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上智大学、マシン開発にPTC(R) Pro/ENGINEER(R)を全面活用し全日本学生フォーミュラ大会連覇

Pro/ENGINEERのトップダウン設計手法でチーム設計を効率化 解析機能を駆使し、基本に忠実な設計を実現

【2009年4月22日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、会長 兼CEO:リチャード・ハリソン)の日本法人PTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区)は、上智大学のSAEフォーミュラレーシングチーム「ソフィアレーシング」が、2006年、2007年、2008年に、国内大会においてFormula SAE史上初となる3連覇を果たし、さらに2008年の世界大会ではアジア勢で初となる総合3位に入賞したことに触れ、2005年に導入されたPTCの3次元CAD/CAM/CAEソフトウェアPro/ENGINEERがレーシングカーの設計に全面活用され、好成績に大きく貢献していると発表しました。

Formula SAEはアメリカ自動車技術会(Society of Automotive Engineers)主催の学生自動車技術教育競技会で、1981年のアメリカ大会以来、世界各地で開催されています。競技は「動的審査」と「静的審査」で評価されることからマシンの総合的なクオリティの高さが要求されます。「動的審査」では動力性能と旋回性能が審査されます。「静的審査」ではマシン1台の製造コストとその過程でかかる製作コストなどのコスト分析、革新性を審査するデザイン評価、車両開発におけるプレゼンテーションが審査されます。1車両25,000ドル以下で1日4台の生産が可能であること、という要件があることも特徴のひとつです。

マシン開発で高い技術力を示すソフィアレーシングは、クレイモデルのスケッチからパワートレイン、シャシー、エアロダイナミクスの設計、金型、製造まで全工程にわたりPro/ENGINEERを活用しています。基本テーマを「基本に忠実な設計」とし、低重心化、高出力化、応力解析、空力解析への取り組み全てにPro/ENGINEERの強みが活かされました。

マシンのエアロダイナミクス向上および低重心化を図るため、パラメトリック修正機能を活用し、アップライトの剛性強化ではPro/ENGINEER Mechanica(R)による応力解析を活用しました。シャシー設計では剛性を確保することが課題でしたが、Pro/ENGINEERの解析モジュールを駆使し、すべての部品にFEM解析を実行しました。またカウリング設計では、Pro/ENGINEERのサーフェス機能や反射解析が活かされました。

上智大学理工学部で教鞭を執り、ソフィアレーシングの指導にあたる鈴木隆准教授は、「上智大学理工学部機能創造理工学科では2年次からPro/ENGINEERを必須カリキュラムとして取り入れております。Pro/ENGINEERは機能豊富で使いやすく、学生がものづくりを学ぶには最適のツールです。トップダウン設計の実現とチーム設計の作業効率の向上を実現させています。それがソフィアレーシングマシン開発の特徴となっています」と述べています。

「今回ソフィアレーシングが収めた快挙は学生たちの才能のみならず、受賞したレーシングカーの開発にPro/ENGINEERの強力な機能を活用した彼らの実力が発揮されたものといえます。ソフィアレーシングがPro/ENGINEERによりレーシングカーの設計および開発を行い勝利を収めたことを喜ばしく思うと同時に、学生たちの成功を祝福したいと思います」と、PTCプロダクトマネジメント部門シニアバイスプレジデントのマイケル・キャンベル(Michael Campbell)は述べています。

上智大学はPTCのプラチナ販売代理店である株式会社理経を通じ、Pro/ENGINEERを導入しています。

* 上智大学ソフィアレーシングカーの画像および設計スクリーンショットは、以下URLにてご参照いただけます。

■日本大会優勝車両:2008年 第6回全日本学生フォーミュラ大会にて撮影
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■ハブ / ブレーキディスク応力解析:ハブ・ブレーキディスク・フローティングピンをアセンブリし、応力解析している
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■アップライト応力解析:ブレーキング・コーナリング等の複数の状況を想定し、応力解析している
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■SR07 CAD – 1:2008年度車両 SR07 アンダートレイとリアウイングが特徴
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■SR07 CAD – 2:魅力的なボディワークとなるよう検討している
全ての部品をアセンブリすることで、部品の干渉を未然に防いでいる
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上智大学・ソフィアレーシングについて
上智大学は1913年創設の日本国内で屈指のカトリック系私立大学。
2000年(社)自動車技術会関東支部学生自動車研究会の合同チーム「チーム・チャレンジニッポン」として初めてFormula-SAEに参加。2001年5月に上智大学の単独チームとして「ソフィアレーシング」を発足し、日本の技術を世界に発信するという思いを込め「Prove to the world ~ 真価の証明」をコンセプトに活動。日本の参戦チームの中で唯一リアウイングを導入、ユニークデザイン特別賞やグッドフレームデザイン賞などの特別賞も受賞。
上智大学Webサイト: リンク
ソフィアレーシングWebサイト: リンク


PTCの学校教育分野向けプログラムについて
PTCの学校教育分野向けプログラムは、次世代の技術分野における成功を支援する、教育者向けのソリューションです。PTCは中等教育から大学教育にいたる世界中の教育者にソフトウェアを提供することで、最良の製品開発における教育を学生に提供しています。学校教育分野向けプログラムは、伸び続ける設計者志望の学生数に備え、批判的思考法や多次元的な問題解決のスキルを向上させる近年の技術リテラシーの傾向に準じたプログラムです。

PTCについて
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品開発におけるグローバル化、市場投入時間の短縮、業務効率の追求など、製造業における企業の個々の課題に対応するソフトウェアとサービスを提供しています。重工業、電子・ハイテク、航空宇宙・防衛、自動車、消費財、医療産業においてPTCのCADソフトウェア、コンテンツ管理およびプロセス管理ソリューションを活用することにより、企業は主要な経営目標の達成ならびに顧客ニーズと業界法令基準双方に適合する革新的な製品開発の実現を可能にしています。

PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシットモデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内5事業拠点。Webサイト: リンク

* PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Pro/ENGINEER、Mechanica、CoCreate、Arbortext、Mathcad、ProductViewなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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http://www.ptc.com
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