえるシャープ NECはカシオ統合で北米市場を獲得~

マーケティングリサーチを行う株式会社クロス・マーケティング(代表取締役社長 五十嵐 幹 東京都中央区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がレポートにまとめた「端末メーカ各社の海外動向-2009年度上期-」の販売を開始しました。

報道関係者各位

平成22年2月16日
株式会社クロス・マーケティング
(東証マザーズ 3629)
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「端末メーカ各社の海外動向-2009年度上期-」を販売開始

~成功の兆しがみえるシャープ NECはカシオ統合で北米市場を獲得~
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■■ 要約 ■■

マーケティングリサーチを行う株式会社クロス・マーケティング(代表取締役社長 五十嵐 幹 東京都中央区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がレポートにまとめた「端末メーカ各社の海外動向-2009年度上期-」の販売を開始しました。

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■■ 資料概要 ■■

◇販売台数の下方修正を実施したシャープ
現在、シャープは中国市場の攻略に注力している。2008年6月の再参入当初は高価格帯端末での展開であったが、現在では普及価格帯にまで裾野を広げつつある。ただ、販売実績に関しては、期初計画の海外市場で400万台と見積もっていた販売台数が230万台程度になるとの下方修正もあった。

◇海外展開に苦労する国内メーカ各社
その他の国内メーカの海外展開については、京セラが中国の天津工場を閉鎖し、マレーシア工場1ヶ所に集約することで端末生産体制の再編を図っている。一方、東芝では欧州市場でのスマート・フォンの投入に注力しており、この傾向は現在も続く。また、カシオ計算機は米Verizon Wirelessへの端末投入にズレが生じてしまい、2009年度上期は業績が悪化している。富士通は2009年1月に台湾市場へ参入を図ったものの台湾市場への出荷は微々たるものとみられる。

◇カシオ計算機の北米や韓国市場を手中に収めたNEC
日本電気(NEC)が2010年4月にカシオ計算機や日立製作所の端末事業を統合する。これまでNECは中国などの海外市場に参入していたが、現在ではすべての海外市場から撤退している。しかし、NECカシオ モバイルコミュニケーションズの設立により、カシオ計算機の北米や韓国市場を手中に収める。


■■キーワード■■

◇シャープは販売台数を下方修正!!
国内最大手のシャープでも海外市場向け販売台数を400万台から230万台程度へ下方修正している。

◇端末生産体制を見直す京セラ!!
京セラが中国の天津工場を閉鎖し、マレーシア工場1ヶ所に集約し、端末生産体制の再編を図っている。

◇NECはカシオの北米や韓国市場を獲得!!
日本電気(NEC)が2010年4月にカシオ計算機や日立製作所の端末事業を統合することに伴い、カシオ計算機の北米や韓国市場を手中に収める。


■■2.シャープにおける海外販売台数の推移と予測 ■■

海外展開はシャープも苦戦中

現在、海外市場向けに携帯電話端末を出荷している国内メーカは、京セラやシャープ、東芝、カシオ計算機、富士通の5社になった。ただ、これらのメーカの中で出荷や販売台数を公表しているのはシャープのみとなっている。国内よりも海外出荷が多いとみられる京セラは公表せず、国内出荷が多い東芝とカシオ計算機も不透明な状況にある。富士通は出荷台数を公表しているものの、国内外の内訳までは出していない。これらの状況を鑑みると、国内メーカにおける海外展開は計画どおりに進んでいないといえよう。


■■ 目次/図表 ■■

要約
キーワード

1.市場概況
 販売台数の下方修正を実施したシャープ
 端末生産や販売体制の見直しを進める京セラ
 海外展開に苦労する国内メーカ各社
 カシオ計算機の北米や韓国市場を手中に収めたNEC

2.シャープにおける海外販売台数の推移と予測
 海外展開はシャープも苦戦中
  表:シャープにおける海外販売台数の推移と予測(2004~2009年度)
  表:移動電話における月別輸出台数と金額(2009年4~9月)
  表:移動電話における半期別輸出台数と金額(2008~2009年度)

