【プレスリリース日本語訳】
複合マルチメディアアプリケーションの需要が上昇し、携帯電話メーカーはより「スマート」で高度に個人需要に則したモバイルデバイスの設計を迫られている。
英国調査会社ジュニパーリサーチ社の調査レポート「スマートフォン市場調査:次世代の端末、ビジネスチャンス、2013年までの市場予測 - Next Generation Smartphones」 は、いわゆる「スマートフォン」が、2013年には携帯電話の新規発売の23%を占めるだろうと予測している。オンラインのアプリケーションストアが専門 のアプリケーションを販売しており、それぞれのユーザの需要にあったデバイスが作れることから、スマートフォンへの関心が高まった。
ベンダーはアプリケーションストアモデルを採用
発売後5ヶ月で、iPhoneユーザが3億のアプリケーションをダウンロードしたという、AppleのApp Storeの大きな成功は、スマートフォンは、一般的なユーザが、Web 2.0カルチャーの中で様々な用途をこなせるライフスタイルを実現するツールとして完成したいと熱望していることを示している。App Storeは市場に一番乗りしたわけではなかったが、その高い視点と使いやすさが、Nokia、RIM、Googleなどの企業のアプリケーション市場へ の参入を促した。
この調査レポートの著者Andrew Kitson氏は、「ベンダがOSを公開すれば、携帯電話は、パーソナライズされたインターネット中心のモバイルコンピュータへの変化に弾みがつくだろう。このように、ユーザには、どのように周囲と対話するかということや、デバイスが形状や機能を変化させていく過程によって、非直接的な影響力をもつ。ま もなく、携帯電話の新製品の主流は、スマートフォンになるだろう」と語る。
その他の調査結果は、下記の通り。
■ 2013年のスマートフォンの年間販売数は約3億台
■ ミッドレンジの端末は、購買者に対して競争力がなく、スマートフォンの価格が下がってくれば、不況下にあってもスマートフォンは依然として堅調だろう。また、ユーザーもハイエンドの端末を買うことで利益を得られると信じている
■ デバイスメーカーは、端末の利益が下がったため、ネットワークオペレータが高価格のコンテンツによるサービス提供から得る利益にも関心を持っている
【調査レポート】
スマートフォン市場調査:次世代の端末、ビジネスチャンス、2013年までの市場予測
Next Generation Smartphones
Players, Opportunities & Forecasts 2008-2013
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