2013年に11億ドルに達する電子書籍用の半導体のビジネスチャンス

米国の調査会社インスタット社は出版レポート「電子書籍市場調査:Eブック市場概観、製品とサービス、市場予測 - Wireless Delivery of Digital Content Propels E-Book Adoption」のプレスリリースにおいて、電子書籍市場の急激な成長は半導体企業にビジネスチャンスをもたらし、2013年には10億ドル以上になるとの予測結果を発表しました。

【プレスリリース日本語訳】
Eブックの出荷が始まっている。世界での出荷数は、2008-2013年に約100万から3000万に成長するだろうと、米国調査会社インスタット社は報告する。この急速な成長が半導体企業にビジネスチャンスをもたらし、2013年には10億ドル以上になるだろう。

Amazonは、コンテンツ配信サービスにKindle製品を発売し、トップ企業となった。Amazonは、Kindleの利用者が無線でデジタルEブックに接続できるように、セルラーネットワークオペレータのSprintと提携した。

AmazonとSprintは、利用しやすいエンドトゥーエンドのコンテンツ配信ソリューションを消費者に提供した。それは、新しい技術がマス市場を獲得するために必要不可欠の条件である。いろいろな評判はあったものの、デジタルコンテンツは増加している。インスタット社は、電子書籍は半導体部品サプライヤ、機器メーカー、無線オペレータにとって大きな収益機会であると考えている。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 半導体や電子部品のセグメントは、ディスプレイアセンブリ、プロセッサ、無線モジュール、DRAM、NAND、バッテリー、筐体など幅広い。ディスプレイには最大の機会があり、次は無線モジュールだろう
Eブックのプロセッサは、2013年に2億2700万ドル近くまで成長するだろう
■ 典型的なEブックの構成部品(BOM)の価格は、出荷数が増加するために、2009-2013年に23%減少するだろう
■ 現在販売されているEブックの多くは、電子インクディスプレイ技術を使用しているが、今後はOLEDなどの、その他のディスプレイ技術にも可能性があるだろう

インスタット社の調査レポート「電子書籍市場調査:Eブック市場概観、製品とサービス、市場予測 - Wireless Delivery of Digital Content Propels E-Book Adoption」は、電子書籍の世界市場を調査した。電子書籍の出荷数、収益、平均価格、BOM、サービス収益(単価と無線オペレータの得るサービス収益)の2013年までの予測、Amazon、ソニー、iRex Technologies、Jinke Electronics等の企業の紹介、ソニー、Google、Whispernet、Amazonなどのプロバイダの提供するコンテンツサービスの分析を記載している。

【調査レポート】
電子書籍市場調査:Eブック市場概観、製品とサービス、市場予測
Wireless Delivery of Digital Content Propels E-Book Adoption
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インスタット (In-Stat)について
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