日本以外のアジア太平洋地域の半導体市場は復調の兆し

インドの市場調査会社RNCOS社が世界の半導体市場を調査した「世界の半導体市場調査 2009年:市場動向分析と2012年までの予測 - Semiconductor Industry Forecast to 2012」を出版

世界中で電子デバイスの需要が発生したために、世界の半導体市場は、過去数年間大きく成長してきた。しかし、世界恐慌と流動性の危機によって、2008年後半から事態は急変した。そして、半導体市場は2008年に初めての減速となった。2009年は、前年比約22%の記録的な下げ幅を示すだろう。

インドの調査会社RNCOS社の調査レポート「世界の半導体市場調査 2009年:市場動向分析と2012年までの予測 - Semiconductor Industry Forecast to 2012」は、家電市場の成長によって、世界の半導体市場はかつてなく大きな地域的な移動を経験している。中産階級層の拡大と家電製品の需要拡大が起こっており、アジア太平洋地域では半導体需要の大きな成長が始まっている。

この調査レポートは、2008年の日本を除くアジア太平洋地域の半導体市場の収益は、少なくとも前年並みだろうと報告している。一方、西側諸国の半導体需要は、金融不安のために収益が下落した。台湾、中国、インドなどの国々は、設備投資が安いことと多くの産業奨励策によって、世界の半導体製造の表舞台に登場してきた。

この調査レポートは、アジア太平洋地域のPC、デジタル家電、移動体通信、自動車用エレクトロニクスなどの電子製品の需要は、予測期間中は継続的に増大するだろうと分析している。日本を除くアジア太平洋地域の半導体市場は、2009-2012年の間、CAGR約9.5%で成長するだろう。

この調査レポートは、世界の半導体市場の幅広い調査と分析を行っている。様々な半導体セグメントの現在と将来の市場規模などの、世界の半導体産業を概観し、IC、ディスクリート半導体、光エレクトロニクス、センサ、ウェハ製造機器、アセンブリとパッケージング機器、テスト機器、ウェハ製造材料、パッケージング材料などのセグメントごとの市場予測も行っている。


【調査レポート】
世界の半導体市場調査 2009年:市場動向分析と2012年までの予測
Semiconductor Industry Forecast to 2012
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