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シーメンスPLMソフトウェア、NX 7.0を発表、新しいHD3D環境を加え、シンクロナス・テクノロジもさらに進化

~迅速かつ正確なビジュアル解析を可能にする革新的な オープン・ソリューション、画期的なシンクロナス・テクノロジで 確立したNXの先進性がさらに前進~

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、
製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて
世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェアは
本日、同社のフラッグシップ製品であるデジタル製品開発
ソリューションのNXTMの最新バージョン、NX 7.0を発表しました。
シーメンスPLMソフトウェアはNX 7.0に、新しいオープンで直感的な
ビジュアル解析環境である「HD3D」を実装しました。これによって、
グローバルな製品開発チームはPLM情報の価値を活かし、製品に
関する意思決定をより素早く、適切に行えるようになります。また、
NX 7.0では、昨年シーメンスPLMソフトウェアが発表して高い評価を
得たCAD/CAM/CAE生産性向上テクノロジであるシンクロナス・
テクノロジをさらに進化させました。これにより、他社の
CADソフトウェアで作成されたデータも有効に活用できるようになり、
NXの卓越した機能を様々な製品開発タスクにおいて、速やかに、
一層効果的に活用できるようになります。

このNX 7.0の発表は、10月7日にフランス・パリで開催された
年次ユーザ・カンファレンス「Siemens PLM Connection Europe」会場にて
行われました。

「昨年当社が発表してNXに実装したシンクロナス・テクノロジは、
CAD/CAM/CAEに携わる数多くの専門家や業界アナリストだけでなく、
それ以上に重要なこととして、このテクノロジを実際に導入して設計の
生産性を向上させた数多くの企業から絶賛されました。
本日発表したNX 7.0は、業界をリードするこの生産性向上を
ベースとしたシンクロナス・テクノロジの機能をさらに強化したほか、
様々なリソースからデータを取り込むことができるイノベーティブな
環境であるHD3Dを、満を持して実装しました。この環境は、
製品開発における『高解像度(High Definition)』ビジュアル解析
のための新標準を打ち立てるものです」と、
シーメンスPLMソフトウェアの製品設計ソリューション担当
バイスプレジデントのJoan Hirschは述べています。


ビジュアル情報の必要性
グローバル化と規制強化に加え、ほとんどすべての製品の
精巧化に伴い、世界中の企業は今、製品開発プロセスの複雑化に
直面しています。さまざまなフォーマットでさまざまな場所に
存在する情報、しかも通常、さまざまなベンダーのアプリケーションを
使って作成されたこれらの情報を基に、製品開発プロセスを通して
数多くの意思決定を下していかなければなりません。
こうした意思決定のスピードと的確性は企業の成功に深刻な
影響を及ぼしかねません。

「このような課題を自然に、しかしより高い成果を持って解決するには、
すべての関係者が同じテーブルに着いて垣根を越えた
コミュニケーションを可能にするビジュアル情報を活用することです。
多くの情報に基づいて迅速かつ適正に意思決定するには、
コラボレーティブな意思決定プロセスとビジュアルによる
支援ツールが欠かせません。こうしたツールを活用すれば、
良好なコミュニケーションと理解が促進され、企業全体で情報に
基づく意思決定の一貫性が高まります」と、
IDC Manufacturing Insightsの製品ライフサイクル戦略担当
プラクティス・ディレクタのJoe Barkai氏は述べています。

ビジュアル解析のための新しいパラダイム
NX 7.0においてHD3Dの登場は、ビジュアル解析のための新しい
パラダイムの樹立をはじめ、シーメンスPLMソフトウェアが
このバージョンアップで取り組んできた包括的なアプローチの
ひとつの結果です。HD3Dは、ほぼすべてのタイプのPLMデータを
取り込んでビジュアルに表現できる環境です。この環境はNXだけでなく、
業界をリードするシーメンスPLMソフトウェアのデジタル製品
ライフサイクル管理ソリューションであるTeamcenter(R)とも
共通に使用でき、このオープン・アーキテクチャを介して、
様々な他社のアプリケーションと統合することもできます。

HD3Dは、NXとTeamcenterのパワーをさらに拡張するものであり、
世界中に分散する今日の異種製品開発環境で、より深い理解や
強力なコラボレーション、適正な意思決定などにおいて企業が
必要とする情報を可視化します。HD3Dは簡単かつ直感的に
製品情報を収集、照合、表示できる手段を提供し、重要な
意思決定に迅速に対応します。NX 7.0にHD3Dが実装されたこと
によって、ユーザは、リリース状況、重量閾値、材料タイプ、
納入状況など、TeamcenterやNXで追跡管理されている任意の
データを基に製品設計をビジュアルに検討・評価することができます。

例えば、NX 7.0のユーザは、現在開発中の部品の進捗状況について、
スケジュール通りであるか、あるいは遅延しているかをレポートする
機能を実行することができます。これを実行すると、
NXで作成されている製品の3Dモデルに、1週間以上遅延している
部品や懸念箇所などが全てハイライト表示されます。
インタラクティブなタグが画面に表示され、このタグを選択するとさらに
詳細な情報へとナビゲートすることができます。数千点もの部品が
使用されるような製品では、このビジュアルなフィードバック機能と
インタラクティブな作業環境によって、これまでの記述式の部品表や
ステータス・レポートをソートして、どこに問題が発生しているのか、
どんなアクションが取られているのかを手動で確認する必要が
なくなります。

