カメラ機能付きの携帯電話やPCが推進するイメージセンサ市場

米国の調査会社インスタット社は出版レポート「イメージセンサ市場調査 2009年:市場概況、サプライヤ情報、主要アプリケーション別2013年までの予測 - Image Sensors 2009: Camera Phones Continue to Dominate Shipments Worldwide」のプレスリリースにおいて、カメラ付き携帯電話は、2008年のエリアアレイイメージセンサの出荷数の約81%を占め、2013年まではわずかに縮小するにとどまるという予測結果を発表しました。

【プレスリリース日本語訳】
携帯電話とカメラ機能付きのノートPCへの採用がますます進み、エリアアレイイメージセンサ市場の成長を促進していると、米国調査会社インスタット社は報告する。世界のカメラ付き携帯電話に搭載されるイメージセンサの出荷数は増加し続けており、その多くはアジア市場でのデュアルカメラ携帯電話の普及によるものである。このような携帯電話は、従来のオートフォーカスカメラ機能と、内向きのビデオカムコーダやビデオコンファレンス用の双方向カメラの2つを備えている。

世界のイメージセンサ出荷数予測のグラフは下記のとおり。

また、イメージセンサの新しい有望なアプリケーションもある。「カメラ機能付きのPCの現在の市場は小さいが、2011年にはイメージセンサの2番目に大きいアプリケーションになり、デジタルスチールカメラを凌ぐだろう。数年前に、デスクトップとラップトップコンピュータにカメラを組み入れたのは、Appleだけだった。2008年には、ほとんどすべての主要なPCメーカーが、モバイルPCにPCカメラを搭載した」とインスタット社のアナリストBrian O'Rourke氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ カメラ付き携帯電話は、2008年のエリアアレイイメージセンサの出荷数の約81%を占め、2013年まではわずかに縮小するだけだろうと予測している
■ その他の主要なアプリケーションは、デジタルスチールカメラ、カムコーダ、防犯カメラ、ウェブカメラ、消費者向けのIPカメラ、カメラ機能付きのPC、カメラ内蔵LCDモニター、おもちゃ、自動車などである
■ CMOSセンサは、2008年のイメージセンサ出荷数の87%以上のシェアを占めた
■ CMOSは、2013年に防犯カメライメージセンサの62%を占めるだろう
■ CMOSはデジタルスチールカメラに浸透するものの、2013年まではCCDを上回ることはないだろう
この市場の多くの競争企業には、Aptina、MagnaChip、OmniVision Technologies、シャープ、ソニー、パナソニックがある

インスタット社の調査レポート「イメージセンサ市場調査 2009年:市場概況、サプライヤ情報、主要アプリケーション別2013年までの予測 - Image Sensors 2009: Camera Phones Continue to Dominate Shipments Worldwide」は、世界のイメージセンサ市場を調査した。2013年までの世界のCMOSとCCDセンサの出荷数予測、2013年までの世界の製品カテゴリー毎のイメージセンサ予測、様々なセンサーアプリケーション市場分析、イメージセンササプライヤのプロフィールを記載している。


【調査レポート】
イメージセンサ市場調査 2009年:市場概況、サプライヤ情報、主要アプリケーション別2013年までの予測
Image Sensors 2009: Camera Phones Continue to Dominate Shipments Worldwide
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インスタット (In-Stat)について
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このプレスリリースの付帯情報

Worldwide Area Image Sensor Shipments

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