IDCフロンティア、営業力、経営力強化の鍵を握る分析基盤にDr.Sum EAを採用

グラフや数値をクリックして詳細分析する使いやすさで社内トレーニング不要、経営層、経営企画、営業、サポートの広範なユーザーが、より的確な経営判断や計画策定で活用

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、Yahoo! JAPAN グループのデータセンター事業者である株式会社IDCフロンティア(以下 IDCフロンティア、本社:東京都新宿区)が、経営層、経営企画、営業、営業サポートの担当者向けに構築した分析基盤に、データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を採用し、2008年末に本格稼動を開始したことをお知らせいたします。


 IDCフロンティアの分析基盤は、担当者が情報システム部門のサポートを受けながら、Excelを使って手動で行なっていたデータ集計、レポート作成の作業を、元データの取得から集計までを現場担当者だけでなく、経営層も含めたより幅広いユーザー層で行なえることを目指して構築されました。その分析基盤で「Dr.Sum EA」は、システム全体で約1300万件、日次で取り込まれるオーダー情報1日130 件以上というボリュームのデータを基に、営業現場に対しては、Datalizer for Web およびDatalizer for Excelを使って「案件進捗状況」「売上予実対比」「売上見通し」を単月・累計で確認できるレポート、経営層に対しては、Visualizerを利用して経営指標の把握に必要なP/L計画指標など5~6種類の専用レポートを、Datalizerによる営業現場向けのレポート共に提供しています。特に、経営層では、グラフによる直感的な数値把握だけでなく、項目別の詳細な数値確認のために画面上でドリルダウンを行う、現場並の利用環境を実現することに成功しています。


 分析基盤構築の取組は、IDCフロンティアが「国際デジタル通信企画」(1986年設立)を出発点に、数々のデータセンター事業者/インターネットサービス企業との合併・統合によって形作られた複数が並存するシステムを見直し、統一するところから始まっています。より迅速かつ的確な経営判断に不可欠という判断によるもので、改革プランに沿って段階的に進められました。第一段階の契約管理システムとSFAシステムの導入、第二段階の顧客管理システム、データセンターの運用管理システムの統合に続き、第三段階の分析基盤は、2007年4月に開発に着手しています。
 分析基盤を構成するツール類の選定にあたっては、「エンドユーザー自身が容易に集計でき、元データの取得も簡単にできる仕組み」を掲げ、3つのフェーズで様々な製品を評価し、絞込んでいきました。第1フェーズでは、国内で流通するるBI ツール全製品に対して信頼性、機能の充足性、価格について検討、第2フェーズでは、OLAP 機能の有無や集計軸の柔軟性、操作容易性、レポーティング機能など約20 項目に加え、詳細な機能要件を洗い出してチェックし、最終フェーズに残った2 製品を検討した結果、選択されたものが「Dr .Sum EA」であり、その評価は次のとおりです。


・集計軸の柔軟性
・エンドユーザーにおける操作容易性
・機能と価格のバランスの良さ


 こうして2007年6月にDr.Sum EAの導入を開始、2007年末の仮稼働の段階では、データ連携ツール間のパフォーマンスを上げるため、ウイングアークテクノロジーズから紹介されたSI 企業の技術者とチューニングを行い、2008年末に本稼働を開始しました。経過については、グラフや数値をクリックすれば、詳細分析ができるという使いやすさにより、社内トレーニングを行うこともなく経営層、経営企画、営業、営業サポートの担当者共に、より的確な経営判断や計画策定に役立てているということです。今後については、データセンターの運用管理システムの数値と営業データを組み合わせ、サービス品質の向上や実績管理を目指すと共に、集計レポートの種類を増やし、より戦略性に優れたビジネスの推進に活かしていく計画です。
 なお、IDCフロンティアのDr.Sum EA導入事例詳細については以下URLをご参照ください。
 リンク


[株式会社IDCフロンティアについて]
URL:www.idcf.jp
設立:2009 年2月
所在地:東京都新宿区
事業内容:IDC フロンティアは、日本のビジネスシーンの発展と活性化を支える情報技術基盤を提供しています。長年の経験で培った高信頼データセンターを全国9ヵ所で運用しており、SaaS/PaaS/HaaS に代表される高付加価値サービスの開発と提供に取り組み、ビジネスユーザーのクラウドコンピューティングやオープンプラットフォームの利活用を推進します。


[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サービス、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「StraForm」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化


[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:83億円(2008年2月期)
従業員数:185名(2009年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL:リンク


<製品に関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701  
E-mail:drsum@wingarc.co.jp


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