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ザイリンクス、国立天文台と東京大学中須賀研究室共同開発の超小型衛星 Nano-JASMINE に Virtex-5 ファミリが搭載

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衛星の頭脳部分に採用され高性能と開発コストの低減を実現、
2011 年の打ち上げ目指す
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ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ) の日本法人であ
るザイリンクス株式会社 (東京都品川区大崎 1-2-2 アートヴィレッジ大
崎セントラルタワー 4 階、サム ローガン代表取締役社長) は、国立天文台
(東京都三鷹市、観山 正見 (みやましょうけん) 台長) と東京大学工学系
研究科航空宇宙工学専攻中須賀研究室 (中須賀 真一教授) が 2011 年ごろ
の打ち上げに向け共同開発中の超小型赤外線位置天文衛星 Nano-JASMINE の頭
脳部分に Virtex(R)-5 FPGA ファミリが搭載されることを発表した。

東京大学中須賀研究室の酒匂信匡博士は「中須賀研究室の第 4 号機となる超
小型衛星 Nano-JASMINE を実現するには高性能な頭脳が不可欠です。ザイリン
クスの Virtex-5 FPGA を採用したことで、衛星の重要な役割である星のデー
タを取得するための画像処理と、衛星自体の健康状態のチェック機能を大幅に
向上することができました。高集積の Virtex-5 により周辺回路の削減が可能
になり、結果として開発コストの低減も実現できました。また、ザイリンクス
の販売代理店である東京エレクトロンデバイスの木目細やかなサポートにも感
謝しています」と述べている。

国立天文台と東京大学中須賀研究室が共同開発している超小型衛星
Nano-JASMINE は、”星の地図”である星図を作る目的の科学衛星で、1989 年
8 月に欧州宇宙機関 (ESA) が打ち上げ 93 年に運用を終了したヒッパルコ
ス(Hipparcos)に続く宇宙の天文台となる。Nano-JASMINE は、超小型衛星と
して世界最高レベルのデータ処理や姿勢制御性能が求められており、挑戦的な
プロジェクトとして注目、2011 年ごろにブラジルから打ち上げられる予定で
ある。Nano-JASMINE は最新型の CCD (電荷結合素子) センサーを搭載して
おり、帯状に星を撮影しながら半年かけて全天を観測し、これを 2 年間繰り
返し星の地図を作成する。

Nano-JASMINE の頭脳部分にザイリンクスの Virtex-5 LX50 が 2 個搭載され
ており、衛星の電気系統や温度管理などのシステム制御、望遠鏡の画像処理に
使われている。従来、超小型衛星の頭脳部分であるオンボード コンピュータ
には PIC (Peripheral Interface Controller) マイコンを使っていたが、
演算能力を大幅に向上することが必要で、その実現に Virtex-5 が評価された
。CPU コアを内蔵している Virtex-5 は、ほかにも、柔軟性に優れていること
や、内部回路構成を自由に変更できるので仕様が異なってもハードウェアの変
更が不要になること、宇宙環境に耐えられる性能を実現していることなどが評
価された点として挙げられる。

ザイリンクスは、航空宇宙、防衛および高信頼性製品市場で 20 年の実績を持
つプログラマブル ロジック プロバイダのリーダであり、第 2 位の競合他社
の 2 倍以上のマーケットシェアを誇っている。2009 年 5 月には豊富な実績
を活かした、ザイリンクスの航空宇宙、高信頼性デバイス ポートフォリオの
もっとも新しい製品である Virtex-5Q を発表している。この製品は Virtex-5
から発展した製品で、高性能化とセキュリティ要件に対応し航空宇宙や高信
頼性システム向けアプリケーションに最適な製品となっている。

ザイリンクス株式会社のサム ローガン社長は、「ザイリンクスが 20 年にわ
たり培ってきた航空宇宙向けの技術が、世界的に注目されているプロジェクト
に採用されたことを大変光栄に思っています。ザイリンクスの FPGA はアメリ
カ航空宇宙局 NASA の火星探査機にも搭載され活躍しました。Nano-JASMINE
への Virtex-5 の採用も、これまでのザイリンクスの実績が評価されたもので
あると自負しています。今回のプロジェクトでも大きな成果をもたらす手助け
になれればと考えています」と述べている。

Nano-JASMINE プロジェクトなどの詳しい情報は東京大学中須賀研究室の Web
サイト リンク を参照さ
れたい。

■ザイリンクス 航空宇宙/防衛部門について
ザイリンクスは 1989 年以来、航空宇宙/高信頼性産業に継続してサポートを
提供してきており、商業レベルから放射線耐性モデルにいたる各種 FPGA、イ
メージ プロセッシングから波形発生にいたる特定アプリケーション向け IP、
部分リコンフィギュレーションやシングルチップ クリプトグラフィといった
先進的テクノロジなど、総合的なソリューションを供給している。このような
ソリューションは、製品ライフサイクルの長さ、高信頼性、他に類を見ない製
造フロー、専門デザイン サービス、高信頼性アプリケーション向けの先進的
セキュリティ ソリューションを特徴としている。詳しい情報は、
リンク で入手されたい。

※ このプレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標
または商標です。

■ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューショ
ンを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サン
ノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立
し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極
的に行っている。2009 年は米国本社設立 25 周年、日本法人設立 20 周年と
なる。同社についての詳細な情報は Web サイト リンク
で公開している。

【本件に関するお問い合わせ先】
ザイリンクス株式会社 マーケティング本部 竹腰
東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 4F
TEL: 03-6744-7777 FAX: 03-5436-0532

株式会社井之上パブリックリレーションズ 
ザイリンクス広報担当 鈴木/関
東京都新宿区四谷4-34 新宿御苑前アネックスビル 6F
TEL: 03-5269-2301 FAX: 03-5269-2305

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