(株)富士テクニカルリサーチ、粒子法流体解析ソフト「MPS-RYUJIN」のクラスタ型並列化に成功!!

株式会社富士テクニカルリサーチ 2009年11月24日 16時00分
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株式会社富士テクニカルリサーチ(神奈川県横浜市 代表取締役社長 名取孝)は、粒子法を活用した次世代流体解析ソフトウェア「MPS-RYUJIN」のクラスタにおける並列化の開発に成功したことを発表した。
科学技術計算サービスを提供する株式会社富士テクニカルリサーチ(神奈川県横浜市 代表取締役社長 名取孝 以下FTR)は、「粒子法」を活用した次世代流体解析ソフトウェア「MPS-RYUJIN」において、クラスタによる並列化ソルバの開発に成功した。 「MPS-RYUJIN」は粒子法を基本にし、独自の機能を組み込んだFTR自社開発の流体解析ソフトウェアである。操作環境が直感的で作業効率が優れており、これまで実験での確認が主だった「ギアによるオイル攪拌」や「熱流動」といった分野を中心に実績を増やしている。
 本ソフトウェアは従来手法のボトルネックであったメッシュ作成工数が不要なため、設計者のリードタイム短縮、作成者によるばらつきの軽減等の設計者ベースでの解析手法として近年注目を集めている。
● 大規模領域におけるクラスタによる並列化
 今回新たに大規模領域問題をターゲットにクラスタ活用による並列化手法の開発に成功、48CPU並列化で最大37倍(1CPU比)の高速化を実現した。本手法により、自動車のエンジンルーム内や電子機器の筐体内の熱流体解析など、年々計算領域が大規模化・詳細化している問題に対し大幅な計算時間の短縮が可能となった。これにより、今後設計業務において従来あきらめていた複雑な現象も詳細に表現でき、新たな分野(食品/医療/半導体など)への適用が期待される。
 製品版リリースは2010年3月末「MPS-RYUJIN Ver.3.0」に合わせて実装を予定している。
● セミナー案内
 クラスタ活用による並列化手法の開発成功に伴って下記のセミナーを実施する。
▽ 先端技術セミナー(共催 日本アイ・ビー・エム株式会社)
日   時 : 11月26日(木) 10:30~17:30(受付開始10:00)
場   所 : 日本アイ・ビー・エム株式会社 本社事業所
         〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19-21
         リンク
基調講演 : 『ものづくりとCAE』 横浜国立大学 名誉教授 白鳥 正樹 様
内   容 : MPS-RYUJIN最新情報・ユーザー事例ほか
費   用 : 無料(事前登録が必要)
定   員 : 100名
参加申込 : リンク
▽ 先端技術セミナー(共催 日本ユニシス株式会社)
日   時 : 12月2日(水) 13:30~17:00(受付開始13:00)
場   所 : 日本ユニシス株式会社 本社
         〒135-8560 東京都江東区豊洲1-1-1
         リンク
内   容 : MPS-RYUJIN最新情報・CAE専用高速PCクラスタ紹介ほか
費   用 : 無料(事前登録が必要)
定   員 : 100名
参加申込 : リンク
本ソリューションの最新事例
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【本件の連絡先】
株式会社富士テクニカルリサーチ
RYUJINサポートチーム
担当 山岡・鈴木
Tel 045-650-6650 / FAX 045-650-6653
e-mail ryujin@ftr.co.jp
URL リンク
〒220-6219
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5クイーンズタワーC19F

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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