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ISID、クラウドコンピューティングによるSAPアプリケーション運用支援サービス「Panaya」の新メニューを提供開始

株式会社電通国際情報サービス(以下ISID)は、クラウドコンピューティングによるSAPアプリケーション運用支援サービス「Panaya(パナヤ)」に新たに3つのサービスメニューを加え、日本での提供を開始します。
「Panaya」は、Panaya,Inc.(以下Panaya社)が開発し、特許を取得※1している大規模システムのコード解析技術を活用したSAPアプリケーション運用支援サービスで、ISIDが2009年4月に日本での提供を開始しました。すでに提供中の「アップグレード・オートメーション」は、SAPアプリケーションのアップグレード・プロジェクトに費やすコストを大幅に削減できるだけでなく、プロジェクト期間の短縮や品質向上を実現するサービスとして高い評価を得ています。今回提供を開始する3つのサービスメニューは、このコード解析技術を応用し、SAPアプリケーションの改変時に必要なプログラム修正やテストが発生した際の影響を「見える化」することで、SAPシステム運用負荷を軽減し、運用保守コストの大幅な削減に貢献します。

■背景■
SAP ERPはERP市場でトップシェアを誇る基幹業務パッケージソフトウェアで、豊富な標準機能と多岐にわたる周辺ソリューションの展開により、日本企業およびグローバルでその導入数は増え続けています。
一方、安全かつコストを抑えながらSAPシステムを維持するためには、SAP社から提供されるサポートパッケージやエンハンスメント・パッケージの適用範囲および、ユーザー企業が独自開発したアドオンプログラムの影響範囲を、より速くかつ正確に特定する仕組みが求められています。

■新サービスの概要■
1)クレンジング・オートメーション
SAPシステムの稼働状況を継続的に監視し、不要なアドオンオブジェクト(プログラムや権限等)の削減提案を行うサービスです(図1)。
SAP ERPシステムの導入から運用に至る過程で、開発途中で放棄されたアドオンプログラムや、業務改善の一環で使用されなくなった機能など、企業のプログラム資産管理において問題となる不要オブジェクトが残ってしまうケースが多く存在します。調査によると、1SAPシステム内の不要なオブジェクトの比率は平均47%※2に達します。これらの不要なオブジェクトを削減し、システムを最適な状態で管理することにより、アップグレード時のリスクを減らすのみならず、運用コストを削減することが可能となります。

2)コンソリデーション・オートメーション
SAPシステムを一つに統合する際に発生する影響を分析するサービスです。
SAP導入企業の多くは、グループ会社やグローバル拠点など、1企業グループ内で複数のSAPシステムを運用しています。経営戦略の転換やコストダウンのためのサーバー統合などにより、複数のSAPシステムを統合する際に、コンソリデーション・オートメーションでは異なるSAPシステム間に存在するプログラムの相似関係を分析し、統合可能な場合の適合率を提示します。図2のようにオリジナルのSAPシステムが分割され、再度統合の必要がある場合に最も効果を発揮します。(図2)

3)サポートパッケージ・オートメーション
SAPシステムは、継続的にSAP社から機能拡張・不具合修正のためのサポートパッケージが提供されます。最新バージョンのSAP ECC6.0では特に、新機能の提供のためにエンハンスメント・パッケージが用意され、アップグレードを行うことなくSAPシステムに新たな機能を追加することが可能となっています。これらのサポートパッケージは数千のSAPノート※4で構成されるため、企業内で使用しているSAP機能のうちで影響を被る箇所を調査するのに、多くの工数やコストがかかっていました。サポートパッケージ・オートメーションは、自社の環境で使用している機能のみに焦点を当て、サポートパッケージやエンハンスメント・パッケージを適用した際の影響範囲を分析し、修正やテストの範囲を提示します(図3)。
(図4)

