バッテリ駆動ネットワークに最適化された メッシュネットワークプロトコル「DigiMesh」を発表

ZigBee、802.15.4対応のXBee ワイヤレスモジュールに追加ラインナップ

ディジ インターナショナル株式会社(本社・東京都渋谷区、ジョー・ダンズモア代表取締役)は、本日、2.4GHzおよび900MHzのXBee組込みRFモジュールに適用する「DigiMesh」発表しました。

DigiMeshは、電池駆動のネットワーク向けに最適化された先進的なピア・ツー・ピア メッシュのネットワークプロトコルで、スリープモード対応ルータや密集したネットワークのサポートといった高度な機能でメッシュネットワークを簡単にします。また、DigiMeshは、既存のXBee ポイント・ツー・マルチポイントおよびZigBeeメッシュネットワークソリューションに加えて、Digiの包括的なドロップ・イン ネットワーク製品ラインとして提供されるものです。


「DigiMeshは、優れたネットワークの性能および、配備の容易さとスケーラビリティを併せ持ちます。本製品は、無線センサネットワーク、ビルオートメーション、タンク監視のような電池駆動するネットワークが要求されるアプリケーションにおいて、他のメッシュネットワーキングプロトコルの特有な制限を克服するように設計されたものです」と、Digi Internationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長のラリー・クラフトは話しています。


DigiMeshは、さまざまなDigi製品で展開可能なピア・ツー・ピアのメッシュプロトコルです。他のメッシュアーキテクチャにおいては、デバイスはしばしば、交通整理機能を提供するペアレントルータとセンサなどのエンドデバイスの親子関係に分類されます。これらのルータは、しばしばスリープ状態に入れず、したがって電源のコンセントに繋がなければなりません。DigiMeshでは、こうした親子関係のアーキテクチャはありません。すべてのデバイスは節電のためにスリープ状態を実行することができ、そしてすべてデバイスは、同時にルータとエンドデバイスになることができます。これは、管理されるセンサやデバイスが電源ソースから遠く、バッテリやパワーハーベスト・テクノロジの使用を必要とする状況にとっては特に重要です。このデバイスタイプアーキテクチャは、スケーラビリティを改善すると同時に、アプリケーション開発や展開を単純化します。


DigiMeshは、IEEE 802.15.4、ZigBee-PRO機能セット、複数の独自のロングレンジプロトコルといった他のXBeeプロトコルに新たに加わるものです。DigiMeshは現在、900MHz拡張レンジおよび国際的に展開可能な2.4GHzのXBeeモジュールで利用可能です。2008年の第4四半期には、XBeeアダプタ、ネットワークエクステンダ、ゲートウェイを含むDigiのドロップ・イン ネットワークソリューション全体でも利用できるようになります。こうした製品拡張性により、カスタマは自社のアプリケーションに最適なハードウェアソリューションを合わせることができ、DigiMeshネットワーク機能によりそれを強化できます。


DigiMesh の2.4GHz XBee開発キットは、189ドルのプロモーション価格(メーカ希望小売価格269ドル)、900MHzのXBee開発キットはプロモーション価格199ドル(同299ドル)でそれぞれ提供します。DigiMeshの詳細については、リンクをご覧ください。ドロップ・イン ネットワークについては、リンクをご覧ください。


■10/7の「Digi Wireless Technology Forum Yokohama」でDigiMeshを紹介


当社は、10月7日(火)に新横浜で開催する「Digi Wireless Technology Forum Yokohama」で、「DigiMesh」を紹介します。このフォーラムはワイヤレステクノロジに関する最新動向や最先端技術を講演やデモで紹介する受講無料のイベントです。フォーラムの詳細は、こちらをご覧ください。
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