Yahoo!リサーチ 「男性の消費と恋愛意識」 に関する調査

20代男性の2人に1人は"付き合いよりも貯金を優先することがある"
恋愛では、20代後半~30代前半で"草食化"傾向?

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<調査結果トピックス>
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・車への興味・関心度、若い年代での低下傾向が顕著。20代前半は2人に1人
・若い年代は他年代よりも、"自分らしさ・共感"や"エコ"重視で購入
・車の所有意向は若い年代ほど低い。モノの所有による「責任やリスク」への懸念が高い
・20代の2人に1人は"付き合いよりも貯金を優先することがある"
・20代後半~30代前半に“草食化”傾向。「据え膳食わぬは男の恥」に共感は20代後半の4人に1人だけ
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Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社(本
社/東京都中野区、代表取締役社長:田部 信)は、「男性の消費と
恋愛意識」に関する調査を2009年3月28日~3月30日、自社調査専用
パネルを対象に実施しました。

近年、若者のクルマ離れや、いわゆる草食男子や弁当男子と言われ
るような若い世代の男性の消費傾向や恋愛意識が注目されています。
今回Yahoo!リサーチでは、このような男性の消費や恋愛における意
識・行動について、年代間の差に焦点を当てて調べてみました。


◇◆◇ 調査結果概要 ◇◆◇

〔1〕車への興味・関心度、若い年代での低下傾向が顕著。
20代前半では2人に1人
+-------+------+------+------+------+------+------+
男性にとって個人のこだわりが現れやすいと思われる自動車、腕
時計、携帯電話機のカテゴリレベルの興味・関心度を年代別に見る
と、『自動車』では「(とても+やや)興味・関心がある」が最も
高い30代後半・40代後半の70%と20代前半の50%で大きく20ポイン
ト開きました。若い年代ほど興味・関心が低くなる傾向が顕著で、
“若者のクルマ離れ”の一端がうかがえます。
『腕時計』では、20代前半の6割弱が突出し、20代後半以上では4割
前後にとどまりました。若い年代ほど関心が高そうという仮説を持
っていた『携帯電話機』では、年代による傾向は特に見られません
でした。


〔2〕若い年代は他年代よりも、"自分らしさ・共感"や"エコ"重視で購入
+-------+------+------+------+------+------+------+
自動車、腕時計、携帯電話機の各アイテム購入時に重視すること
は、『使い勝手がよい、使いやすい』『全体的にコストパフォーマ
ンスがよい』など実用面の項目では、どのアイテム・年代でも概ね
6~9割以上と高く、また上の年代ほど高めの傾向でした。
『自分らしさを感じられる』『ブランドの価値観に共感できる』
など自己表現や共感といった項目では、アイテムごとにバラつきが
あるものの概ね若い世代で高い傾向が見られます。『最新である、
流行している』『女性に人気がある』などの流行や女性を意識した
項目でも同様の傾向で、特に20代前半のスコアが目立ちました。
『環境によい、環境意識の高いブランドである』というエコ意識
では、すべてのアイテムで30代のスコアが落ち込む傾向で、特に
「自動車」で顕著でした。


〔3〕車の所有意向は若い年代ほど低い。
モノの所有による「責任やリスク」への懸念が高い
+-------+------+------+------+------+------+------+
自動車を「個人のものとして所有し、使いたい」という個人所有
意向は、「絶対に」と「できるだけ」を合わせて、最も高い40代後
半の70%と最も低い20代前半の50%で大きく20ポイント開きました。
上の年代ほど個人所有への意向が強い傾向で、先述の興味・関心度
と同様の結果でした。
自動車以外も含めた「モノの所有」に対する考え方でも、『所有
することで責任やリスクが生じるくらいなら、所有することには執
着しない』が「(非常に+やや)あてはまる」で40代の36%と20代
の48%で10ポイント以上開いています。リスクや責任とのトレード
オフの関係では、若い人ほど「所有」に執着しない傾向で、特に20
代前半では「非常にあてはまる」が22%と突出しています。