3.端末メーカ各社の海外動向と今後の計画
 シャープの動向
  09年度上期の販売高は前年同期比2%減にとどまる
  表:携帯電話/通信融合端末の半期別販売高推移と予測(2008~2009年度)
  09年度上期は前年同期比20%増の海外販売台数
  表:携帯電話/通信融合端末の半期別販売台数推移と予測(2008~2009年度)
  09年度の海外出荷台数を半減に下方修正
  表:シャープにおける海外市場向け携帯電話端末事業の方向性
  中国市場でシェア拡大を目指す
  09年8月に中国市場で高機能3G端末を投入
  2010年にブラジル市場へ進出
  中国や欧州市場向けにソーラー・パネル搭載端末を商品化
  09年4月に人事異動を実施
  表:執行役員の役位変更/人事異動及び新任執行役員(2009年4月1日付)
  図:シャープの海外展開
 京セラの動向
  09年度上期業績が大幅に悪化した通信機器関連事業
  表:通信機器関連事業の半期別業績推移と予測(2008~2009年度)
  天津工場を閉鎖してマレーシア工場へ生産移管
  2010年度の黒字化を目指す端末事業
  09年4月に米国における通信機器営業部門を統合
  表:米KYOCERA Communicationsの会社概要
  中国市場への再進出は検討外
  図:京セラの海外展開
 東芝の動向
  09年5月に端末生産体制を見直し
  09年2月にTG01の仕様を発表
  スマート・フォンに注力
  図:東芝の海外展開
 カシオ計算機の動向
  09年度上期は前年同期比40%減となったMNS部門の売上高
  表:MNS部門の半期別売上高推移と予測(2008~2009年度)
  09年11月に米Verizon Wirelessへ通算5機種目の端末を納入開始
  09年6月から米Verizon WirelessへEXILIMケータイの供給を開始
  図:EXILIM Phone C721((1)捻り開閉時/(2)捻り折り畳み時/(3)折り畳み時/(4)裏面)
  図:カシオ計算機の海外展開
 富士通の動向
  09年10月にSymbian Foundationに参加
  09年1月にNTTドコモとの台湾市場向け端末の共同開発を発表
  表:Far EasTone Telecommunicationsの会社概要
  図:富士通の海外展開
 日本電気(NEC)の動向
  09年9月にカシオと日立の端末事業を統合
  表:NECカシオ モバイルコミュニケーションズの会社概要
  表:山崎耕司NECカシオ モバイルコミュニケーションズ社長の略歴
  表:カシオ日立モバイルコミュニケーションズの会社概要
  表:カシオ日立モバイルコミュニケーションズの業績推移(2006~2008年度)
  2012年度までに500万台の海外販売台数を目指すNECカシオ
  表:NECカシオにおける販売台数の推移(2008と2012年度)
  2010年後半に欧州市場をメインに海外再進出
 2010年に海外市場へ再進出するパナソニック モバイル

4.その他の動向
 09年6月に海外展開の地域別戦略を策定した総務省
 09年5月にTelefonicaと東芝製端末調達を協力したNTTドコモ
 アクロディアの動向
  09年7月にSymbian Foundationへ参加
  09年6月にDatang Telecomへライセンスを提供
  09年4月にSamsung Electronicsへライセンスを提供
  09年3月にシャープの台湾市場向け端末にVIVID Panoramaを搭載
 アプリックスの動向
  09年11月にセルシスと海外向け電子書籍ソリューション販売/開発で提携
  09年11月にJBlendがLenovo MobileのOPhoneに搭載
  09年6月にジー・モードと共同で海外メーカへ拡販
  09年5月にChina MobileへJavaターミナル・テスト・スイートを提供

5.端末メーカ各社の今後の海外戦略など
 中国市場での拡大を目指すシャープ
  表:国内メーカにおける海外市場への進出状況と今後の展開

6.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)

編集後記


■■ 概要 ■■

商 品 名:端末メーカ各社の海外動向-2009年度上期-
発 刊 日:2010年2月9日
判  型:A4版27頁〔PDF資料〕
発  行:エムレポート
販  売:株式会社クロス・マーケティング
頒  価:20,790円(税抜19,800円+消費税990円)

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【お申し込み方法】
TEL・FAX・e-mailのいずれかにて住所・お名前・e-mail・電話番号・会社名を明記の上お申し込みください。
また、上記URLよりお申し込みページへリンクしておりますので、そちらのフォームでのお申し込みも可能となっております。


■■ 株式会社クロス・マーケティングについて ■■

株式会社クロス・マーケティングは、国内130万人超の大規模モニターを軸に、生活者の「生」の声を、主にインターネットを活用して収集するマーケティングリサーチ会社です。
生活者の嗜好の多様化や、商品サイクルの短期化に対応するため、ネットリサーチの優位性である「スピード」「コスト」に加え、「品質」を最大限に重視したリサーチサービスを展開しています。
調査企画から設計、実査、集計・分析レポートまで、マーケティングリサーチに関するあらゆるサービスをトータルにサポートいたします。


■■ 株式会社クロス・マーケティング 会社概要 ■■

名称:株式会社クロス・マーケティング
本社所在地:東京都中央区銀座8丁目15番2号 銀座COMビル6F
代表者:代表取締役社長 五十嵐 幹
設立:2003年4月
URL:リンク


■■ 本件に関するお問い合わせ先 ■■

株式会社クロス・マーケティング
担当部署:ライブラリビジネスグループ
       NS-Shop 販売窓口担当
Tel:03-3549-1319
Fax:03-3549-0221
Mail:ns-info@cross-m.co.jp

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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