<調査概要>
多くの食品には賞味期限や消費期限が設けられているが、それと同じように
「薬」にも、適正に使用するための期限が設けられている。この「薬の使用
期限」を意識している人は果たしてどのくらいなのか、20代~40代を中心と
するネットユーザー男女417名の回答を集計した。
「家に市販されている常備薬はあるか」聞いたところ、85.6%が「ある」と
回答。性別では男性83.9%、女性87.4%で、3.5ポイントの差。年代別ではい
ずれも80%を超えたが、20代がやや低く80.8%となった(30代87.6%、40代
87.2%)。
「自宅にある薬、もしくは購入した薬の使用期限」について、「把握してい
る」とした人は26.9%。一方で「把握していない」人は71.2%にのぼり、
「期限があることを知らなかった」も1.9%存在した。「把握していない」は
男性と20代、30代で7割を超え、それぞれ74.9%、74.0%、71.3%。「期限を
知らなかった」人は女性(1.0%)よりも男性(2.8%)に多く、年代別では
20代(4.1%)がやや多かった(30代1.5%、40代0.9%)。期限を過ぎて腐敗
する食品とは違い、期限切れの症状が目に見えて分かりにくいことが、薬の
使用期限に対する意識が低い原因とも考えられる。
「病院で医者から処方された薬」では「期限を把握していない」が69.1%で、
市販の常備薬の場合と大きな差はなし。しかし「期限があることを知らなかっ
た」とした人は、常備薬のときよりも3.6ポイント高い5.5%。性別では「期
限を知らなかった」男性が女性の3倍以上(男性8.5%、女性2.4%)となり、
年代別では20代の1割近くにあたる9.6%が、処方薬に期限があることを知ら
なかった。また40代だけを見ると、常備薬の場合に67.9%だった「把握して
いない」率が、処方薬では73.4%と5.5ポイント上昇した。症状が改善するま
でに飲みきってしまうから気にしないのか、あるいは外袋から出して期限が
分からなくなったのか、もしかすると『病院の薬だから安心』という思い込
みがあるのかも知れない。
<調査データ>
自宅にある薬、もしくは購入した薬の使用期限はいつまでか把握しています
か?(n=417)
全体 男性 女性 20代 30代 40代 その他
把握している
26.9% 22.3% 31.6% 21.9% 27.2% 31.2% 21.2%
把握していない
71.2% 74.9% 67.5% 74.0% 71.3% 67.9% 75.8%
期限があることを知らなかった
1.9% 2.8% 1.0% 4.1% 1.5% 0.9% 3.0%
※小数点第二位以下四捨五入
・あなたの家に市販されている常備薬はありますか?
・病院で医者から処方された薬に関して、使用期限はいつまでか把握してい
ますか?
など
※男女別、年代別に集計
詳しくはWEBをご確認下さい。
<調査概要>
有効回答数:417名
調査日:2008年8月25日~26日
男女比:男性:50.6% 女性:49.4%
年代比:20代:17.5% 30代:48.4% 40代:26.1% その他:7.9%
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「薬の使用期限に関する意識調査」
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