〔4〕20代の2人に1人が、"付き合いよりも貯金を優先することがある"
+-------+------+------+------+------+------+------+
消費に関する意識や行動は、『買い物ポイントを効率よく貯めて
使う工夫や努力をしている』はトップ2ボックス(非常にあてはま
る+ややあてはまる)ではあまり差がないものの、トップボックス
(非常にあてはまる)では若い世代ほど高い傾向が顕著でした。
また、『付き合いや社交よりも貯金を優先することがある』では、
いわゆる最近の若い男性の特徴として言われるとおり、20代のスコ
アが高く、およそ2人に1人が「(非常に+やや)あてはまる」と回
答しています。


〔5〕20代後半~30代前半で“草食化”傾向?
「据え膳食わぬは男の恥」に共感は20代後半の4人に1人だけ
+-------+------+------+------+------+------+------+
モノに対する意識では、若い年代ほど「女性向けの商品を使うこ
と」や「女性っぽい色の洋服や小物を取り入れること」への抵抗が
低く、 若い男性の“草食”の一面がうかがえます。しかしながら、
これらの項目で、20代前半では草食化に逆行する回答傾向が見られ、
20代前半と後半との間には何らかのギャップがあるようです。
 男女関係における意識では、『男女の関係では主導権は男性が持
つべき』は30代前半の32%を、また『「据え膳食わぬは男の恥」に
強く共感する』は20代後半の26%を底に、概ねV字型を描く傾向が
見られました。前述のモノに対する意識と同様、特に20代後半から
30代前半にかけて草食男子の特徴的な傾向が見られます。
また、『特別な関係の女性と食事をする場合、基本的には男性が
支払いをするべき』という金銭にも関わる項目では、どの年代も6割
を超えるなか、特に40代後半は74%と、4人に3人が「(非常に+や
や)あてはまる」と回答し、さらに「非常にあてはまる」も3人に1
人と突出しており、このような考え方が他年代よりも根強く残って
いる様子です。


<調査概要>
◇調査方法 : インターネット定量調査
◇調査対象者 : 首都圏1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、
千葉県)在住の20~49歳男性300人
◇割付    : 年代別5歳刻み50S均等割付
◇調査期間 : 2009年3月11日(土)~3月30日(月)
◇調査機関 : ヤフーバリューインサイト株式会社
◇設問項目 : 下記項目を調査
・ 自動車、腕時計、携帯電話機、スーツ、インテリア製品への興味・関心度
・ 自動車、腕時計、携帯電話機、スーツ、インテリア製品の購入時の重視点
・ 自動車、モノの所有に対する意識
・ 自動車の個人所有にこだわらない理由(自由記述回答)
・ 消費・モノに対する意識
・ 男女の恋愛における意識  など


※プレスリリースは、こちらからダウンロードいただけます。
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<関連調査>
・「男性の美容」 に関する調査 (2009年2月)
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・「自動車」に関する調査 (2007年2月)
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<Yahoo!リサーチ テーマ別ソリューションのご紹介>
評価グリッド法(R):リンク
セグメンテーション :リンク
生活者行動分析   :リンク
上記以外にも、マーケティング課題やプロセスに応じた多彩な
ソリューション、調査・分析手法をご用意しています。


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◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
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「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企
業の成長に貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使命で
す。ヤフーバリューインサイト株式会社は、マーケティングリサー
チのリーディングカンパニーとして、国内最大級かつ高品質な調査
パネルを基盤に、インターネットリサーチから従来型手法まで、豊
富なリサーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブランド
共同運営を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充実、イン
ターネットにおけるノウハウやインターネット利用動向の活用、そ
してマーケティングテクノロジーの研究・開発を続け、これまでに
ないサービスや価値を提供してまいります。

会社名    :ヤフーバリューインサイト株式会社
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所在地    :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
        TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金    :7億円
代表者    :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容   :・マーケティングリサーチ事業
        ・データ解析事業
        ・マーケティングコンサルティング事業
        ・生活者情報データ・コンテンツ事業
         [C-NEWS] リンク        
所属団体   :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
        ・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
        ・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
        ・日本行動計量学会
        ・日本消費者行動研究学会(JACS)
        ・日本マーケティング・サイエンス学会(JIMS)


本件に関するお問い合わせ
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ヤフーバリューインサイト株式会社
マーケティングコミュ二ケーション室 広報

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TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969

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本リリースの調査結果を引用される際は、必ずクレジットを明記
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例)「 Yahoo!リサーチ調べ」「Yahoo!リサーチの調査によると・・・」
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