Kingston、2種類の高性能SSDでSSD市場に新規参入

「SSDNow E Series」は、エンタープライズ向けに設計され、IOPS(Input and Output Per Second)*が極めて高速であり、メモリシステムの性能を向上させることで高い投資利益率を実現します。高性能のIOPSにより、HDDに比べて必要なドライブ数を少なく済ませるため、企業のサーバー環境に大きな省エネ効果をもたらします。
* 1秒間に可能なI/O（リード/ライトの処理）の回数を表すもので、数値が高くなるほど処理能力が高くなります。

「SSDNow M Series」は、高性能を追求するパワーユーザー（出張の多いビジネスマンなど）向けに設計され、「SSDNow E Series」と同じく高いIOPS性能でパフォーマンス向上を実現します。システムの立ち上げ時間やアプリケーションのロード時間の短縮によりモバイル・ユーザーの生産性の向上や使い勝手の改善に大きな効果を持ちます。

同製品は標準のSATA (Serial Advanced Technology Attachment)ハードディスク・ドライブ・インターフェイスを使用していますが、HDDとは異なり可動部分がないため、衝撃や苛酷な環境下での使用も可能にします。また、ドライブの故障を予見してユーザーに通知するS.M.A.R.T (Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)を搭載しています。同製品は3年間の保証と無料テクニカル・サポートつきで提供されます。

当社でアジア太平洋地域フラッシュ・メモリ製品マネージャを務めるネイサン・スー(Nathan Su)は「我々は「SSDNow E Series」と「SSDNow M Series」でSSD市場に参入することに興奮を覚えています。Kingstonの卓越した物流システムに乗せた世界最高速のSSDと定評ある顧客サービスの組み合わせはこの新規参入市場でも我々を成功に導くものと確信しています。我々が初めて提供するこれら2系統のSSDシリーズの性能は極めて高いため、我々の企業ユーザーはこれらの製品を企業サーバーやノートブックPCに使用するのを歓迎することでしょう。」と語っています。



【「SSDNow E Series」の主な特長と仕様】
・速度： 読み出し 250MB/sec、書き込み 170MB/sec
・容量**： 32GB
・寸法： 69.85mm x 100mm x 7mm
・フォームファクタ： 2.5"
・インターフェイス： SATA 1.5 Gb/sec. 及び 3.0 Gb/sec.
・保存温度範囲： -55℃～95℃
・動作温度範囲： 0℃～70℃
・重量： 80g (+/- 2g)
・IOPS： ランダム4K 読み出し35K、ランダム4K書き込み3.3K
・耐振動性（動作時）： 2.17 G (7–800Hz)
・耐振動姓（非動作時）： 3.13 G (10–500Hz)
・消費電力***： 動作時 2.4 W(TYP)、待機時 0.06 W(TYP)
・寿命： MTBF-200万時間
・耐衝撃性： 1,000 G/0.5 msec(動作時及び非動作時）
・耐久性： 機械的な可動部品がないため、より過酷な環境にも対応可能
・保証： 3年間の保証と無料テクニカル・サポートつき


【「SSDNow M Series」の主な特長と仕様】
・速度： 読み出し 250MB/sec、書き込み 70MB/sec
・容量**： 80GB
・寸法： 69.85mm x 100mm x 9.5mm
・フォームファクタ： 2.5"
・インターフェイス： SATA 1.5 Gb/sec. and 3.0 Gb/sec.
・保存温度範囲： -55℃ ～ 95℃
・動作温度範囲： 0℃ ～ 70℃
・重量： 86g (+/- 2g)
・耐振動性（動作時）： 2.17 G (7–800Hz)
・耐振動姓（非動作時）： 3.13 G (10–500Hz)
・消費電力***： 動作時0.15 W(TYP)、待機時0.06 W(TYP)
・寿命： MTBF-120万時間
・耐衝撃性： 1,000 G/0.5 msec(動作時及び非動作時）
・耐久性：機械的な可動部品がないため、より過酷な環境にも対応可能
・保証： 3年間の保証と無料テクニカル・サポートつき

** 表示された容量の一部はフォーマッティングその他のために使用されるため、全部がデータ保存のために使用できる訳ではありません。詳細についてはKingston社のWebサイト上でkingston.com/Flash_Memory_Guide からFlash Memory Guideを参照してください。
*** IOメーターによる測定

同製品の詳細情報についてはWebサイトwww.kingston.com/japanをご参照ください。
また、ユーザー同士がKingston製品に関して情報交換できるサイト『Kingston Blog』（www.kingston-blog.com）でも同製品に関する情報が取得できます。