logo

唐山軌道客車有限責任公司(TRV)がPTC(R)の製品開発システム(PDS)を活用しデータ精度と設計効率を改善

Windchill(R)の導入で製品開発とERPとの連携を実現

【2009年3月5日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、社長兼CEO: リチャード・ハリソン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、社長:井上 公夫)は、中国北方機車工業集団公司(CNR)の子会社である唐山軌道客車有限責任公司(Tangshan Railway Vehicles Co. Ltd : TRV)が、PTCの設計コラボレーション・管理プラットフォーム「Windchill」と3次元CAD/CAM/CAEソリューション「Pro/ENGINEER(R)」で構成される「PTC製品開発システム(PDS)」を導入し、設計精度と設計効率の大幅な改善に成功したとの米PTCの発表を明らかにしました。

TRVは中国初の鉄道車両メーカーとして、鉄道および都市輸送システムの客車車両を開発・製造しており、近年、世界トップクラスの高速列車製造技術を数多く中国に導入しました。現在、TRVが製造する最高時速350kmのCRH3型高速列車が北京-天津間を走っており、中国における列車最高速度記録を更新しています。またCRH3型車両は北京-上海間の高速鉄道の主要車両として、同ルートにまもなく導入される予定です。

TRVでは製品設計の複雑化に対応するため、設計・製造をデジタルで実現するためのシステム・プラットフォームを必要としていました。PTCの製品開発システム(PDS)を導入したことで、分散した社内外事業所間でのコラボレーションが可能になり、データ収集、製品情報、設計・製造データの一元管理が実現しました。さらに、Windchillで複数の機械CAD・電気CADアプリケーション、デスクトップアプリケーション、SAP社のERP(Enterprise Resource Planning: 統合基幹業務パッケージ)システムなどをシームレスに連携させ、データ精度や設計効率を大幅に向上させています。これまで個別に運用されていた設計・製造データ管理用プラットフォームの3次元設計データを統合することで、TRVは製品開発プロセスを改善することに成功しました。またPTCの製品開発システム(PDS)を利用し、長春軌道客車との列車開発プロジェクトで同期設計・開発も実現しました。

PTCのゴールド販売代理店であるBPLead社は、業務プロセスの最適化や管理に関するコンサルティングサービス等を提供し、TRVが鉄道車両製造に特化した要件に対処できるよう配慮しました。イノベーション機能をさらに高め、ますます複雑化する設計要件に対応するため、TRVでは高速列車の開発に統合設計・管理プラットフォームの採用を決定しました。

TRVのIT部門の責任者であるソン・ユービン(Song Yubin)氏は、「PTCの製品開発システム(PDS)とBPLeadの高い専門性を提供するサービスのおかげで、TRVはデジタル設計・製造プラットフォームを確立することができました。ERPシステムへの正確な設計データ転送により、設計、製造、情報管理機能が大幅に向上しました。本プロジェクトは中国北方機車工業集団公司(CNR)にとって同期設計・開発プロセスおよびデジタル製造における新たな良い事例となりました」と述べています。

PTCのワールドワイドセールス部門バイスプレジデントであるロバート・コーシス(Robert Kocis)は、「短期間で高品質な製品を開発するという国際市場競争におけるプレッシャーへの対応を中国の製造企業も余儀なくされてきているため、あらゆるリソースを最大限に活用しているか、開発プロセスを継続的に評価し確認しなければなりません。TRV社は、PTCの製品開発システム(PDS)の導入により、部門間コラボレーションの改善やデータ精度の向上、ERPソリューションとの連携を通じて開発プロセス全体の効率をアップさせる全社PLMを構築することができたのです」と述べています。


TRVについて
中国北方機車工業集団公司(CNR)のグループ企業であるTRV(旧社名「唐山機車工業集団公司」)は1881年に創立された会社で、中国初の蒸気機関車「ロケット」を製造し、中国の鉄道輸送設備製造の基礎を築いた会社として広く認識されています。現在同社が製造する製品には、時速300kmの高速列車、鉄道客車(25G、25T)、都市輸送車両(地下鉄、軽軌条鉄道)、特別車両(軍用車両、傾斜車両、リニアモーターカー)などがあります。またTRVは現在、シーメンス輸送システムグループ(TS)と共同で、時速350kmの高速列車を生産しています。同社は「中国最初の革新的先進企業103社」の1社に選定されています。

PTCについて
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品開発におけるグローバル化、市場投入時間の短縮、業務効率の追求など、製造業における企業の個々の課題に対応するソフトウェアとサービスを提供しています。重工業、電子・ハイテク、航空宇宙・防衛、自動車、消費財、医療産業においてPTCのCADソフトウェア、コンテンツ管理およびプロセス管理ソリューションを活用することにより、企業は主要な経営目標の達成ならびに顧客ニーズと業界法令基準双方に適合する革新的な製品開発の実現を可能にしています。

PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区、社長:井上 公夫)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシットモデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内5事業拠点。
Webサイト: リンク


* PTCの社名、ロゴマークおよびPro/ENGINEER、Windchill、CoCreate、Arbortext、Mathcad、ProductViewなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

関連情報
http://www.ptc.com
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。