■「Panaya」活用による効果■
1) 影響範囲の「見える化」により、プロジェクトマネージャの意思決定を促進
「Panaya」は、プログラム修正やテスト範囲をタスクとして提示することにより、SAPシステム改変時のリスクと影響範囲を見える化します。各タスクは、プログラムの利用状況と影響度のそれぞれについて、優先度により3段階に分類されます。その結果、プロジェクトマネージャは、プロジェクト開始前に影響範囲と工数を的確に見積もることができます。

2) 過少なテスト、過剰なテストを防止するコード解析機能(Panaya社特許取得済)
SAPシステム改変時に最も難しいのは、プログラムの依存関係を考慮した修正・テスト計画を立てることです。しかしながら、1億7000万ステップを超えるSAPの標準プログラムと、顧客が独自に開発した様々なアドオンプログラムを組み合わせると膨大な量となるため、修正やテストの計画立案はコンサルタントのスキルに依存していました。「Panaya」は全てのプログラムをトランザクションレベルから分析し、必要となる作業を提案しますので、過少なテストや過剰なテストを回避することが可能です。

3) 不要なアドオンオブジェクトを30-50%削減※5
クレンジング・オートメーションを利用することにより、SAPシステムで実際には使用されていないアドオンオブジェクトを30-50%削減することが可能です。これにより、システムサイズを適正化し、アップグレード時のリスクを減らすとともに、サポートパッケージやエンハンスメント・パッケージ適用時の影響範囲を最小限に抑えることが可能です。さらに、システムの運用コスト低減にも寄与します。

4) サポートパッケージ、エンハンスメント・パッケージ適用時のコストを最大で50%削減※5
サポートパッケージ・オートメーションはプログラム修正箇所を提案するだけでなく、プログラムの利用状況と依存関係により、テスト範囲を大幅に絞り込みます。これによりプロジェクトの工数を、最大で50%削減することが可能です。

■製品価格■
「Panaya」の価格は、ユーザーのSAP ERP環境のオブジェクト数※6と利用期間で決定します。
小規模サイズのユーザー(対象オブジェクト数が1999まで)で
・クレンジングサービスの利用料は、6ヶ月間で160万円から※7となります。
・サポートパッケージサービスの利用料は、12ヶ月間で350万円から※7となります。
・コンソリデーションサービスの利用料は、システム数により変動しますので、営業までお問い合わせ下さい。
*「Panaya」の詳しい製品概要は下記URLよりご覧いただけます。
リンク

※1 米国で取得
※2 Studie Experton Group & Bohr Consulting調べ。2005年。
※3 SAPソフトウェアの標準プログラムをコピーして作成したアドオンプログラム。モディフィケーションを適用したくない場合に作成されることが多い。
※4 不具合の現象説明や原因、修正指示などが含まれる記述。
※5 Panaya社調べ。2009年。(コスト削減効果は、アドオンプログラム数やシステムの利用状況などにより変動します。)
※6 サイズは標準オブジェクトの利用数とアドオンオブジェクトの開発数で決定。
※7 初期費用として、別途40万円を申し受けます。価格は全て消費税抜きです。

<Panaya社ご紹介>
2006年イスラエルにて創業。特許取得済みの大規模コード解析技術をSAPアップグレード業務に適用。リンク

<電通国際情報サービス(ISID) 会社概要>
【社名】株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
【代表者】代表取締役社長 水野 紘一
【本社】東京都港区港南2-17-1
【U R L】リンク
【設立】1975年
【資本金】81億8,050万円
【連結従業員】2,269人(2009年3月31日現在)
【連結売上額】751億4,800万円(2009年3月期) 
【事業内容】1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovatorをビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営/連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティングなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
エンタープライズソリューション事業部
ES事業企画管理部 清田
TEL:03-6713-7100 E-mail:erp-info@isid.co.jp
【本リリースに関する問い合せ先】
コーポレートコミュニケーション室 広報担当 森、李、入佐
TEL:03-6713-6100 E-mail:g-pr@isid.co.jp
※本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

《関連URL》
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