PLMデータをベースとしたこのビジュアル解析機能を提供する
HD3Dは、NX 7.0 Check-Mateにも加えられる予定です。
NX Check-Mateは、各種規格・標準に基づく設計検証
アプリケーションであり、設計基準への適合性、CADモデルの
ファイル構造の整合性、各種の社内標準や業界標準への
適合性を検証することができます。HD3Dは、問題点をビジュアルに
分析して報告する新しいユーザ・インターフェースを提供して、
NX Check-Mateの検証ツールをさらに強化します。この新環境は、
NX 7.0と同様、NX Check-Mateによって実行された検証結果を
表示して問題点を評価できる直感的なビジュアル手段を
提供するため、製品設計の検証時における意思決定を
強力に支援します。

PLM業界をさらに強力にリードするシンクロナス・テクノロジ
業界アナリスト企業のCPDAのPLMリサーチ・ディレクタである
Ken Versprille氏は、シンクロナス・テクノロジを「過去20年以上に
わたる3Dソリッド・モデリングの歴史の中で最も重要で画期的な
技術的進歩のひとつである」と述べています。NX 7.0は、
さらなる効率性の向上、レガシー・データの広範な再利用、
他社のCADシステムとの相互運用性の向上を目指してこの
シンクロナス・テクノロジの機能をさらに拡張し、モデリングの
柔軟性と生産性でPLM業界をさらに強力にリードします。


・ さらに高速になったジオメトリの作成・編集ツールによって、
設計の作成と変更に伴う広範なタスクを迅速に実行することが
できます。変更時においても設計意図が適用・維持され、
信頼性の高い編集が可能なため、データ更新の失敗や再生に
多くの時間がかかるといった問題がなくなります。

・ 新しい強力なシンクロナス・パターン機能によって、レガシーな
CADモデルを取り扱うときにもその元々の作成方法を理解する
必要がなくなります。また、切り取り、コピー、貼り付け、
ミラーリングの機能が拡張されたため、生産性がさらに向上します。
これによって、数多くの古いモデルを再利用して新しい設計を
簡単に作成できるようになるため、時間と費用を大幅に
節約することができます。

・ 新しい「クリーンアップ」ツールによって、他社のCADシステムから
インポートしたモデルをより迅速かつ簡単に編集できるようになります。
最も一般的な製造フィーチャであるブレンドと面取りの関係性も、
自動・半自動のブレンド/面取り認識機能によって作成・維持することが
できます。さらに、自動・手動の修復オプションや分割ジオメトリの
マージ機能によって、不要なギャップが取り除かれ、不一致の
ジオメトリを一致させることができます。


NX 7.0のシンクロナス・テクノロジは、CAD/CAM/CAEの
すべてにわたって機能強化されています。さらに、製品設計者の
生産性を明らかに向上させるだけでなく、解析担当者や
製造エンジニアなどのCADデータを取り扱う開発チームの
他のメンバーにも大きなメリットをもたらします。これらのメンバーは、
基本的に他の誰かが作成した3Dモデル、通常は他社の
CADアプリケーションを使って作成された3Dモデルを使用して作業します。

シンクロナス・テクノロジは、CADユーザだけでなく、こうしたCAEユーザや
CAMユーザがCADジオメトリの種類を問わずに直接利用できる
広範な機会を提供します。NX 7.0の使い易いユーザ・インターフェースを
使えば、特定の要件に合わせて3Dモデルを簡単に変更できるため、
それぞれのユーザの専門知識に集めた付加価値を盛り込むことが
できます。NXとシンクロナス・テクノロジの組み合わせは、
製品ライフサイクル全体に新しいモデリング・パラダイムを提供します。

「我が社では、これまで使用していた3D CADシステムをNXに
切り替えました。その理由は、ノンパラメトリック・ジオメトリを
簡単かつ柔軟に操作できる卓越した機能性です。NX 7.0では、
シンクロナス・テクノロジがさらに機能強化され、また新しい
ジオメトリ修復オプションが追加されるなど、レガシー・データや
他社のCADデータをこれまで以上に迅速に編集できるようになるため、
大きな時間の節約とサプライチェーンとの効率性強化を図れるものと
確信しています」と、BWT AGの製品開発マネージャである
Markus Pichler氏は述べています。

シーメンスPLMソフトウェアについて
シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部の
ビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび
関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。
これまで世界5万6,000社のお客さまにサービスを提供し、
約600万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。
米国テキサス州プラノを本拠地として、数多くの企業と協働して、
豊富なアイデアを価値ある製品に変えるオープンなソリューションを
提供しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに
関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について
シーメンスインダストリーセクターに属する
シーメンス産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、
オートメーション・システム、低圧制御機器、産業用ソフトウェアの
分野で世界をリードしています。製造・加工業界向けの標準製品から、
自動車生産設備や化学工場全体の自動化を含む全産業、
全システムに向けたソリューションまで、その取り扱い品目は
多岐にわたっています。産業オートメーション事業部は業界屈指の
ソフトウェア・サプライヤとして、製品の設計、開発、製造、販売、
各種保守サービスに至るまで、製造企業のバリューチェーン全体を
最適化します。シーメンス産業オートメーション事業部は全世界で
約42,900人の従業員を擁し、2008年度の総売上高は87億ユーロ
(予備的数値で未監査)を達成しています。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴは、Siemens AGの登録商標です。
NXおよびTeamcenterは、米国およびその他の国における
Siemens Product Lifecycle Management Software Inc.または
その子会社の商標または登録商標です。その他の商標、
登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
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