3G-4Gは2013年までに世界の無線加入者の30%を占める

米国の調査会社インスタット社は出版レポート「世界の3G/4G普及と加入者数の追跡調査 2008年第4四半期 - 4Q08 3G/4G Deployment & Subscriptions Database」のプレスリリースにおいて、2013年末には、3Gと4Gの加入者の割合は30%に到達するという予測結果を発表しました。

【プレスリリース日本語訳】
2008年末には、世界の無線加入者の11%が3Gだった。2013年末には、3Gと4Gの加入者の割合は30%に到達するだろうと、米国調査会社インスタット社は報告する。この傾向は、2008年第4四半期の無線インフラ契約実績を反映している。

HSPAとLTEの成長に伴い、今後2年間で、WiMAXも自己主張しなくてはならなくなる。インスタット社は、モバイルWiMAXは、固定ブロードバンドネットワークが未発達な新興諸国や遠隔地で普及するだろうと予測している。モバイルWiMAXが既存の3Gセルラーや固定ブロードバンドネットワークと競合するか否かは不明である。

「景気後退に直面し、オペレータが採用を減らしても、契約実績からみるとWiMAX展開は活発である。Alcatel-Lucent、Alvarion、Motorola、SamsungなどのWiMAX機器に注力する企業は、この傾向から利益を得ている。Cisco、Huawei、ZTEなどのベンダは様子を伺っている」とインスタット社のアナリストDaryl Schoolar氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 802.16 e(WiMAXのモバイル規格)は、主に固定とノマディックサービスのために採用された。モバイルデータアプリケーションの802.16eを擁するClearwire、Korea Telecom、日本のUQ等は数少ない例外である
■ 2008年第4四半期には132件の採用の発表があった。HSPAが95件、WCDMAが18件、モバイルWiMAXが12件、CDMA EV-DOが6件、TD SCDMAが1件だった
■ 過去の数四半期の契約実績から、インスタット社は、WiMAXやHSPAの新しいネットワーク展開を、またWCDMAとCDMA EV-DO機器の大きな減速を予測している

インスタット社の調査レポート「世界の3G/4G普及と加入者数の追跡調査 2008年第4四半期 - 4Q08 3G/4G Deployment & Subscriptions Database」は、モバイルWiMAX、HSPA、EV-DO、LTE、今後の4G技術の世界市場の採用と加入を調査している。セルラーとモバイルWiMAX加入の5年間予測、2002年から現在までの技術と地域毎の世界のインフラ採用、2007-2008年の技術と地域毎の世界の契約実績を記載している。

【調査レポート】
世界の3G/4G普及と加入者数の追跡調査 2008年第4四半期
4Q08 3G/4G Deployment & Subscriptions Database
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