不況の影響で2009年の出荷数が20%下落する携帯電話産業

米国の調査会社インスタット社は出版レポート「世界の携帯電話市場調査:加入者数、端末出荷台数、2013年までの予測 - Worldwide Cellular Subscription and Handset 5-Year Forecast」のプレスリリースにおいて、2008年に加入者数は19.3%成長したが、2009年には半減の8.9%に、2010年には6.3%に下落し、また2009年の世界の携帯電話出荷数は、2008年に比べて20.5%減少するという予測結果を発表しました。

【プレスリリース日本語訳】
世界的な景気後退下において、携帯電話の出荷数と加入者数は今は現状維持を続けているが、モバイル産業の今後の見通しは厳しいだろうと、米国調査会社インスタット社は報告する。携帯電話の販売数と加入者数は順調だろうが、その中でも不況の影響は出荷数よりは加入者数のほうがましだろうと見ている。

「失業している人々は携帯電話の買い替えを控えるだろうし、企業は雇用者の携帯電話加入料金を支払わないだろう。既存加入者もまた、今まで使っていた携帯電話で"間に合わせ"ても構わないと思っている。無線産業が成熟し、携帯電話販売はほとんどが買換え需要であるために、非常に不況の影響を受けやすい」とインスタット社のアナリストAllen Nogee氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 2008年に加入者数は19.3%成長したが、2009年には半減の8.9%に、2010年には6.3%に下落するだろう
■ 2009年の世界の携帯電話出荷数は、2008年に比べて20.5%減少するとインスタット社は予測している
■ 出荷数の力強い成長が回復するのは2011年で、9.6%の成長が予測される
■ 中東とアフリカのWCDMA/HSPA/HSPA+加入者数は、2013年までに7520万となるだろう
■ アジア太平洋地域におけるSC-SCDMA加入者数は、2009年から2013年に10倍に増加するだろう

インスタット社の調査レポート「世界の携帯電話市場調査:加入者数、端末出荷台数、2013年までの予測 - Worldwide Cellular Subscription and Handset 5-Year Forecast」は、携帯電話と加入者数の世界市場を調査している。世界の携帯電話加入者数と出荷数の2013年までの予測と、地域毎、技術毎の予測を記載している。

【調査レポート】
世界の携帯電話市場調査:加入者数、端末出荷台数、2013年までの予測
Worldwide Cellular Subscription and Handset 5-Year Forecast
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インスタット (In-Stat)について
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